教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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2011年10月

◆センター試験:理科総合の傾向と対策◆

 

≪理科総合A≫
【問題数・構成】 大問4問
2010年までは大問5問でしたが、2011年は大問4問になりました。しかし、小問数は26と昨年までと同じです。

 
【傾向】 物理分野2問、化学分野2問
さまざまなエネルギーやエネルギー資源、物質の成り立ちと自然環境に関する問題が多く出ます。

それらに関する知識や手法に関する問題、与えられた実験結果を検証して結論を導く設問が毎年出題されています。
 

【対策】
教科書の内容を確実に理解する必要があります。
物理分野に関しては力と運動、力学的エネルギー

化学分野に関しては物質の構成、酸化還元、酸・塩基を確実に覚えましょう。

 

 

≪理科総合B≫
【問題数・構成】 大問4問
 

【傾向】 生物分野2問、地学分野2問
自然の事象、生物とそれをとりまく環境に関する問題が出やすいです。

観察や実験の知識、手法、考察を問う問題も出題されます。
 

【対策】
詳細な暗記よりも、「何が要点なのか」「なぜそうなるのか」という事を考える力が必要です。

日常の様々な現象を通し、ものの見方・考え方を学ぶようにしましょう。ニュースに注目する事も必要です。

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今回は数学の対策をご案内させていただきます。
 
◆センター試験
数学ⅠA
【問題数・構成】
大問4問
 
【傾向】
大問1問目⇒方程式と不等式、集合と論理
大問2問目⇒
2次関数
大問3問目⇒
図形と計量、平面図形
大問4問目⇒
場合の数と確率
 
【対策】
方程式と不等式
2次方程式の解の公式は正確に覚え、それを使いこなせるように何度も練習しましょう。
 

 

数学ⅡB
【問題数・構成】
大問4問(うち2問は、4問の中から選択)

 
【傾向】
大問1問目⇒三角関数、指数・対数
大問2問目⇒
微分法・積分法
大問3、4問目⇒数列、ベクトル、統計、数値計算とコンピュータの中から2問選択
 

【対策】
三角関数
公式を覚える事はもちろん、なぜその公式が導き出されるのかという事も含めて理解しましょう。

そのうえで、実際に問題を多く解き、使いこなせるレベルにまでもっていきましょう。

指数・対数
指数法則やそこから導かれる対数計算などを正確にできるかが重要です。

指数や対数の底の大きさによる大小の場合分けや、対数の真数条件などの基本事項もしっかり理解しましょう。

 微分法・積分法
面積の積分計算は毎年出題されます。

面積を求める際の領域を見極める事、積分計算を正確に行う必要があります。

日頃から図を書き、イメージできるように訓練しましょう。

数列
出題テーマが多岐にわたるため、等差数列、等比数列、漸化式、群数列など様々な問題を解きましょう。

どの分野がでても答えられるように、日頃から具体的に項を並べる事を習慣化しましょう。

ベクトル
内積計算、2直線の交点の位置ベクトル、ベクトルの垂直・並行条件などをおさえる必要があります。

割と同じパターンで解ける問題もありますので、演習量を多くしましょう。

 

 

◆三重大学 二次試験
【問題数・構成】

大問4問 解答時間120分
 
【傾向】
各学部とも数学B:「数列・ベクトル」、数学C:「行列とその応用、式と直線」となっている。
図形と方程式、微積分、数列、行列、ベクトルが頻出
大問1題に複数の分野が融合されている場合が多く、全体的に見ると各分野から出題されている。
 
・三重大学の試験問題は基礎知識を問う問題が多く、方針が立たない問題はほとんど見られない。
 しかも大問における枝問が解答のヒントになっていることも多いので、誘導に従って解き進めるとよい
・解答があっていれば正解という問題だけでなく、証明問題が頻出するため、
 定理・公式の丸暗記だけでなく、定理の証明にまでさかのぼって理解を深めることが必要
・解答を進めていく上で、数値が複雑になる問題が多い。その為、計算ミスは致命傷となる。
 時間をかけてでもよいので丁寧に計算をすること。
 また複雑な数値の場合は、代入を最後にし、途中式を文字式のまま進める等、極力簡素化するとよい。
図形に関する問題も多く出題される。
 関数のグラフを正確に描くことや、図形と方程式の分野では常に図を用いて考える等の習慣づけをおこなうと、
 当日になっても図を用いて考えることが可能となる。図からヒントが得られる場合も多い。
 
【対策】

集合と論理
矢印や集合の包含関係を用い、必要条件か十分条件なのかを考えるようにしましょう。

命題の真偽から考える習慣を普段からつけておけば力がつきます。

2次関数
グラフで考える習慣を身に付けましょう。

最大・最小問題、2次関数のグラフと2次方程式・不等式の解の相互間に関する問題はおさえておきましょう。

図形と計量、平面図形
三角比の基本公式を身につける事が重要です。

また、図形問題は必ず自分で図を書き、問題を読んでいく中で得た情報を書き込む癖をつけましょう。

場合の数と確率
樹形図などから、数え上げの原理を理解する事が重要です。

また、基本的な公式は押さえておく必要があります。

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今回からはセンター試験と三重大学二次試験の傾向と対策についてお伝えします。

まずは国語の対策についてご案内します。

 

◆センター試験
【問題数・構成】
大問4問(評論文1問、小論文1問、古文1問、漢文1問)
各大問ごとの設問数は6問ずつ、配点は50点ずつです。

 

【傾向】
①評論文
 漢字1問、内容説明問題3問、理由説明問題1問、文章表現把握問題1問
②小論文
 語彙力1問、身上把握問題3問、表現理解問題2問
③古文
 語句問題1問、文法問題1問、理由説明問題1問、
内容説明問題1問、心情説明問題1問、表現鑑賞問題1問
④漢文
 語句問題1問、解釈問題1問、書き下し問題1問、理由説明問題1問、
空欄補充問題1問、趣旨説明問題1問

 

【対策】
①評論文
 漢字・語句の基礎知識を固める事が必要です。

 また、センター試験は文章量が多いので、日頃から問題文を速く読むトレーニングをするとよいでしょう

 どこに筆者の主張があるのか、どこが重要なのかを素早く見つけられるようにしましょう。
②小説文
 ついつい作者や物語に感情移入しがちですが、作者ではなく出題者の意図を客観的に捉えるようにしましょう

 語句に関しても、正確な意味を知っておく必要があります。日頃から辞書で正確な意味を調べる癖をつけましょう。
③古文
 古文単語・文法の基礎固めが必要です。

 また、出題される作品の情報を持っているかどうかが問題を解くスピードに関わってきます。

 作品の現代語訳を読んでおき、作者の考え方を知っておくのもよいでしょう
④漢文
 返り点や、重要句法、漢字の用法や読みなどの基礎知識が必要です。

 使役・受身・反語・疑問・否定など句法の力も必要です。

 

 

◆三重大学 二次試験
【問題数・構成】
大問4問(評論文1問、小論文1問、古文1問、漢文1問)

 
【傾向】
①評論文
 漢字1問、内容説明問題2問、理由説明問題1問
②小論文
 内容説明問題2問、理由説明問題1問
③古文
 文法問題1問、理由説明問題1問、内容理解問題1問
④漢文
 書き下し文問題1問、語句説明問題1問、内容説明問題1問
 ※どの設問も、20~80時程度の字数制限つきの説明問題が中心となっています。

 
【対策】
①評論文
 現代的な課題について出題される傾向があるので、

 新書や新聞の文化欄を読む習慣をつけ、幅広い知識や教養を身につけておくとよいでしょう
②小説文
 昭和の作品が出される事が多いので、その時代の作品に慣れておくことが必要です

 便覧や作品評などを読み、作品に対する内容理解を深めるとよいでしょう。

 人物関係をふまえた心情理解の問題がよく出されますので、文章全体を読み内容を把握する力が必要です。
③古文
 出典が多岐にわたっていますが、内容としては基本事項、古典常識が要求されます

 そのため、高校の教科書や問題集での学習を徹底しましょう。
④漢文
 古文同様、内容としては基本事項や教科書レベルの内容が多いです。

 基本句形や読み、漢文の基礎知識を身につけるため、問題演習を繰り返しましょう

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〈三重大学〉
三重大学のセンター科目は全て5教科7科目もしくは6教科7科目です。
学科によって多少の違いはありますが、ここでは二次試験の科目について記載します。
 

◆人文学部
①文化学科
二次試験科目⇒国語・英語(各300点ずつ)
センター:二次試験=900点:600点
②法律経済学科
二次試験科目⇒英語必須+国語・数学ⅠAⅡBのうち1科目選択(各300点ずつ)
センター:二次試験=900点:600点
人文学部はセンター試験の配点の方が高いので、センター試験でいかに目標点数を取るかが鍵になります

 

◆教育学部
①国語教育コース
二次試験科目⇒国語・数学ⅠAⅡBもしくは数学ⅠAⅡBⅢC・英語の中から2科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
②社会教育コース
二次試験科目⇒国語・数学ⅠAⅡBもしくは数学ⅠAⅡBⅢC・英語の中から2科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
③数学教育コース
二次試験科目⇒数学ⅠAⅡBもしくは数学ⅠAⅡBⅢC必須+国語もしくは英語から1科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
④理科教育コース
二次試験科目⇒数学ⅠAⅡBもしくは数学ⅠAⅡBⅢC必須+国語・英語から1科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
⑤音楽教育コース
二次試験科目⇒実技
センター:二次試験=700点:280点
⑥美術教育コース
二次試験科目⇒実技
センター:二次試験=500点:250点
⑦保健体育教育コース
二次試験科目⇒実技
センター:二次試験=600点:240点
⑧技術教育コース
二次試験科目⇒数学ⅠAⅡBもしくは数ⅠAⅡBⅢC必須+国語・英語から1科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
⑨家庭教育コース
二次試験科目⇒国語・数学ⅠAⅡBもしくは数学ⅠAⅡBⅢC・英語の中から2科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
⑩英語教育コース
二次試験科目⇒英語必須+国語・数学ⅠAⅡBもしくは数学ⅠAⅡBⅢCから1科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
⑪特別支援教育コース
二次試験科目⇒国語・数学ⅠAⅡBもしくは数学ⅠAⅡBⅢC・英語の中から2科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
⑫幼児教育コース
二次試験科目⇒国語・数学ⅠAⅡBもしくは数学ⅠAⅡBⅢC・英語の中から2科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
⑬学校教育コース
二次試験科目⇒国語・数学ⅠAⅡBもしくは数学ⅠAⅡBⅢC・英語の中から2科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
⑭情報教育過程
数学ⅠAⅡBもしくは数ⅠAⅡBⅢC必須+国語・英語から1科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
⑮スポーツ健康科学コース
二次試験科目⇒実技
センター:二次試験=600点:240点
⑯消費生活化学コース
国語・数学ⅠAⅡBもしくは数学ⅠAⅡBⅢC・英語の中から2科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
⑰人間発達科学過程
国語・数学ⅠAⅡBもしくは数学ⅠAⅡBⅢC・英語の中から2科目選択(各200点ずつ)
センター:二次試験=450点:400点
教育学部はコースによって前期のみの所があります

 

◆医学部
①医学科
二次試験科目⇒数学ⅠAⅡBⅢC必須+物理ⅠⅡ・化学ⅠⅡ・生物ⅠⅡから1科目+英語必須+面接(数学・理科・英語は200点、面接は100点)
センター:二次試験=600点:700点
②看護学科
二次試験科目⇒国語必須+英語必須+面接(国語・英語は150点ずつ)
センター:二次試験=750点:300点
医学科は二次試験、看護学科はセンターの方が配点が高いので、それを見据えた上での対策が必要です

 

◆工学部
①機械工学科
二次試験科目⇒数学ⅠAⅡBⅢC必須+物理ⅠⅡ・化学ⅠⅡから1科目選択(数学は250点、理科は150点)
センター:二次試験=550点:400点
②電気電子工学科
二次試験科目⇒数学ⅠAⅡBⅢC必須+物理ⅠⅡ必須(数学は250点、理科は150点)
センター:二次試験=550点:400点
③分子素材工学科
二次試験科目⇒数学ⅠAⅡBⅢC必須+物理ⅠⅡ・化学ⅠⅡから1科目選択(数学は250点、理科は150点)
センター:二次試験=550点:400点
④建築学科
二次試験科目⇒数学ⅠAⅡBⅢC必須+物理ⅠⅡ・化学ⅠⅡから1科目選択(数学は250点、理科は150点)
センター:二次試験=550点:400点
⑤情報工学科
二次試験科目⇒数学ⅠAⅡBⅢC必須+物理ⅠⅡ・化学ⅠⅡから1科目選択(数学は250点、理科は150点)
センター:二次試験=550点:400点
⑥物理工学科
二次試験科目⇒数学ⅠAⅡBⅢC必須+物理ⅠⅡ・化学ⅠⅡから1科目選択(数学は250点、理科は150点)
センター:二次試験=550点:400点
工学部はどの学科もセンターと二次試験の配点が同じです

 

◆生物資源学部
二次試験科目⇒数学ⅠAⅡB・数学ⅠAⅡBⅢのいずれか+物理ⅠⅡ・化学ⅠⅡ・生物ⅠⅡから1科目選択
センター:二次試験=900点:400点
生物資源学部はどの学科に科目・配点が同じです

 

 

〈三重県立看護大学〉

三重県立看護大学のセンター科目は全て5教科5科目です。

社会は地歴・公民から1つ、理科は物・化・生物から1つ、数学はIA・IIBから1つ選択します。

(それぞれ各教科100点満点で計算)
二次試験科目⇒国語総合、数学数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B、外国語英Ⅰ・英Ⅱ・リーディング・ライティングから1科目選択
センター:二次試験=500点:200点

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今回は、三重県内の大学の偏差値とセンター試験得点比率についてご案内します。

  

【偏差値】

〈三重大学〉

文学:54 教育:56 医学部医学:70 医学部看護:53 工学:53 生物資源:55
〈三重県立看護大学〉

看護:52
〈四日市大学〉

経済学部:34 環境情報:37 総合政策:34
〈四日市看護医療科学大学〉

看護:45
〈鈴鹿医療科学大学〉

保健衛生:51 医用工:44 鍼灸:39 薬:39
〈鈴鹿国際大学〉

国際人間科:36
〈皇學館大学〉

文:42 教育:51 現代日本社会:44

 

 

【国公立大学におけるセンター試験得点比率一覧】

〈三重大学〉

文学:69% 教育:70% 医学部医学:85% 医学部看護:66% 工学:64% 生物資源:70%
〈三重県立看護大学〉
看護:65%
 
※数値は、トライ教育情報センター調べ

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三重県の最新の大学受験情報が揃ってきています。
今年のセンター試験の出願が減少したことが発表されたところですね。
ここ数年の受験動向と受験形式とその流れは以下の通りです。
 
 
■受験動向
〈三重大学〉倍率は例年ほぼ横ばい例年3~4倍。医学部で微増。
〈三重県立看護大学〉2009年度3.5倍だった倍率が、2010年度は7.2倍に上昇。看護師という業種の人気がそのまま倍率に反映されている。社会人の受験も相対的に増えていることが考えられる。
〈四日市大学〉倍率はほぼ横ばい。
〈四日市看護医療科学大学〉倍率はほぼ横ばい。
〈鈴鹿医療科学大学〉倍率は2009年度1.9倍から2010年度2.5倍へと微増。理学療法学部や鍼灸学部など、ユニークな学部が多く、全国から学生が集まる。
〈鈴鹿国際大学〉倍率はほぼ横ばい。
〈皇學館大学〉2009年度1.7倍から2010年度2.2倍へと微増。教育学部が3.3倍から4.6倍へと微増。
 
■受験形式
AO、推薦、一般、私立の受験方式とその偏差値の目安。(偏差値等の目安はトライ教育情報センター調べ)
〈三重大学〉推薦入試、前期一般入試、後期一般入試。偏差値等の目安はセンター得点率63%~70%、二次試験偏差値47.5~52.5。医学部はセンター得点率85%、二次試験偏差値65.0。
〈三重県立看護大学〉推薦入試、前期一般入試、後期一般入試。偏差値等の目安はセンター得点率65%、二次試験偏差値52.5。
〈四日市大学〉AO入試、推薦入試、センター利用型、前期一般入試(A日程)、中期一般入試(B日程)、後期一般入試(C日程)。偏差値目安は35.0。
〈四日市看護医療科学大学〉推薦入試、センター利用型、前期一般入試、後期一般入試(B日程)。偏差値目安は47.5。
〈鈴鹿医療科学大学〉推薦入試、センター利用型、前期一般入試(A日程)、後期一般入試(B日程)。偏差値目安は40.0~50.0。
〈鈴鹿国際大学〉AO入試、推薦入試、センター利用型、前期一般入試(I期)、後期一般入試(II期)。偏差値目安は35.0。
〈皇學館大学〉AO入試、推薦入試、センター利用型、前期一般入試、後期一般入試。偏差値目安は35.0~42.5。ただし教育学部は52.5とやや高め。
 
■受験流れ
〈三重大学〉
◆センター試験
出願期間・・・10月3日(月)~10月14日(金)
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
 
◆AO入試(工学部のみ)
スクーリング参加手続き期間・・・11月14日(月)~11月22日(火)
実施日・・・12月10日(土)
AO入試出願期間・・・1月16日(月)~1月20日(金)
第一次選考選抜日・・・2日2日(木)(同日選考結果通知)
第二次選考選抜日・・・2月6日(月)
合格発表日・・・2月8日(水)
 
◆人文学部推薦入試
①推薦A・B
推薦A・B出願期間・・・11月1日(火)~11月7日
推薦A・B選抜日・・・11月19日(土)
推薦A・B合格発表日・・・12月16日(金)
②推薦C
推薦C出願期間・・・1月16日(月)~20日(金)
推薦C第一次選考選抜日・・・2月2日(木)(同日選考結果通知)
推薦C第二次選考選抜日・・・2月6日(月)
推薦C合格発表日・・・2月8日(水)
 
◆教育学部推薦入試
①推薦Ⅰ
推薦Ⅰ出願期間・・・11月1日(火)~11月7日(月)
推薦Ⅰ選抜日・・・11月26日(土)(志願者多数の場合のみ、11月27日も実施)
推薦Ⅰ合格発表日・・・12月16日(金)
②推薦Ⅱ
推薦Ⅱ出願期間・・・12月12日(月)~12月16日(金)
推薦Ⅱ・第一次選考選抜日・・・2月2日(木)(同日選考結果通知)
推薦Ⅱ・第二次選考選抜日・・・2月5日(日)
推薦Ⅱ合格発表日・・・2月8日(水)
 
◆医学部推薦入試
※出願期間・合格発表日は医学科・看護学科共通です。
出願期間・・・12月12日(月)~12月16日(金)
第一次選考選抜日・・・2月2日(木)(同日選考結果通知)
第二次選考選抜日・・・2月6日(月)・7日(火)(7日は医学科のみ)
合格発表日・・・2月8日(水)
 
◆生物資源学部推薦入試
出願期間・・・11月1日(火)~11月7日(月)
選抜日・・・11月26日
合格発表日・・・12月16日(金)
 
◆前期試験
出願期間・・・1月23日(月)~2月1日(水)
試験日・・・2月25日(土)(医学科のみ2月26日もあります)
合格発表・・・3月8日(木)
 
◆後期試験
出願期間・・・1月23日(月)~2月1日(水)
試験日・・・3月12日(月)
合格発表日・・・3月23日(金)
 
〈三重県立看護大学〉
◆推薦入試
出願期間・・・11月1日(火)~4日(金)
試験日・・・11月6日(日)
合格発表日・・・11月8日(火)
 
◆前期試験
出願期間・・・1月23日(月)~2月1日(水)
試験日・・・2月25日(土)
合格発表・・・3月2日(金)
 
◆後期入試
出願期間・・・1月23日(月)~2月1(水)
試験日・・・3月12日(月)
合格発表・・・3月21日(水)
 
〈四日市大学〉
※全学部において、各試験の出願期間、試験日、合格発表は共通です。
◆推薦A日程
出願期間・・・10月19日(水)~11月1日(火)
試験日・・・11月5日(土)
合格発表・・・11月9日(水)
 
◆推薦B日程
出願期間・・・12月1日(木)~12月14日(水)
試験日・・・12月17日(土)
合格発表・・・12月21日(水)
 
◆推薦C日程
出願期間・・・3月1日(木)~3月12日(月)
試験日・・・3月14日(水)
合格発表・・・3月17日(水)
 
◆学力A日程
出願期間・・・1月10日(火)~1月30日(月)
試験日・・・2月3日(金)
合格発表・・・2月9日(木)
 
◆学力B日程
出願期間・・・2月10日(金)~2月24日(金)
試験日・・・2月28日(火)
合格発表・・・3月2日(金)
 
◆学力C日程
出願期間・・・3月1日(木)~3月12日(月)
試験日・・・3月14日(水)
合格発表・・・3月17日(土)
 
◆センター試験利用前期
出願期間・・・1月10日(火)~2月3日(金)
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
合格発表・・・2月9日(木)
 
◆センター試験利用中期
出願期間・・・2月10日(金)~2月27日(月)
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
合格発表・・・3月2日(金)
 
◆センター試験利用後期
出願期間・・・3月1日(木)~3月13日(火)
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
合格発表・・・3月17日(土)
 
〈四日市看護医療科学大学〉
◆推薦A方式
出願期間・・・10月24日(月)~11月4日(金)
試験日・・・11月12日(土)
合格発表・・・11月21日(月)
 
◆推薦B・C・D方式
出願期間・・・10月24日(月)~11月4日(金)
試験日・・・11月13日(日)
合格発表・・・11月21日(月)
 
◆前期A・B日程
出願期間・・・1月5日(木)~1月27日(金)
試験日・・・2月2日(木)
合格発表・・・2月9日
 
◆後期日程
出願期間・・・2月20日(月)~2月29日(水)
試験日・・・3月6日(火)
合格発表・・・3月13日(火)
 
◆センター試験利用前期日程
出願期間・・・1月5日(木)~1月13日(金)
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
合格発表・・・2月9日(木)
 
◆センター試験利用後期日程
出願期間・・・2月20日(月)~3月5日(月)
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
合格発表・・・3月13日(火)
 
〈鈴鹿医療科学大学〉
※全学部において、各試験の出願期間、試験日、合格発表は共通です。
◆推薦1期
出願期間・・・11月1日(火)~11月9日(水)
試験日・・・11月16日(水)
合格発表・・・11月29日(火)
 
◆推薦2期
出願期間・・・11月29日(火)~12月6日(火)
試験日・・・12月10日(土)
合格発表・・・12月19日(月)
 
◆推薦3期
出願期間・・・3月5日(月)~3月12日(月)
試験日・・・3月15日(木)
合格発表・・・3月22日(木)
 
◆一般入試A日程
出願期間・・・1月6日(金)~1月20日(金)
入試日・・・1月27日
合格発表・・・2月7日
 
◆一般入試B日程
出願期間・・・2月10日(金)~2月24日(金)
試験日・・・3月2日(金)
合格発表・・・3月12日(月)
 
◆センター利用方式前期
出願期間・・・1月6日(金)~1月31日(火)
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
合格発表・・・2月7日(火)
 
◆センター利用方式後期
出願期間・・・2月20日(月)~3月2日(金)
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
合格発表・・・3月12日(月)
 
〈鈴鹿国際大学〉
※全学部において、各試験の出願期間、試験日、合格発表は共通です。
◆推薦入試(協定校・基礎学力型・面接型Ⅰ)
出願期間・・・10月11日(火)~10月24日(月)
試験日・・・11月3日(木)
合格発表・・・11月11日(金)
 
◆推薦入試(面接型Ⅱ期)
出願期間・・・11月28日(月)~12月9日(金)
試験日・・・12月19日(月)
合格発表・・・12月26日(月)
 
◆スポーツ活動型推薦入試Ⅰ期
出願期間・・・10月11日(火)~10月24日(月)
試験日・・・11月3日(木)
合格発表・・・11月11日(金)
 
◆スポーツ活動型推薦入試Ⅱ期
出願期間・・・11月28日(月)~12月9日(金)
試験日・・・12月19日(月)
合格発表・・・12月26日(月)
 
◆一般入試Ⅰ期
出願期間・・・1月11日(水)~1月25日(水)
試験日・・・2月1日(水)
合格発表・・・2月10日(金)
 
◆一般入試Ⅱ期
出願期間・・・2月13日(月)~2月24日(金)
試験日・・・3月2日(金)
合格発表・・・3月9日(金)
 
◆センター試験利用入試前期
出願期間・・・1月11日~1月25日
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
合格発表・・・2月10日
 
◆センター試験利用入試後期
出願期間・・・2月13日(月)~2月24日(金)
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
合格発表・・・3月9日(金)
 
〈皇學館大学〉
◆一般推薦・資格取得者対象自己推薦(文学部)
出願期間・・・10月17日(月)~10月31日(月)
試験日・・・11月5日(土)
合格発表・・・11月11日(金)
 
◆一般推薦・資格取得者対象自己推薦(教育学部・現代日本社会学部)
出願期間・・・10月17日(月)~10月31日(月)
試験日・・・11月6日(日)
合格発表・・・11月11日(金)
 
◆特定科目推薦(文学部・現代日本社会学部)
出願期間・・・11月17日(木)~12月6日(火)
試験日・・・12月11日(日)
合格発表・・・12月16日(金)
 
◆一般試験前期
出願期間・・・1月6日(金)~1月24日(火)
試験日・・・1月29日(日)・30日(月)
合格発表・・・2月10日(金)
 
◆一般入試前期(得意科目入試)
出願期間・・・1月6日(金)~1月24日(火)
試験日・・・1月31日(火)
合格発表・・・2月10日(金)
 
◆一般入試後期
出願期間・・・2月13日(月)~2月22日(水)
試験日・・・2月28日(火)
合格発表・・・3月5日(月)
 
◆センター試験利用前期
出願期間・・・1月6日(金)~1月24日(火)
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
合格発表・・・2月10日(金)
 
◆センター試験利用中期
出願期間・・・2月13日(月)~2月22日(水)
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
合格発表・・・3月5日(月)
 
◆センター試験利用後期
出願期間・・・2月27日(月)~3月9日(金)
試験日・・・1月14日(土)・15日(日)
合格発表・・・3月15日(水)

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三重県には、
国立の三重大学、
公立の三重県立看護大学、
私立の四日市大学、四日市看護医療大学、鈴鹿医療科学大学、鈴鹿国際大学、皇學館大学があります。
 

  

それぞれの大学にどのような学部があるのか確認し、自分の興味や進路に合わせて志望大学・学部を選択しましょう。  

     

<三重大学>   

人文学部、教育学部、医学部、工学部、生物資源学部  

   

<三重県立看護大学>  

看護学部  

 ※三重大学の看護学科より受験科目数が少ないので、得意な科目で受験したい方にはよいでしょう。
    

<四日市大学>  

経済学部、環境情報学部、総合政策学部  

    

<四日市看護医療科学大学>  

看護学部  

 ※開学は2007年と新しいですが、年々人気は高まっています。  

   

<鈴鹿医療科学大学>  

保健衛生学部、医用工学部、鍼灸学部、薬学部  

 ※三重県内で薬学部を考えている方には良いでしょう。
    

<鈴鹿国際大学>  

国際人間科学部
   

<皇學館大学>  

文学部、教育学部、現代日本社会学部  

 ※文学部の中に、神道学科があるのが特徴的です。  

    

志望校を選ぶポイントとしては、自分のやりたい・興味のある事を第一に考えましょう。  

希望の学部がある大学の、レベル・入試科目を調べましょう。特に私立大学は、  

以前と比べて入試方法が多岐にわたっています。自分の得意な科目で受けられる形式も増えてきています。  

   

三重県では、興味のある学部が三重県内にない場合があります。お住まいの地区にもよりますが、  

三重県北部であれば、愛知県に通う事も考えて志望校を選んだほうがよいでしょう。  

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三重県公立高校入試の傾向と対策、今回は国語の文学的文章についてです。

 

文学的文章とは、教科書にも出てくる小説のことです。登場人物の名前が出てきたり、会話文が出てきたりするので、論理的文章よりは比較的読み慣れていると答える中学生が多いように思います。

三重県の県立高校入試で大問の1として毎年出題されています。

平成24年度もこの傾向は続くと予想されます。

 

文章の長さは、2500字前後のものが毎年出題されています。会話文も出てくるので別紙1の全面を使っていますが、読み進めやすいと感じるでしょう。教科書に取り上げられている小説文と比べると、その1/3程度の長さです。3~5分ほどで一読できるでしょう。

出題は、文学史で分けると明治・大正時代の近代小説よりは、それ以降の現代小説が近年よく出されています。平成20年度は、重松清という現在も書店で毎月のように新作を発表している作家の短編小説の一部が出題されました。

 

大問1の小説では、登場人物の心情の変化を読み取れるかを設問で問われるので、心情をずっしりと書いた新刊本の中から取り上げられる可能性も十分にあります。

 

また、三重県の入試の場合、詩、短歌、俳句、鑑賞文も過去に大問4として取り上げられたことがあるので注意しましょう。詩歌も感動や心情を味わうという目的で書かれたものなので、文学的文章の中に含まれます。

 

次に配点について。大問1の文学的文章は、50点満点中15~18点を占めていて、2の論理的文章とほぼ同じ、全体の1/3の配点を占めています。大問4に詩歌が出されたとしても、大問1と4でほぼ1/3強という配点になっています。

 

大問1は6問の小問から成っています。

その中の1問には必ず漢字の知識を問う問題が出題されるのが三重県の傾向です。あと1問は文法に関する問い。さらに1問は漢字の読み書きが数題出題されます。内容については<漢字・文法>のブログを参考にしてください。そして残りの3問が小説の内容を問う問題です。傍線の引かれた部分についての読解問題で「〇〇にふれて本文中の言葉を使って書きなさい」という条件を示して解答文を書く形式です。また、「一文を文章中から抜き出し、最初の〇文字を書きなさい」という形式の設問もあります。こちらは本文中からそっくりそのままその箇所を手を加えず抜き出す、という作業を忠実に行いましょう。

2の論説文と同様、解答スペースを見て、1~3行に書くのか、マス目に〇字で書くのかも素早く頭に入れて、本文から解答文を作っていきましょう。

 

最後に、文学的文章を点数に結び付けるためのポイントです。

日常、楽しく小説を読むときの姿勢とは全く異なった、点数のための作業をしながら読む方法に変えることがポイントです。必ず鉛筆で登場人物を〇で囲み、「いつ」「どこで」「誰が」「どうした」というストーリーの展開に線を引きながら読んでいく訓練をしましょう。

人物の心情をとらえるには、「嬉しい」「悲しい」といった気持ちを直接表している言葉のほかに、人物の行動描写や情景の描写にも注意して波線を引きながら読み進めていくとよい。

 

一方、論説文や評論文では、何回も繰り返し出てくる言葉に鉛筆で線を引いていくのがよいでしょう。論理的な文章の場合、何回も出てきた言葉がキーワードであることが多く、要旨をとらえるために大切な作業です。

この作業が「この文章の内容に合うものを選びなさい」という形式の問題の解答にも役立ちます。

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三重県公立高校入試の傾向と対策、今回は古文・漢文についてです。

 

古文・漢文は、大問3で出題されます。古文と漢文では、出題頻度としては圧倒的に古文の年度の方が多いです。過去問を見ると、漢文は平成15年度と19年度に出題されています。しかし、だからといって学習に手を抜くのではなく、「古文・漢文」とセットで同じ比率をかけて勉強しておくのが望ましいでしょう。

 

まず頻出の古文問題の形式は、例年、3~4行の古文の問題文が載り、右側に小さく現代語訳が書かれています。注釈で語句の説明がしてある年度もあるので、話の大意は読み取れるでしょう。問題数は小問が3題です。各2点で合計6点の配点は変わっていません。

 

毎年必ず出題されるのは、「波線部分の歴史的かなづかいの語を現代かなづかいに改めなさい」という問題です。これについては、中学1年生の教科書で初めて古文を扱う箇所で、「歴史的かなづかいの例」として1/4ページほど欄を設けてまとめられているところがあるので、きちんと学習しておけば入試にも十分対応できるでしょう。注意したいのは、「現代かなづかいに改め、すべてひらがなで書きなさい」と指示されたらすべてひらがなで解答しましょう。漢字を混ぜて答えると指示とは異なるので不正解になってしまいます。

 

小問2題目は、登場人物に関して「傍線部で主語が他と異なるものはどれか」という問題です。古文では、主語を表す(が・は)が省略されることが多いので、その動作をしたのは誰なのかを右側の現代語訳の助けを借りて正確に読み取る力を試されることになります。

 

残りの小問3題目は、4つの選択文の中から本文の内容に合うものを選ぶ問題です。確実に「違う」と確信した文から消去していき、最終的にはもう一度本文で文意を確認してから1つに絞るという丁寧なやり方で正解にたどり着きましょう。カンだけでは正解にたどり着けません。

 
次に漢文問題の出題傾向ですが、前回の平成19年度は4句で出題されました。後ろに解釈文があるので初めての文でも大意はとれるでしょう。

 

漢文の場合、小問の1題は「返り点、送り仮名」のついた波線部分を書き下し文にする問題が2点の配点。あとの2題は基本的な漢文の知識と内容を問うもので、選択式の問題が各2点です。

中学2年生の教科書で初めて漢文にふれることになりますが、古文と同様、教科書の五言絶句などの形式や押韻、対句などの説明をしっかり頭に入れておけば入試にも対応できるでしょう。

 

県立高校入試は、教科書で習った内容からの出題なので、古文・漢文も教科書の説明を100%頭に入れておけば6点満点がねらえる単元です。

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三重県の県立高校入試問題において、論理的文章が大問2として出題されるのは定着しています。ここ10年間の過去問を見ても出題頻度は100%です。平成24年度も必出でしょう。

 

中学生の皆さんは1年から3年までの教科書に、論説・評論という種類の文章が載っていたことを確かめてみてください。説明文と呼ばれるものは筆者が観察や実験をした事例を事実に基づいて淡々と説明する文なので、論理的文章とは少し種類が異なります。三重県の入試では論説文・評論文が必出なので、文章の中に筆者の意見や主張が筋道立てて述べられた文が出されるということを頭に入れておきましょう。

 

文章の長さとしては、毎年2000字弱です。中学1年生の教科書に出てきた論説文・評論文の長さが2000字前後の語数なので、その程度の長さの文を一読して、筆者の意見が読み取れるだけの読解力があれば、入試の文も怖がることはありません。中学3年生の教科書に出てくる論説文・評論文はさらに語数が4000字前後と長くなっていますので、中3で習う文章の3分の2程度の文章量だと考えればよいでしょう。

教科書の文は各自が授業前に読んでおくことはもちろん、日々の国語の授業を大切に受けることがこれからの国語力を伸ばすカギです。

 

次に配点について。

大問2の論理的文章は50点満点中15点~19点を占めており、全体の1/3前後を占める高い配点となっています。

6,7問の各問の中には必ず漢字の読み書きが1問。品詞に関する文法が1問。熟語など言葉に関する問題も1問出されているのが特徴です。そして、残りの3~4問が論説文の内容を問う問題です。傍線の引かれた部分についての読解問題で、「本文中の言葉を使って書きなさい」という形式です。すぐに解答欄のスペースに目を向け、フリースペースで1行なのか2行なのか3行なのかを確認します。このような問題では、それぞれの解答欄の8割~9割以上が埋まるような解答を書く力が試されます。年度によっては、解答欄がマス目で「〇字以上〇字以内で書く」という形式も使われています。

 

解答するポイントは、本文のとおり書き抜くのではなく、本文中の言葉を使って書くことですので、各自で主語や助詞を補って文の長さを考慮して解答文を作っていくことが必要です。そのとき、理由を問われていれば文末を「~から。」で、「どんなことですか」と問われていれば文末を「~こと。」で終わらせるようにし、終始一貫して意味の通る文を作ることが最後の仕上げです。また、問題文の中に条件が入っている(例えば、「〇〇との違いを明らかにして」や、「〇〇にふれて」など)場合は、その条件を含んだ解答になっているかもよく確かめて文を作りましょう。

 

残りの1問は、選択文の中から「この文章の内容に合うものを一つ選びなさい」というものです。この形式の問題は、文章中に出てきたキーワードがあるかないかで判断したり、また、文末が肯定されているか否定されているかで、明らかに本文の内容からはずれている文を消去していく方法が最良でしょう。

 

最後に、論理的文章を読解するためのアドバイスです。

中学生の皆さんは、わずかな時間ができたとき、好き好んで評論文を手に取る人は少ないでしょう。頭を休めるためのマンガや軽めの小説を読む方が多いのではないでしょうか。あるいは長編ミステリが息抜きだという人もいるかもしれません。日頃、目にあまりふれないにもかかわらず、三重県入試の国語の教科では50点満点中1/3の配点を占める論説文です。国語の授業で論説文の単元のとき、心して読解することはもちろん、もっと毎日継続的に目に触れるようにしましょう。一日のうちのわずかな時間でも、新聞に目を通して社説やオピニオンのページ、読者の投稿欄だけにでも目を通してみましょう。または、学校で「朝の読書」の時間があれば、これからは「〇〇新書」の本から興味ある題名の本を持っていき、たとえ朝の10分間だけでも筆者の意見を筋道立てて書かれた文に触れることもおすすめです。

読解力がついてくるのはもちろん、すっきり筋道立った簡潔な解答文を書く力も自然に身についていきます。さっそく試してみてください。

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