教育プランナーブログ

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近年、宮城県内における公立中高一貫校の人気は凄まじいものがあります。

過去2年の志願倍率が10倍を超えている仙台二華中を中心として

仙台青陵中古川黎明中も、毎年3倍前後という志願倍率で推移しています。

公立高校入試における志願倍率は、どんなに高くなっても2倍前後ですので

公立中高一貫校の競争率がいかに高いか、ということがわかります。

  

公立中高一貫校合格を目指し、日々、受験対策に励んでいる方は多いのですが

入学後の心配をしている方は意外に少ないようです。

しかし、公立中高一貫校に入学すれば万事がうまくいく、というのは大きな間違いです。

学習進度が速いことや、学校行事や課外活動が充実していることから

勉強以外にも多くの時間を費やすことになります。

その結果、授業についていけなくなったり、周りのペースに自分のリズムを乱されてしまったりして

成績不振に陥り、不登校につながってしまうケースも全国的には増加しているようです。

  

公立中高一貫校に入学すれば、次の目標は6年後の大学受験となります。

途中に高校受験を経由しないことで、長期的で一貫性のある大学受験戦略を進めることができますが

一方で緊張感に欠け、思ったほどのレベルに達することができない、というデメリットもあります。

そこで今回は、公立中高一貫校の内部進学対策のポイントを記載しますので

是非ご参考になさってください。

学習サポートが必要とお考えになられましたら、お気軽にトライまでご連絡ください。

  

  

『定期テスト対策には、緻密な戦略が必要!』

中高一貫校では、学習単元は学年ごとではなく、分野・系統ごとにまとめて学習していきます。

もちろん、教科書は中高一貫校用のテキストを使うケースがほとんどです。

その結果、定期テストは一般的な公立中学校に比べて難しいものとなります。

高得点を目指すなら、当たり前の対策では不足してしまうのです。

  

『3年生のときには、大幅に学習時間を増加させる!』

中高一貫校の生徒は、充実したカリキュラムのもとで学習を進めることになります。

授業進度が速く、レベルも高いため、公立中学校の生徒をリードすることも多いのですが

高校受験をする中学3年生の緊張感や集中力、そして勉強量は凄まじいものがあります。

この時期は校内の同級生ではなく、外部の中3生を意識して学習しなければなりません。

  

『志望大学は早めに決める』

高校受験がないということは、やはり大きなメリットです。

そのメリットを最大限に生かすために、早めに志望大学を決めると良いでしょう。

もちろん、あとで変更してもかまいません。

学部選択や、その先にある将来的な職業適性の見極め・育成に早めに取りかかり

目的意識を持って学習することで、高い学習効果を得ることができるようになります。

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