2018年8月30日
公立高校入試を知ろう!⑤
宮崎県の皆さん、こんにちは!
家庭教師のトライ 宮崎校です。
今回は公立高校入試の出題傾向・対策すべき内容【理科】編です。
【理科】
*出題傾向*
理科は物理・生物・化学・地学分野から大問6題が出題されます。分野ごとに出題されるのではなく、1つの大問の中で複数の分野にまたがって出題されるのが特徴です。
物理的領域は実験をもとにしたデータからポイントを読み取る問題が多く出題されます。どのような目的を持って行われている実験なのか、どういった結果が導き出されるのかを類題で把握しておきましょう。基本原理を正しく理解しておけば、正解は導くことができます。
生物的領域は実験・観察の結果から目的の答えを導き出す為に、総合的に考察していく問題が多く出題されます。
化学的領域は計算をはじめ、反応全体に関する知識や原理原則・仕組みを問われ、記述で答える問題が多く出題されます。実験や観察に対する手順や考察を問われるので、実験の手順や用語は確実に覚えておきましょう。
地学的領域は、基本的な知識に関する問題や、観察された現象が起こる原理等の定着度を問われる問題がよく出題されます。
*対策*
例年1分野・2分野からバランスよく出題されており、比較的身近なものが題材になっています。表やグラフ・レポート形式で出題される問題も多いので、教科書にのっている実験の手順・考察は確実に覚えておきましょう。また、化学式や化学反応式、イオン式のいずれかは毎年出題されるので教科書の中でよく出てくるものをチェックしておきましょう。
次回は【社会】編です。