2011年5月16日
【宮城県 高校受験】 高校選びは、大学現役合格実績も参考に
高校受験において志望校を選ぶ際、大学進学実績も1つの判断材料になると思います。
宮城県NO.1の大学進学実績を誇るのは、『仙台二高』です。
『仙台二高』は地元、東北大学に毎年100名前後の合格者を輩出し、
東京大学や国公立大医学部にもコンスタントに合格者を出す、東北屈指の進学校です。
しかし、他県のトップ高と比べて浪人が多く、現役進学率が低いという意見もあります。
そこで今回の更新では、東北地方他県のトップ進学校の最新大学進学実績を比較してみます。
宮城県代表は、『仙台第二高校(合格ランク:68)』
岩手県代表は、『盛岡第一高校(合格ランク:67)』
秋田県代表は、『秋田高校(合格ランク:69)』
※ 合格ランク・・・高校入学時の合格難易度(トライ調べ)
青森県代表の『青森高校(合格ランク:68)』、『弘前高校(合格ランク:66)』、『八戸高校(合格ランク:65)』と
福島県代表の『福島高校(合格ランク:68)』、『安積高校(合格ランク:67)』、『磐城高校(合格ランク:66)』、
そして、山形県代表の『山形東高校(合格ランク:67)』は、最新の大学進学実績が未掲載であったため、
次の機会にご紹介したいと思います。
【2011年度 高校別 主要大学 現役合格実績】
仙台二高 |
盛岡一高 |
秋田高校 |
|
北海道大学 |
5 |
14 |
6 |
弘前大学 |
2 |
7 |
- |
岩手大学 |
1 |
25 |
- |
秋田大学 |
2 |
4 |
32 |
宮城教育大学 |
10 |
4 |
- |
東北大学 |
48 |
29 |
48 |
山形大学 |
15 |
3 |
- |
福島大学 |
1 |
6 |
- |
筑波大学 |
4 |
4 |
2 |
千葉大学 |
3 |
8 |
2 |
東京大学 |
7 |
4 |
5 |
東京外国語大学 |
1 |
2 |
1 |
東京工業大学 |
2 |
1 |
2 |
一橋大学 |
3 |
1 |
1 |
横浜国立大学 |
3 |
2 |
2 |
新潟大学 |
3 |
4 |
20 |
金沢大学 |
1 |
- |
3 |
京都大学 |
4 |
- |
- |
大阪大学 |
- |
- |
1 |
国公立大学合計 |
129 |
158 |
171 |
仙台二高 |
盛岡一高 |
秋田高校 |
|
慶應義塾大学 |
7 |
3 |
3 |
早稲田大学 |
14 |
9 |
7 |
上智大学 |
1 |
- |
2 |
明治大学 |
11 |
11 |
25 |
中央大学 |
25 |
8 |
19 |
※ 各高校のHP上で発表されている実績を基に作成。
※ 『 - 』の記号は、非公表か合格者0名。
※ 1学年あたりの人数は、3校とも約320名。
上記の表を見る限り、残念ながら『仙台二高』の現役国公立大学合格者数は
盛岡一高と秋田高校にリードされていることがわかります。
必然的に、国公立大学への現役進学率もやや低調という結論になってしまいます。
仙台一高、仙台三高、宮城一高、泉館山高、宮城野高、仙台向山高など
宮城県内の進学校は他にもあります。
上記の高校だと、仙台三高、泉館山高校、仙台向山高校が
近年、国公立大学への現役合格者数と現役進学率を伸ばしています。
大学進学実績だけが、高校を評価する基準だとは決して思いません。
しかし、『全県一区』と『完全男女共学化』で、高校ごとの独自性や特徴が見えにくくなった今、
大学進学実績(特に国公立大学への現役進学者数・現役合格率)が
高校選びをする上で、1つの大きな判断基準になっているのも事実です。
宮城県には上記の高校以外にも、学習環境面や独自の取り組み、課外活動などで
高評価を得ている高校が多数存在します。
私たちは、お子さま一人ひとりの目標に合わせ、できる限りのサポートをしていきます。
ご質問やご相談がありましたら、お気軽にご連絡ください。