次回に引き続き、中学入試対策シリーズです。

今回は国語です。

　

国語を苦手にしている人は国語の問題の一番最初に書いてある

最初の文章をもう一度読んでみましょう。

　

「次の文章を読んであとの問いに答えなさい」

　

ここでは問題をつくった人や点をつける人は、あなたに

「答えを探して書きなさい」と言っているのであって

「答えをつくりなさい」と言っているわけではないのです。

　

「読む時間、探す時間を与えるから、文章の中から答え探しをしなさい」

このように読み替えると少し気が楽になりませんか？

　

書き抜き問題も、選択問題も、記述問題も基本は答え探しです。

文章に書いていないことを作って書いてしまうと逆に減点されてしまいます。

　

　

ここで記述問題のコツを一つ伝授しましょう。

　

たとえば小説で「花子はなぜ泣いてしまったのか。50字で答えなさい」

という問題があったとします。

こういう問題の答えは次のように肉づけしていくと、うまくまとまります。

　

・語尾を決める 「～から」 2字

・文章からメインとなる心情を読み取る 「うれしかったから」 8字

・心情の原因となる出来事をシンプルに主語述語で抜き出してくっつける

　「ヒロシが助けてくれたことがうれしかったから」 21字

・心情の変化をより大きくさせるような条件を抜き出していき、

　ストーリーでの重要性や字数制限などを考えながらくっつけて文章を完成させる

　ex.「普段は自分をからかっている～」「自分が恥ずかしい思いをしてでも～」など

　

このように手順をしっかり身に着けておけば、長い記述問題でも怖くありません。

　

　

家庭教師のトライでは、中学入試国語指導も承ります。

　

西高附属中、五ヶ瀬中、宮大附属中、日向学院中、宮崎第一中、宮崎日大中、

聡明中、鵬翔中、宮崎学園中、尚学館中、日南学園中、日章学園中など

中学受験対策のご相談は、家庭教師のトライ宮崎校まで、お気軽にどうぞ。