教育プランナーブログ

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今回は、熊本県高校入試の動向についてお届けしていきます。

 

熊本県の公立高校の入試制度昨年から変更されています。

 

■前期(特色)選抜

 一部の専門学科・コースのみで実施。学科試験なし。調査書・面接・小論文等を実施する。

■後期選抜

 通常の入試。調査書+学科試験(5科目250点満点)

 

この変更により、多くの普通科志望の方は、後期試験のみの受験となります。

従来の試験制度と比べると、受験機会が1回減ったことになります。

 

受験機会が1回減った事で、安全圏の高校を受験する動きが予想されましたが、

実際は志願倍率に大きな変動は出ていない状況です。

 

<主な高倍率の高校 過去3年間の動向>

            2009年度  2010年度  2011年度

熊本高校 普通科   1.42倍   1.58倍   1.62倍

済々黌高校 普通科  1.98倍   1.82倍   1.98倍

第二高校 普通科   1.86倍   1.80倍   1.84倍

第一高校 普通科   1.34倍   1.49倍   1.32倍

熊本北高校 普通科  1.61倍   1.78倍   1.63倍

東稜高校 普通科   1.47倍   1.51倍   1.75倍

 

東稜高校に増加傾向がありますが、他はほぼ横ばいです。

 

新入試制度は今年で2回目なので、どのような志願状況になるか予測がつきにくい面があります。

トライで受験生の皆さんと接する中では、熊高・済々に次ぐグループへの志願、

工業や商業系の高校への志願が増加しているように感じます。

 

11/1・2日には共通テストが実施され、この結果で大まかな志願状況が出てくると思います。

特に一発勝負となる普通科志望の方は、志望校の動向を注意深く見ながら

最後の対策を立てていくようにしましょう。

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