2014年1月19日
【宮城県 大学受験】 センター試験後の出願ポイント
センター試験後の自己採点の結果で、出願先を決めることになりますが
大学や学部ごとに『センター:2次』の比率が異なるため
センターの得点率や、2次試験科目などを十分に考慮した上で
出願先を決定しなければなりません。
例えば、東北大学は学部によって『センター試験と2次試験の配点比率』が異なり
科目間の配点もさまざまなので、自分の特性に合わせた学部選択をすることで
合格の可能性がより大きくなると言えます。
もちろん、学部選択は学びたい学問や分野によって決めるものなのですが
『現役合格』にこだわる場合、状況によっては多少の妥協が必要になるケースがあります。
特に文系学部の場合は、入学後にその後の目標が決まっていく場合も多く
センター試験の得点率によって、臨機応変に志望学部の変更を行う受験生も毎年出ています。
『東北大学』という大学自体にこだわる受験生も多く
『学部選択』を1つの受験戦略として活用することも有効と考えられます。
<東北大学 文学部>
区分 |
国語 |
地歴 |
公民 |
数学 |
理科 |
外国語 |
合計 |
総点 |
センター |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
100 |
600 |
1600 |
2次 |
400 |
― |
― |
200 |
― |
400 |
1000 |
<東北大学 教育学部>
区分 |
国語 |
地歴 |
公民 |
数学 |
理科 |
外国語 |
合計 |
総点 |
センター |
100 |
50 |
50 |
100 |
50 |
100 |
450 |
1250 |
2次 |
300 |
― |
― |
200 |
― |
300 |
800 |
上記の表からわかるように、東北大学文系学部の中でも、文学部と教育学部は
2次試験における数学の配点を英語・国語より低く設定しています。
『英語・国語の文系科目は得意で、数学は苦手』という人には非常に有利な条件です。
上記2学部の志願倍率は例年3倍前後で推移し、第1段階選抜が行われる可能性が低い上に
2次試験の配点が高いことから、『2次試験重視型』の学習を実施するのが効率的であると言えます。