教育プランナーブログ

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今回は英語、リスニングについてお届けします。

 

熊本県高校入試では毎年、リスニングは12点分出題されています。
リスニングで使われる英語は、基本的な単語で構成されており、難易度はさほど高くありません。

「聞くこと」が出来て、「適切な箇所をメモすること」が出来たら正解にたどり着けると思います。

  
出題傾向をまとめると、出題は3部構成になっており、問題文は2回読まれます。

出題形式は

①状況を説明した英文を聞いた後、質問に対する答えに適した絵を選ぶ。

②対話の後に質問が流れるので、その答えとして適切なものを記号で選ぶ。

③対話文を聞いて、その内容と同じ内容になるように空欄に適語を入れる。

  また、対話文の後に読まれる、内容に関する質問に英語で答える。

以上の様になっており、最後の③の部分はやや難易度があがります。

  

リスニングの対策は、単語力をつける事で向上します。

その際に「単語ではなく文章(例文)で覚える」という事を試してみて下さい。

英語を文章で暗記できるようになると、リスニングの精度は非常に向上します。

  

1つ文章を引用し説明します。

下記文章は平成23年度の高校入試で実際に出題された文章です。

 

Some people living near my house want to meet you and say hello to you.
 「私の家の近くに住んでいる人達があなたに会って挨拶したい」

 

これをリスニングで聞いた時、ほとんどの人は1語1語日本語訳を行い、

その後で日本語の順番に並べ替え、文章全体を理解しようとします。

Some people⇒人々 living⇒住んでいる  near⇒近く  my⇒私の  house⇒家

 want to⇒したい  meet you⇒会う  and⇒そして  say⇒言う  hello to you.⇒こんにちわ
⇒これを日本語に並び替え「私の家の近くに住んでいる人達があなたに会って挨拶したい」と訳す。

  

1語1語を追い、並び替える作業をする事で、まずスピードについていけなくなります。

考えている間に次の文章が読まれているのです。

これを文の塊に分けて考えると、

  

Some people  living near my house⇒私の家の近くに住んでいる人々 

 want to meet you⇒会いたい 

and say hello to you.⇒そして挨拶をしたい。

⇒ 「私の家の近くに住んでいる人達があなたに会って挨拶したい」

  

どうでしょうか。すっきり訳ができるイメージが湧くと思います。

練習を重ねる事で、より長い文章を文の塊で捉える事が出来るようになります。

この学習法は長文読解や英作文にも十分役立ちます。

この夏休みから「単語の暗記は文章で覚える」という事を始めてみましょう!

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