教育プランナーブログ

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3月13日(水)に、公立高校入試後期選抜の合格発表が行われました。

一部の高校で2次募集が行われますが、受験生の進路はほぼ決まったことになります。

合格した方も、残念ながら不合格だった方も、しっかりと気持ちを切り替えて

万全の準備をした上で高校生活に臨んでほしいと思います。

  

高校入学後は、最初の半年がポイントです。

高校は基本的に同じ学力レベルの生徒が多く集まるので

1度学力差がついてしまうと、その挽回には非常に大きな負担が伴います。

あるいは1度ついてしまった学力差は、そう簡単には埋まりません。

  

今回の記事では、高校入学後の最初の半年がなぜ重要なのか

そしてそれをうまく乗り切るために、必要なことについて記載します。

是非参考にして頂き、スタートダッシュの一助となれば幸いです。

  

  

【新高校1年生対象 ~高校入学後のテストについて~】

<Point ①> 4月 ・・・ 実力テスト

春休み中には高校から宿題が出ます。

そしてそれが高校入学後の実力テストの範囲となります。

最初のテストでどの位置につけるか、ということは非常に大きなポイントです。

高校3年間をマラソンに例えると、このテストは最初の1~2㎞に相当します。

良い位置取りを行うことで、その後のレースを優位に戦うことができます。

  

  

<Point ②> 6月 ・・・ 中間テスト

中学校までとは異なり、テスト科目は以下のように大幅に増加します。

  

国語 ・・・ 現代文と古典の2科目へ

数学 ・・・ 数学Ⅰと数学A の2科目へ

英語 ・・・ 英語ⅠとOCⅠの2科目へ

理科と社会については、カリキュラム次第で2~3科目程度

  

テスト日程は3~4日程度と長丁場になります。

またテスト範囲が広く、難易度もこれまで以上に難しくなりますので

テスト直前だけの対策では、高得点を取ることができません。

中学校まで9割以上の点数しか取っていなかったという生徒が

平均点前後~赤点ラインの得点しかできないということはよくある話です。

  

  

<Point ②> 6~7月 ・・・ 進研模試

高校によって実施時期が多少異なりますが、基本的には夏休み前に行われます。

進研模試は全国で40~45万人が受験する大規模な模試です。

模試の中では比較的問題が易しく、偏差値が出やすい模試なのですが

自分自身が学力的にどの位置にいるのか、ということを把握するには最適です。

  

2月23日更新の記事にも記載しましたが、以下に目標設定の目安をご紹介します。

大学受験を目指す方は、できるだけ早めに志望校を決めるようにしましょう。

そして最初の模試である進研模試でその基準をクリアできるようにしましょう。  

  

  

大学のレベル 東京大・京都大レベル 難関国公立大レベル 国公立大 合格下限レベル
全国順位(国数英総合) 3,000~4,000番以内 20,000番以内 120,000番以内
全国偏差値(国数英総合) 76程度 68程度 56程度
得点目安(国数英300点満点) 約225点 約195点 約135点
得点目安(1教科100点満点) 約75点 約65点 約45点

  

※ 国公立大学医学部医学科は、東京大京都大レベルとほぼ同等

※ 東北大学は、難関国公立大レベルに相当

※ 宮城教育大学宮城大学山形大学福島大学などは、国公立大合格下限レベルに相当

※ 進研模試は難易度や受験者層などの影響で、他の模試よりも偏差値が高くなる傾向があります

  

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