2015年5月25日
【宮城県 学習方法】 ノートの取り方を工夫しよう
新学期が始まり、そしてゴールデンウィークが終わった今の時期は
学校の授業ペースが少しずつスピードアップする時期です。
授業の予習・復習はしっかりと進めていますか?
授業を1度受けるだけでは知識は定着しません。
予習→授業→復習→テスト対策→テスト後の復習というサイクルで
記憶が知識として定着していきます。
部活や習い事などで疲れていたり、忙しかったりすると思いますが
毎日コツコツ勉強を続けるようにしてください。
勉強の効率を上げるためには、ノートの取り方も工夫する必要があります。
よくある方法としては、赤ペンや青ペンで重要語句を目立たせたり
蛍光ペンで大事なところを塗りつぶしたり、という方法です。
最近ではあまりに多色のペンを使うことはかえって逆効果とも言われます。
使っても黒・赤・青の3色まで、というのが定説になりつつありますが
重要なのは、『自分にとって見えやすく、覚えやすい』方法を見つけることです。
世の中にはいろいろな勉強法があり、それに関する本も多く出版されていますが
それらの勉強方法を鵜呑みにするのではなく、自分なりにアレンジしてみましょう。
以下に『お勧めのノートの取り方』について記載しますので
それらを基に、自分流のノートの取り方を完成させてみてください。
【お勧めのノートの取り方】
○ 3色ボールペンを使って勉強する
上記の通り、多色を利用するのではなく、色は3色に限定しましょう。
そうすることで、どこが本当に重要なのかがひと目でわかるようになります。
また、鉛筆ではなくボールペンを利用するのにも理由があります。
それは、『ミスをノート上に残す』という理由です。
間違えた箇所を『消す』のではなく、『バツをつけた状態で残す』ことで
同じ間違いをしないように意識するようになります。
○ しっかりと行間を空けて、見やすく書く
ノートには罫線が引いてあり、メモがしやすくなっていますが
マスや行が小さすぎて、後で見返したときに見にくいということがあります。
行間をしっかりと空け、大きく丁寧な字で書くようにしましょう。
しかし、必要以上に丁寧に、きれいに書く必要は全くありません。
ノートはきれいに残すものではなく、何度も見返して使うためのものなのです。