教育プランナーブログ

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受験校の選び方には、さまざまな要素が関係してきます。

大学ランク、国公立・私立、学部・学科、所在地、研究できる分野などに加え

入試方式入試日程なども考慮に入れる必要があります。

  

入試方式は主に受験科目数に影響するのですが、安易に受験科目を減らすのは危険と言えます。

一般的に、同じ大学の同じ学科でも、受験科目が少ない入試方式においては

合格難易度が上昇するという傾向があるからです。

これは、少ない科目で受験できる分、入試問題の難易度や受験生レベルが上昇するためと考えられます。

  

また入試日程についても、合否に影響を与える重要な要素と言えます。

以下に具体的な事例を挙げますので、是非ご覧ください。

   

志望校である私立A大学の入試が、以下のように2つの日程で行われるとすると

受験生はどちらの日程で受験すべきなのでしょうか

ただし、両方の日程を選択することはできないこととします。

  

 2月10日  A大学経済学部【合格ランク:60】   B大学経済学部【合格ランク:55】

 2月11日  A大学経済学部【合格ランク:60】   C大学経済学部【合格ランク:65】

  

上記のような場合、2月11日の日程でA大学を受験するほうが、若干有利と言えます。

それは同じ経済学部を目指す上位成績者が、C大学を受験する可能性が高いと考えられるからです。

実際は、さらに多くの大学が同一受験日に集中しているので、上記のようなケースは稀なのですが

現状の学力で、合格可能性を少しでも向上させることも、大学受験には必要なのです。

   

自分が行きたい大学に合格することが、理想的であるということはもちろんなのですが

一筋縄では進まないのが、大学受験の非常に難しいところです。

そのため、第一志望校にこだわりながらも、柔軟な思考で受験校を選択することによって

『現役進学を実現する』という考え方が、受験生が取るべき受験戦略の1つとなるのです。

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