2016年12月22日
【宮城県 大学受験】 東北学院大学<文系学部>の入試傾向
今回は、宮城県及び東北地方で最大クラスの規模の私立大学である
東北学院大学の入試傾向について記載したいと思います。
東北学院大学の文系学部には、文学部、経済学部、経営学部、法学部および
教養学部の一部学科があります。
受験科目は主に英語と国語に加え、数学や地歴から1科目選択という形式です。
基礎~標準レベルの問題がバランスよく出題されており、良問が多いのが特徴です。
そのため基礎がしっかりできていれば解けますが、
そうでなければ難しく感じるかもしれません。
英語や国語、地歴の各科目は基本的には記号選択問題で構成されているため
センター試験受験が必須である国公立大学受験者が対策に使ってもいいかもしれません。
数学はⅠAⅡBからバランスよく出題されており、基礎学力が定着していれば
高得点を取ることも可能だと思います。
頻出単元は、2次関数、三角比、確率、微分・積分、ベクトル、数列です。
合格最低点は学部や学科によって異なりますが、概ね50%程度です。
つまり3科目で半分できれば合格できるわけです。
すべての科目をバランスよく50点ずつ取るのはなく
どれか1つを得意科目にして、高得点を取るという戦略が良いと思います。
問題の難易度に関わらず高得点が取れるような得意科目があれば
全体の得点率が安定し、合格最低点の50%が取りやすくなるからです。
東北学院大学の一般入試は、例年2月前半に予定されています。
入試当日まで残り1ヶ月と少しですが、最後まで諦めずにしっかりと対策しましょう。