教育プランナーブログ

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◇漢字・語句・文法

  

1. 出題傾向

例年、第三問において、漢字の読み問題と書き問題が4問ずつ出題される。

また、漢字の読み書き問題に加え、原稿の構成についての設問

漢字の部首や書き順敬語や漢文の書き下し文なども出題されている。

漢字自体はそれほど難易度が高くないが、その他の問題については

多少解きにくいところがあるかもしれない。

  

【平成22年度 第三問 問3】

道順を教えるときや、思いを正確に伝えたいときに、

さまざまな言葉を尽くして説明しても、相手になかなか伝わらないことがあります。

隔靴掻痒とは、まさにこのようなときの気持ちを言うのでしょう。

  

(1)

隔靴掻痒」とありますが、「隔」という字を漢和辞典で調べることにしました。

「隔」という字の部首は何画か、答えなさい。

  

(2)

漢和辞典には、「隔靴掻痒」は「かっかそうよう」と読むということのほかに

「靴を隔てて痒(かゆ)きを掻(か)く」という書き下し文が書かれていました。

このように読むために正しく帰り点がつけられているものを

次のア~エから一つ選び、記号で答えなさい。

※選択肢は省略します。

  

(3)

冒頭の文章と、漢和辞典で調べたことから「隔靴掻痒」の意味を考え

もっとも適切なものを、次のア~エから一つ選び、記号で答えなさい。

ア  もどかしいこと。

イ  腹立たしいこと。

ウ  たえがたいこと。

エ  なさけないこと。

  

【解答】

(1) 三画  (2)省略  (3)ア

  

  

2. 来年度の予想

漢字の読み書き問題が4問ずつ出題されるのは、間違いないだろう。

それ以外の設問については、予想がかなり難しい。

漢字の部首に関する問題や、楷書と草書に関する問題に加え

原稿の構成に関する問題や、敬語表現などが出題されるのではないか。

  

  

3. 対策

漢字以外の設問において、何が出題されるかという決まったパターンはないので

全体的に対策を進めていくしかない。

漢字練習の際には部首名や、その画数、その漢字を使う熟語やことわざなどもチェックして

幅広く学習すると良いだろう。

また原稿の内容を読み取って正しい表現に直したり、原稿を再構成したりする設問は

過去問を解きながら対策することをお勧めする。

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