2012年6月6日
【宮城県 学習方法】 英単語の効果的な覚え方
中学3年間で学習する英単語数は、実はそれほど多くありません。
新学習指導要領では、必修単語数が900語から1200語に増加しましたが
それでも1年間に400語程度と考えると、決して負担が大きいとは言えません。
高校3年間で学習する単語数も1300語から1800語へと変更され
中学と高校の6年間で学習する単語数は3000語となりましたが
大学受験に必要な単語数は4000~5000語と言われているため
学校の教科書学習だけでは、足りないということになります。
英単語を覚えることは、文法や構文を覚えることとは異なり
先取り学習をしやすいという側面があります。
国語の漢字などと同じように、次の学年で習うような単語に関しても
積極的に学習し、覚えるようにしてください。
柔軟な思考力を持ち、記憶力が良い中学生のうちから英単語を覚えることで
後に訪れる高校受験や大学受験の対策を、余裕を持って行うことができます。
以下の項目を参考にしながら、先取り学習をどんどん進めることで
英語を得意教科にしてください。
【英単語の効果的な覚え方】
① 単語そのものではなく、基本例文を暗記する
単語が英文の中でどのように使われているのか、ということを覚えましょう。
1つの単語に複数の意味がある場合や、覚えにくい意味がある場合に有効です。
② 単語の書き取り練習は、効果的に反復する
1回に20~30語を一気に練習しても、それは効率的であるとは言えません。
1回に2~3回ずつを1週間繰り返すほうが、間違いなく効率的に覚えることができます。
また、単語の書き取りだけではなく、発音練習も同時に行うと良いでしょう。
③ 覚えた単語を使って、オリジナルの英作文を作成する
覚えた単語は、自分で使ってみて初めて知識として定着します。
①で記載したように、例文暗記をすることは非常に効果的なのですが
自分自身のことや家族、友人のことなどについて、オリジナルの例文を作ることで
より鮮明で忘れにくい記憶・知識として頭に残るようになります。