教育プランナーブログ

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好評の大学受験シリーズも残すは社会科のみです。2回に渡り、各教科のポイントを示しますので参考にして下さい。

 

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世界史B

世界史では、大問が4問、小問が36問出題されます。正誤問題が7割前後を占め、あとの3割は空欄補充問題や年代整序問題です。

「横のつながり」を問う問題が多いので、政治史・文化・社会・経済に関連する事柄をまとめて押さえましょう。また、平成23年度は、文化史に関する問題数が増えていました。例えば、20世紀の文学ではロマン=ロランの「ジャン=クリストフ」が反ファシズム運動と関係があるなど、政治や経済と関連させて作者や作品名を覚えましょう。

 

日本史B

古代・中世・近世・近・現代から万遍なく出題されますが、比較的近・現代の出題比率が高く、例年40%程度を占めています。また、正誤問題の出題数が減少傾向にあるのと同時に、時代の流れを把握できているか問う問題が増加しています。特に近・現代のおおまかな流れと、関連事項は把握する必要があるでしょう。

また、時代ごとに日本がどのような政治的・社会的・経済的対応を取ったかをまとめておきましょう。

例えば、近代の始まりでは

「天保の改革(~1842)」→「ペリー来航(1853)」→「日米和親条約の締結・安政の改革(1854-55)」

 →「通商条約締結・尊王攘夷運動が高まる(1858-60)」→「大政奉還・江戸幕府滅亡(1867)」

という流れを押さえておきましょう。「水野忠邦による天保の改革のさなか、幕府がアヘン戦争での清敗北を受け・・・」という因果関係をまとめて覚えましょう。

また、史・資料問題は必出なので、教科書に載っているものは確実に押さえてください。

 

地理B

地理では、地図・グラフ・統計表など資料を使った問題が多く出題されます。また、地形図も必須です。

「自然環境」「産業」「都市」「人口」「現代社会の諸問題」「貿易・国際経済」「社会地域」の分野が頻出です。

時事問題を問われることもあるので、日頃から社会の動向に注意を向けておきましょう。

資料を読み取って分析する能力も問われるので、教科書や資料集の写真も確認しておきましょう。

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