2012年6月2日
【宮城県 学習方法】 失敗しない夏期講習の選び方
受験生にとって、『夏は受験の天王山』と言われています。
天王山とは京都にある山の名前で、織田信長が本能寺で亡くなった後
羽柴秀吉と明智光秀が争った山崎の戦いにおいて
この天王山を先に占領した秀吉が戦いに勝利したということから
勝利を決める分岐点を『天王山』と言うようになったようです。
つまり夏の勉強は、受験において、まさに合否が決まる分岐点ということなのです。
夏休みは学校の授業が進まないため、1・2年生の総復習をする絶好の機会です。
また苦手克服をしたり、得意分野をさらに伸ばしたりして点数の底上げを図る時期でもあります。
時間を最大限有効活用するために、自主学習に加えて夏期講習に通う生徒も多く
毎年この時期になると、予備校や塾、そして家庭教師などにおいて
さまざまな指導形式の夏期講習が案内され始めます。
集団授業形式の夏期講習、1対2~3指導形式の夏期講習をはじめ
完全1対1の夏期講習など、さまざまな形式の夏期講習がありますが
大切なのは、どのような目標や目的で、どのように対策していきたいのかということを基に
お子さま一人ひとりに合わせた効率の良い学習方法を選択するということです。
以下の情報を参考にしながら、お子さまに合う夏期講習を選択して
充実した夏休みを過ごすようにしてください。
お子さまにはどのような指導形式が合うのかということについて
ご質問やご相談などがございましたら、いつでもトライまでご連絡ください。
入会意思の有無にかかわらず、第三者的立場からアドバイスさせて頂きます。
【集団形式の夏期講習】
○ 特に苦手分野のない成績上位の生徒が、点数の底上げをしたい場合にオススメ
○ 帰宅後の自主学習が知識の定着化を左右するため、勉強習慣がある生徒にオススメ
○ 人と競い合いながら向上するタイプの生徒でないと難しいかもしれない
○ 友人同士で通う場合は注意が必要
※ 授業前後の話や遊びは学習効率を著しく低下させます
【1対2~3指導形式の夏期講習】
○ 自分の苦手分野をしっかりと把握し、それを克服したいという意欲的な生徒にオススメ
○ 積極的に意見・質問できる生徒でないと、指導効果はほぼ無くなってしまうため注意が必要
○ 担当講師が変わらない形式の塾がオススメ
※ 担当講師が毎回変わる形式だと指導に一貫性がなくなる可能性があります
【完全1対1指導形式の夏期講習】
○ やる気はあるが、何をどのように勉強すればいいかわからないという生徒にオススメ
○ 1科目だけ、あるいは2~3分野だけ対策をしたいという生徒にも効果が高い
○ 志望校との学力差が大きいが、目標を諦められず、逆転合格を目指したい方
○ 競争意識が高い生徒というよりは、マイペースの生徒の方が合う傾向がある
【山崎の戦い 羽柴秀吉の布陣】