2012年8月4日
【宮城県 高校受験】 数学シリーズ第2回 ~関数~
【昨年度入試 出題傾向】
第二問の問2で、2次関数と直線の交点に関する問題が出題されました。
最初の座標設定さえ間違わなければ、スムーズに解ける問題でした。
また、第三問ではヒーターの灯油消費に関する問題が出題されました。
1次関数の問題ですが、例年に比べて考えやすい問題だったと思います。
【出題予想】
平成25年度入試からは、学校選択問題が廃止されます。
出題傾向は、例年通り基礎~応用レベルまでバランスよく出題されるようですが
他の教科に比べて、平均点はやや低調に推移するかもしれません。
関数の応用問題は、受験生間でも大きく得点差が開く部分と言えますので
しっかり準備・対策しておきたいところです。
【夏の攻略ポイント】
中学3年生は、秋から冬にかけて2次関数を学習することになります。
つまり、それまでには1・2年生の総復習を終わらせておく必要があります。
比例・反比例や1次関数は、単独で大問を構成するだけではなく
今後学習する2次関数との融合問題においても出題されることがあります。
関数が苦手な受験生は、必要に応じて小学校の学習内容に戻って対策するなどして
苦手の根源を見つけ、しっかりと克服するようにしましょう。