教育プランナーブログ

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2017年1月

今回は、関西圏でも人気の高い同志社高等学校

入試傾向と対策についてご紹介していきたいと思います。

【同志社高校の入試傾向と対策】

≪基本データ≫

・住所 : 〒606-8558 京都市左京区岩倉大鷺町89

・募集人員 : 男女合わせて80名(推薦30名、一般50名)

・願書受付 : 2017年1月20日(金)〜1月27日(金) 当日消印有効

・入試日程 : 2017年2月10日(金)

・選抜方法:試験科目 : 国語・数学・英語・社会・理科(試験時間:5教科各50分)

≪数 学≫

年度    問1        問2        問3       問4         問5

24  独立小問(3題)  確率     空間図形   2次関数     平面図形と計量(正方形の折り曲げ)

25  独立小問(5題)  確率     2次関数   円

26  独立小問(5題)  空間図形    確率   いろいろな関数(ダイヤグラム) (円すい) (場合の数)

27  独立小問(5題)  2次関数   確率     平面図形と計量(三角形)

28  独立小問(5題)  2次関数   確率     平面図形と計量(三角形)

◎出題形式と注意事項

解答は問題用紙に考え方や計算とともに記入する。計算余白は少ないです。

◎計算問題

単項式の乗除平方根の計算、式の値などがよく出題されます。

◎文章題

解法に方程式を利用する問題が多いです。

文章題が苦手という人は本質的な理解と式を立てる訓練が必須です。

◎図形

証明問題が毎年出題されるほか、角度相似三平方の定理の利用、

さらに面積面積比を求める問題などが出題されています。

また空間図形に関して、長さや体積を求める問題の出題もあります。

◎全体的な傾向・特徴

出題は広範囲にわたっているので、すべての領域の基本事項をマスターしなければいけません。

≪英 語≫

年度    問1      問2                  問3                問4

24  リスニング   会話文                長文総合             長文総合

     <ペットボトルのキャップの変化>   <被災地でのふれあい>      <クレヨンの物語>

25  リスニング   会話文                長文総合             長文総合

       <大声を出す効果>        <ニール・アームストロング>   <木々が海を育てる>

26  リスニング   会話文                長文総合             長文総合

           <サメ>             <あくび>      <世界中を感動させた歌>

27  リスニング   長文総合               長文総合             会話文

        <人々の大移動>        <アポロンと月桂樹>     <臨界期をつくりだす薬>

28  リスニング   長文総合               会話文              長文総合

        <外国の映画館>         <ロボット犬AIBO>       <英英辞書を使おう>

◎出題形式と注意事項

年度によって多少の違いはあるが、記述式が選択式より多い傾向にあります。

◎文法問題

文法事項を直接問う問題はほとんどありませんが、読解には不可欠なので入念な訓練が必要です。

文法をおろそかにしていると、当然ながら読解は難しいと言えます。

◎長文問題

長文問題は、毎年会話文を含めて3題出題されており、総合問題の形がほとんどで、

読解力重視の傾向が強いです。会話文の出題もあるため、基本的な会話表現について押さえておきましょう。

◎全体的な傾向・特徴

読解が問題の大半を占めています。

また、分量が多いうえに中学校で未習の文法、単語・連語が出題される事があります。

≪国 語≫

年度    問1                     問2

24  文学的文章                  論理的文章

  <「『三千軍兵』の墓」(『戦争と文学     <「湖の本」秦 恒平>

   ヒロシマ・ナガサキ』所収)小田 実>

25  文学的文章                  論理的文章

  <「少年」井上 靖>             <「日本人の美意識」ドナルド・キ-ン著、金関 寿夫訳>

26  論理的文章                  文学的文章

  <「異文化理解」青木 保>          <「春のうららの」伊集院 静>

27  論理的文章                  文学的文章

  <「作家的時評集2008-2013」高村 薫>   <「市」(「『蘭』竹西寛子自選短編集」所収)竹西 寛子>

  古文<「北越雪譜」鈴木 牧之>

28  論理的文章                  文学的文章

  <「個人と国家」樋口 陽一>         <「風の神」内田 百閒>

◎出題形式と注意事項

選択式が中心だが、読解に関連した記述式の問題も出されます。

◎長文問題

素材文は、論理的文章と文学的文章が各1題です。

設問内容は、選択肢による出題が多いが、紛らわしい表現の中から的確なものを選び出させるため、

確実な読解力が要求されます。

◎古典・漢文

2013年度に長文総合問題の中の小問として、口語訳が出題されました。

また2015年度は「北越雪譜」が出題され、内容について問われました。

◎文法問題

2013年度に「れ」の識別が出題されました。

◎全体的な傾向・特徴

素材文そのものが安易なものではなく、論理的におさえて読み取る必要があります。

≪社 会≫

年度   問1             問2                問3             問4

24  公民(総合)       公民(政治)         歴史(総合)        地理(総合)

<各国の民主化と日本の政治>  <大日本帝国憲法と日本国憲法>  <外交の歴史>   <各国の位置・産業>

25  公民(総合)       公民(経済)         歴史(総合)        地理(総合)

<豊かな社会の実現>      <税について>     <文学と学問の歴史>  <世界各国と日本のようす>

26  公民(総合)       日本史(近・現代)      日本史(総合)       地理(総合)

<現代社会が抱える課題>    <選挙の歴史>    <各時代の海外との交流> <世界の山から見た地理>

27  公民(政治)        公民(政治)         歴史(総合)        地理(総合)

<国民の政治参加と現状>    <信教の自由>       <女性の歴史>    <各地の岬と地理>

28  融合問題(地理・歴史・公民) 日本史(総合)       歴史(総合)        地理(総合)

<1960年以降の日本と世界>   <京都市の史跡と歴史>  <史料で見る世界大戦> <面積が広い国と島>

◎出題形式と注意事項

記述式が多く、自分の意見を述べさせる問題を含むこともあるため注意が必要です。

短文の正誤判断は、細かい内容の判断を求められるものもあり難しいと言えるでしょう。

◎地理

どちらかといえば世界地理の方にウエイトが置かれており、総合的・多角的に知識を問う設問が見られます。

また時事的内容も含まれているので、日ごろから情報を仕入れておくと良いでしょう。

◎歴史

日本史・世界史ともに外交関係農業史文化史人物史などのテーマを中心に通史的に出題されています。

用語・国名・人物などを細かくしっかりと覚えるとともに、解答は漢字で書けるように練習をしましょう。

◎公民

政治・経済の両分野から幅広く出題されていて、時事的内容も多くなっています。

日本国憲法の条文もよく出題されます。

苦手な人が多い分野ですが、キーワードを押さえて確実に確認しましょう。

◎全体的な傾向・特徴

三分野の中では、歴史的内容の問題数が多いです

また、分野をまたいだ内容がテーマになっている問題も多いため、応用力が求められます。

≪理 科≫

年度    問1      問2      問3      問4      問5     問6       問7

24 植物のつくりと分類 火山・岩石・地層 天気の変化 運動・力 電流と磁界 物質総合 酸化・還元、化合・分解

25 火山・岩石・地層 太陽系の天体  光  いろいろな化学変化 物質の分類 食物連鎖・物質の循環

26 地震  太陽系の天体 電流と発熱 運動・力学的エネルギー 植物のつくりと分類、消化と呼吸 血液循環 物質の分類

27 地層  火星・月  光  電流回路  中和  水溶液の性質 生物総合

28 天気の変化  中和  気体の性質  力  音 食物連鎖・物質の循環 植物のつくりと分類

◎出題形式と注意事項

選択式より記述式の方が多いです。理由説明など論述問題作図問題も出題されています。

◎物理

計算をともなう問題が多い傾向にあり、特に電流回路運動の問題がよく出題されています。

光については、作図の問題が出題されやすいです。

内容的にはやや難しく、基礎的理解の上に応用力が必要です。

◎化学

化学反応化学変化物質の性質を問う問題がよく出題されているため、

実験方法化学式についての十分な理解が求められます。

化学反応式実験方法・実験結果についての説明を記述させたりする出題もあります。

化学で最も狙われる実験の知識はしっかり押さえておきたいところです。

◎生物

生態系を中心とした問題がよく出題されています。ただ単に生物用語を丸暗記したり、生物名を知っているだけでは解けず、

生物に関する基本的な考え方を基盤としながら問題解決できる応用力が必要です。

生物を暗記科目と捉えていると苦戦が予想されます。

繰り返し問題集に取り組み、資料やグラフなどにも慣れておきましょう。

◎地学

天体気象大地の変化からまんべんなく出題されており、記述や選択が多いため基礎的な知識は必須です。

図示された資料問題を読み解く力を養っておきましょう。

◎全体的な傾向・特徴

生物分野ではやや異色の出題が見られるが、どの分野からもバランスよく出題されています。

日頃から自然や環境問題に目を向けていることが必要です。

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