教育プランナーブログ

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今回は前回に引き続きセンター試験の解き方についてアドバイスしたいと思います。

今回の科目は数学です。

英語同様、数学も時間配分が難しい科目と言われており

受験生間での得点差が大きい科目であると言えます。

特に数学ⅡBの難易度は高く、昨年は平均点が非常に低くなりました。

今年は易化するのではないかと期待している受験生も多いのではないかと思います。

確かに多少平均点が上がる可能性は高いと思いますが

そこまで問題が簡単になることはないのではと思います。

大事なことは、問題の難易度に関わらず安定した得点力を身につけることです。

『どんなに問題が難しくても絶対に70点は取れる』という実力があれば良いわけです。

そのためにはたくさん勉強するだけではなく、しっかりとした戦略が必要となります。

その戦略の1つが『問題の解き方』にあるというわけです。

【センター数学 オススメの解き方】

○ 満点を諦める

『満点を諦める』という書き方をするとマイナスのイメージを持つかもしれませんが

これはむしろ、高得点をとるための積極的な戦略です。

満点を狙いたい人や狙える人は良いのですが、そうではなく60~80点でいいよという人は

各大問にある最後の問題(=高難易度の場合が多い)を最初から解かないのも手です。

難しい問題でも1問あたりの配点はせいぜい3~4点です。

難しい問題に時間を使っても解けない可能性の方が高いのであれば

最初からその時間を他の設問に回した方が高得点が狙えます。

さらに見直しの時間を確保することになり、得点が安定する可能性もあります。

70点目標の人は、『70点取るためにはどうすれば良い』という風に考えつつも

『30点をどこで間違えていいか』という風にも考えれば良いのではないでしょうか。

○ わからない問題に対して適当にマークする場合にも工夫しよう

センター試験はマーク形式なので、わからない問題でも一応はマークすることになります。

しかし数学は他の科目とは異なり、選択問題ではないため

適当に数字をマークしてもなかなか正解になることはありません。

ただ、そのようなときにでも工夫できることはあります。

例えば三角比の問題で辺の長さや正弦の値などにルートの値が出た場合

それらの次に来る問題(面積や体積が多い)の答えにも同様のルートの値が入ることがあります。

またルートの中身が1ケタの場合、それに当てはまる数字は、2,3,5,7の4パターンしかないため

それも大きなヒントになります。

最近のセンター試験では、誘導型の設問も多く出題される傾向にあるため

前の問題が次の問題のヒントになっていることが多いので

そのようなことも手がかりにしながら、1点でも2点でも多く得点できるようにしてください。

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