2012年11月22日
【宮城県 大学受験】 入試攻略法 宮城大学③ ~受験戦略 事業構想学部編~
今回の記事では、事業構想学部の受験戦略について記載します。
センター試験と2次試験の配点比率や、2次試験の教科別配点については
前々回の記事でご紹介していますので、そちらの記事もあわせてご一読ください。
次回の記事では、食産業学部の受験戦略について記載します。
【前々回の記事】
11月16日掲載
【宮城県 大学受験】 入試攻略法 宮城大学① ~入試情報編~
【事業構想学部 戦略例 ~科目う別対策の優先順位~】
◇ センター試験 科目別圧縮率
科目 | 国語 | 地歴・公民 | 数学 | 理科 | 英語 |
配点 | 200 | 100 | 200 | 200 | 200 |
圧縮後配点 | 100 | 100 | 150 | 200 | 150 |
※ 理科から2科目、地歴・公民から1科目を選択した場合
国語が2分の1に、数学と英語がそれぞれ4分の3に圧縮される一方
地歴・公民と理科は圧縮されず、元の配点のままとなっています。
科目別の圧縮率および圧縮後の配点、そして2次試験科目を総合して考慮すると
対策の優先順位は以下のように考えられます。
◆ 事業計画学科 ※ 2次試験科目・・・英語100点+小論文200点
『①英語→②理科→③数学・地歴・公民→④国語』
◆ デザイン情報学科 ※ 2次試験科目・・・数学150点+小論文150点
『①数学→②理科→③英語・地歴・公民→④国語』
センター試験で、『理科から1科目、地歴・公民から2科目』という選択もできるので
その場合の科目別対策の優先順位は、上記のものとは異なるようになりますが
基本的な戦略の考え方は共通しています。
それは、センター試験において高配点の科目と2次試験科目を重点的に対策すれば
効率的な受験対策を進めることができるということです。
あれもこれもとすべてをバランスよく勉強するのではなく
科目ごとに必要点数を設定した上で、全体の目標点数を達成すると良いでしょう。
点数アップに必要な要素として、苦手科目の克服を挙げることができますが
状況によっては苦手克服よりも、得意科目の創出の方が有効である場合もあります。
自分自身にとってどちらの戦略が効果的なのか、ということを正確に分析・認識し
志望校合格に向かって引き続き努力を続けていきましょう。
次回の記事では、食産業学部の受験戦略について記載します。