2016年12月21日
【宮城県 高校受験】 古文・漢文のポイント
宮城県公立高校入試には、前期選抜と後期選抜の両方で
古典(古文or漢文)の問題が出題されます。
古典というと苦手意識を持っている受験生もいると思いますが
入試問題を分析してみると、実は出題パターンにある傾向があります。
難易度そのものも難しくなく、きちんと準備さえすれば
古典の部分で満点を取ることもそれほど難しいことではありません。
以下に古典攻略のポイントを記載するので、是非参考にしてみてください。
【公立高校入試 古典攻略のポイント】
〇 古文は『現代仮名遣い』と『本文の大意』
古文で必ず出題されるのが、歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す問題です。
教科書レベルの易しい問題しか出題されませんので、確実に正解したいところです。
また、本文の大意について問われる問題も頻出です。
この問題は記号問題として出題されることが多いので
本文と選択肢を見比べて、矛盾のないものを選ぶと正解率が上がります。
〇 漢文は『返り点』と『本文の大意』
漢文では返り点がついている文章を正しく書き下すことが重要です。
難易度はやはり易しく、学校の定期テストを解き直すくらいで十分に対策できます。
また、漢文における『本文の大意』は、教訓めいたものが多いのが特徴です。
本文中のエピソードがどのような教訓につながっているのかを読み取るには
読解力のほかに、推察力も重要になります。
古典の問題は、多くの問題演習を進めることで克服が可能です。
苦手意識があって取り組みにくいかもしれませんが
対策を始めてみると意外にすんなりいくケースも多いので
まずは対策を始めてみる、ということをお勧めします。