2013年10月15日
熊本県 大学入試の傾向と対策 ~数学編~
こんにちは。トライ熊本本部です。
今回は大学入試の傾向と対策(数学編)です。
センター試験での受験科目は数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・Bがあります。
今回はその傾向と対策についてお伝えします。
(1)数学Ⅰ・A
<傾向>
方程式と不等式、集合と論理、2次関数、図形と計量、平面図形、場合の数と確率などが狙われます。
前半の問題は教科書問題が並んでおります。後半は難しくなっておりますが、
基本的な内容がしっかりと身についておけば解ける問題が多いです。
<対策>
早めに基本を確実に理解し、問題演習を繰り返すことが必要です。
効率よく学習するには、いきなり入試レベルの問題に取り組むのではなく、
教科書の例題、練習問題、節末問題、章末問題レベルへと、少しずつステップアップしていくのが
一番の近道です。また、解法の暗記に頼るのではなく、公式や解法の原理をきちんと理解してから
先に進むような勉強を心がけましょう。
(2)数学Ⅱ・B
<傾向>
毎年、6題出題され、第1問・第2問は必須です。
第3問・第4問・第5問・第6問から2題を選択する問題です。
三角関数、対数関数、微分法・積分法、数列、ベクトル、統計、数値計算とコンピュータなどが狙われます。
<対策>
三角関数では加法定理から派生する倍角公式などを丸暗記でなく、導出過程も含めて理解し、
さらに実際に使いこなせるレベルにまで達する必要があります。
求めるものによって、適切な式変形が素早く出来るように、まず加法定理を完全に理解しましょう。
指数・対数関数では、指数法則、及びそこから導かれる対数計算、底の変換の計算などが
いかに正確に素早くできるかがポイントです。
指数や対数の底の大きさによる大小の場合分けや、対数の真数条件などの基本事項を理解した上で、
計算のスピードを上げる練習をしましょう。