教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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2012年8月

みなさん突然ですが「三進連」って聞いたことありますか?
 
三重県で最も受験生の受験者数が多い模試を主催している組織です。
「進学学力テスト」を実施して採点しているので、組織名がそのままテスト名の通称になっています。
 
■平成25年度 進学学力テストの日程
第1回 5月6日(日)
第2回 6月10日(日)
第3回 8月26日(日)
第4回 10月7日(日)
第5回 11月10日(土)
第6回 1月13日(日)
 
平成25年度は上記の全6回実施されます。
三重県の私立高校などに会場が設定されるので誰でも受けることができます。
ただし、学校によって案内がなかったりする場合が多いので、自分で申し込むのがベストでしょう。
 
普段の定期テストや実力テストは慣れた場所で受けていると思いますが、
慣れない初めての場所で緊張感を感じながらテストに臨むのも必要だと思います。
できる限り受験されることをお勧めします。
 
■テストの判定内容
三進連の進学学力テストを受けた結果次のことがわかります。
①5教科の点数
②5教科の偏差値
③志望校の受験者数と順位
 
志望校の定員は決まっているため、まずは定員に入れる順位を目指すとよいでしょう。
 
三重県県立高校後期選抜入試に向けて、
勉強の計画とその定着度を測るための模試です。
積極的に受験しましょう。

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今回は三重県の国語の高校入試の中で、古典単元を取り上げたいと思います。

 

■古典分野の配点

平成 24年度 6点

平成 23年度 6点

平成 22年度 6点

平成 21年度 6点

ここ数年は6点の配点です。(1問2点の小問が3題)

 

■出題傾向

問われる内容として、

①歴史的かなづかいを現代かなづかいに直す

②主語・指示語の内容を書く・選ぶ

③本文の内容と合うものを選ぶ

がここ数年の傾向としてあります。

出題される範囲として、ここ数年は古典が出題されています。

本文は3~4行程度で、意味が注意書きされている単語もいくつかあります。

 

■対策

本文の5~6割程度の単語には意味が注意書きされているので、

基本的な単語を覚えれば、本文の内容は理解できます。

歴史的かなづかいを現代かなづかいに直すという問題も、

「いきどほり」「問ふ」「おほやけ」など、基本的なものです。

基本的な単語、文法事項をおさえれば、かなづかいを直したり、本文の意味を捉える事はできます。

 

注意する点は、主語の捉え方です。

古典では主語が省略されている事が多く、指示されている動詞の前だけを読んでも、

主語がわからないケースがあります。

本文全体の意味を捉え、そこから誰が何をしたのか、情景を思い浮かべながら解くようにしましょう。

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今回は、ほとんどの学校で中学3年で学ぶことになる
「公民」の入試対策について考えてみたいと思います。
 
 
■公民分野の配点
平成24年度 14点
平成23年度 14点
平成22年度 14点
平成21年度 14点
 
ここ数年は14点の配点で定着しています。
 
 
■出題傾向
学校の授業の中で班ごとにテーマに分かれて発表した、という設定で出題されています。
幅広い単元からまんべんなく出題できるため、平成21~24年度まで続いている出題スタイルです。
 
問われる内容は、教科書レベルの語句を図やグラフを使って答えさせるものが多く出されています。
 
(平成21~24年度の4年間の出題分野)
政治と憲法 4回
経済と金融 2回
国際社会と環境 3回
 
「経済と金融」の範囲からは、市場価格についての出題に限られています。
出題形式は選択問題と簡単な記述式の説明問題、語句を答えさせる問題の3パターンです。
 
 
■対策
重要語句は単に言葉を覚えているだけでは点数は取れません。
内容を説明できなければ、問題文から語句を導くことができないからです。
 
例えば、平成24年度入試では次のような問題が出されています。
 
(問題)労働三権にもとづいて、労働者が団結する権利や団体交渉をすることを保護した法律を
    何というか、書きなさい。
(正答)労働組合法
 
上記のような問題の場合、労働三権が「労働基準法・労働組合法・労働関係調整法」
であることがわかっていたとしても、それぞれの特徴を理解していないと正答は選べないでしょう。
つまり、語句の説明ができるところまで勉強しておく必要があります。
 
「社会は暗記科目だから、自分で対策できる」という意見があります。
確かに暗記することができなければ、点数にはつながりません。
しかし、語句の内容がどのようなものか説明できるところまで理解しているかどうかは
自分一人では確認できません。
 
マンツーマンであれば、家庭教師の先生が、本当に理解しているかどうかを確認することができます。
マンツーマンだからこそ、暗記科目である社会の最後の仕上げができるのです。
 
中学3年生の人は、これからの対策次第で当日の得点が変わってきます。
三重県後期選抜入試の傾向に合わせた対策を大至急取り入れていきましょう!

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前回の理科編その1でお伝えしたように、理科は

①物理

②化学

③生物

④地学

の4分野にわかれます。

人によって得意、不得意にわかれるのもこの4分野に区切られると言えます。

中でも、三重県の中学生の理科に関するご相談で最も多いのが、

①物理分野が苦手というものです。

 

では、どのような内容で構成されているのでしょうか。

三重県の中学校で最も多く採択されている教科書が「啓林館」のものです。

鈴鹿市、亀山市、熊野市、御浜町、紀宝町を除くすべての公立中学校で「啓林館」の教科書が

使われています。この教科書では以下のような順に物理分野を学んでいきます。

 

■1年生

光と音

・光の反射

・凸レンズの働き

・音の性質

 

力と圧力

・力の働き(力とばねの伸び、重さと質量の違いを含む)

・圧力(水圧を含む)

 

■2年生

電流

・回路と電流・電圧

・電流・電圧と抵抗

・電気とそのエネルギー(電力量、熱量を含む)

・静電気と電流(電子を含む)

 

電流と磁界

・電流がつくる磁界

・磁界中の電流が受ける力

・電磁誘導と発電(交流を含む)

 

■3年生

運動の規則性

・力のつり合い(力の合成、分解を含む)

・運動の速さと向き

・力と運動

 

力学的エネルギー

・仕事とエネルギー(衝突、仕事率を含む)

・力学的エネルギーの保存

 

エネルギー

・さまざまなエネルギーとその変換(熱の伝わり方、エネルギー変換の効率を含む)

・エネルギー資源(放射線を含む)

 

1年生は、入試頻出単元の光の特性を学びます。作図や像がどのように映し出されるかを

問われます。平成24年度後期選抜入試では50点中4点の配点ですが出題されていますので、

この夏休み中に復習をしておくことをお勧めします。

 

2年生では、ほとんどの人が苦手と考えている「電流」を習います。

また、これに関連して「磁力」についても学びますので「電流」でいまいちピンとこない人は

2年生の理科はかなり苦労します。24年度入試では電流、磁力からの出題はありませんでした。

23年度は、電磁誘導から4点の出題、さらに22年度は磁界、磁力線の向きに関する問題で

9点の配点であったことを考えると、ここ数年で電流、磁界の範囲からの出題が減ってきているようです。

ただし、この単元を減らすという傾向ではなく、新学習指導要領で追加された内容を出題していくことが

予想されますので、配点を下げて、ポイントのみ出題されると考えるのが妥当と思われます。

 

3年生は、物体の運動とそれに続く仕事とエネルギー計算を習います。

24年度入試でも8点の配点をとっているほど重要な単元です。

仕事、仕事率の公式をもとに計算する力をつけておく必要があります。

 

このように、後期選抜入試ではここ数年の傾向をふまえて学習することが重要となります。

勉強はしているけどなかなか成績が上がらない、定期テストでは点数は取れるけど

実力テストでは点数が取れないという人は、入試傾向に合わせて、

しかも単元を分けて勉強すると良いでしょう。ただ、なんとなく勉強していてもだめです。

テストで点数取るために勉強しなければならない範囲は、意外と限られています。

 

まずは全体の量がどれくらいあって、それがどんな内容なのかを把握しましょう。

そして自分が全体のどれくらいをわかっているのかを知って、できていないところを

重点的に勉強していくと今までと結果は変わってくるでしょう。

 

三重県の入試問題傾向に合わせて勉強していきたいと考えている方、

自分がどれくらい理解しているのか知りたい人は一度トライまでご相談下さい。

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三重県の県立高校後期選抜入試において、
リスニング問題の配点が高いことはみなさんご存じのことと思います。
 
前回のブログでもお伝えしたように全国的に見ても非常に配点が高いため、
最重要項目になるのは間違いないと言えます。早めの対策をしておきましょう。
 
 今回は、リスニングに並んで苦手な人が多い「英作文」の対策を取り上げたいと思います。
 
三重県の場合、県立高校後期選抜入試では、英作文は大問3問目に出題されます。
大問の中に小問が3題ずつあり、計6題分、英作文を書く必要があります。
1つの文章につき、英単語4~6語以上の指定があります。
また、自由作文ではなく、指定された形式で問題を解く必要があります。
 
■小問1問目
指定された質問を英作文にする、という形式です。
何をしている所か、○○を食べたことがあるか、
など教科書に載っているような基本的な文章が多いです。
基本的な文法を理解していれば解ける問題ですので、
教科書やワークで文法の整理をして、復習をしましょう。
 
■小問2問目
表を読み取り、英作文に直すという問題です。
こちらも文章の内容としては、基本的なものが多いので、
どういった文法を使えばよいのかわかれば書けるものです。
あとは表の中に書かれている言葉のうち、
何を動詞にして、何を補語にして、といった組み立てができるように練習をしましょう。  

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平成24年度後期選抜入試で数学の関数分野からは、
 
①1次関数の直線の式を求める問題
②2直線の交点を求める問題
③放物線上の座標を求める問題
④2点を通る直線の式を求める問題
⑤変化の割合を求める問題
⑥三角形の回転体の体積を求める問題
などが出題されました。
 
基本的な問題がほとんどで、学校の定期テストで必ず出されている内容です。
 
特に、①②は2年生の教科書で学ぶ問題ですので、忘れている人は
夏休みの間に復習をしておきましょう。
 
③~⑤は3年生の範囲ですので、まだ習っていない学校もあるかと思います。
余裕のある人は予習しておくことをお勧めします。
 
の回転体は、結局のところ円すいの体積を求める問題であるため、
1年生の範囲になります。ただ、直線の式を正しく求められなければならず、
3年生の範囲が理解できていて初めて解ける問題です。
 
 
24年度入試を見ていくと、関数は比較的難易度は高くないことが言えます。
いかに基本的な問題を正しく解答することができるかどうかが合否をわけます。
 
夏休み前半の計画の進み具合をみて、中盤以降の計画をどうするか考えていくようにしましょう。
 
自分に入試に必要な実力がどれくらいあるか、
知りたい方は一度トライの教育プランナー「トライさん」までご相談下さい!

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前回は夏休みの宿題シリーズ第1回目として、読書感想文のポイントをまとめました。

今回のテーマは「自由研究」です。

自由研究に頭を悩ましている人も多いのではないでしょうか。

今回はその自由研究のテーマ設定やまとめ方のポイントについてまとめます。

 

まず、自由研究の最も大事なこととして、テーマを決めなくてはなりません。

しかし、テーマを決めると言ってもなかなか難しいと思います。

テーマは、理科の授業で取り扱った内容から発展させたことや、

ニュースなどで取り挙げられていて不思議に思ったことなどを挙げてみましょう。

 

例えば、自分の家の周りや登下校の通学路の周りの自然について調べるのはどうでしょうか。

川があれば生物がいるでしょうし、草木について普段気付かないところまで調べることもできます。

もしくは、山や川、海などに出掛けるのであれば、

そこでの自然について調べてみるのでもいいでしょう。

 

次に研究結果のまとめ方についてのポイントです。

流れとしては、実験の動機、目的、材料と方法、結果、考察(まとめ)、感想、参考文献などです。

 

まず、最初に書くことは、実験の動機です。

自分がなぜこのテーマを選び研究することにしたのかについて書くようにしましょう。

 

そして、次は目的です。

この研究では、何を目的として、何を調べるために実験・観察をしたのかまとめましょう。

 

次は、材料と方法です。

何を使ってどのような方法で調べたのか書きましょう。

材料や方法は箇条書きでまとめると分かりやすくなるでしょう。

 

そして、結果です。

結果は、グラフや写真などを使って見やすくまとめることがポイントです。

ただ、文章で書くよりも読む人にとって伝わりやすく、分かりやすいものになります。

また、結果をグラフなどでまとめておくと次のまとめを書くときに便利です。

 

そして、考察・まとめです。

ここが自由研究における一番大事なポイントとも言えます。

この研究の結果から何が分かったのか、何が言えるのかです。

例えば、実験の前に自分で仮説を立てていたのであれば、実際に調べるとどうなったのか、

もしくは、結果からどのような傾向があると言えるのかなどを書くようにしましょう。

あくまでも結果からの考察ですから、参考にした本やインターネットのページの内容と

違っていた場合には、「実験は失敗した」だけではなく、どうして失敗したのかなどについて

まとめ、時間があればもう一度調べるようにしましょう。

 

最後は感想と参考文献です。

感想は、この研究でどう感じたのかについてまとめてください。

また、研究を進める時に参考にした本やインターネットのページがあれば、

箇条書きで最後に書いておきましょう。

 

以上が書き方の流れですが、研究を進める時にはどれぐらい時間がかかりそうなのか

きちんと計画を立てて、夏休みのはじめから少しずつ進めるようにしましょう。

自分が疑問に思ったことを調べて、すばらしい研究を作り上げましょう。

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