教育プランナーブログ

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2011年10月

今回は物理と化学の対策についてお話します。

 

≪物理≫

物理は前回お話した数学の勉強法と似ています

 

1.定理や公式を理解し徹底して暗記

2.数学と同様に解法パターンを組み合わせて問題を解く訓練をする

 

センター試験の理科は平均点が60点になるように作られています。

普通の問題ばかりだと、理系の受験生はほとんど解けてしまうため、平均点が上がってしまいます。

そのため盲点をついて間違わせる問題を出して、平均点を下げるようにしています。

ゆえに基礎的なことを答えられるようにするだけではなく、

盲点をついた問題に対応できる力を養う勉強が必要になります。

 

 

≪化学≫

化学には「理論」「有機」「無機」の三つの分野があります。

「理論」をマスターするためには、しっかりとした理解が必要なため、時間がかかります。

「理論」をテーマにまとめた問題集を使って、取り組んでいきましょう。

「有機」と「無機」は暗記中心の勉強がメインになります。

反復で記憶を強化すれば実力がついてくるのが実感できるでしょう。

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今回はセンター試験の理科総合の対策についてお話します。

 

1.理科総合とは何か?

理科総合A(化学+物理)と理科総合B(生物+地学)に分かれます。

文系の受験生が受けることが多いため、難易度は低めです。

しかし、理系の学部では理科総合を選択できないところも多いので、志望大学の選択科目を確認しましょう。

 

2.出題傾向

理科総合は深い知識は必要ありません。身のまわりの自然現象を理解し、

自然に対する総合的な見方や考え方が問われます。

実際センター試験でも環境問題や資源問題などの身近なテーマが出題されています。

与えられた表やグラフを読み取り、答えを導き出す「考察力」が必要とされます。

 

3.センター試験対策

理科総合を解くために必要な知識は「広く浅く」なので、まずは教科書の内容を徹底してマスターしましょう

次にセンターの過去問や同レベルの実践問題を数多く解いて対応力を養っていきましょう。

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今回は大学受験の数学についてお話します。

 

大学受験レベルの数学ならば問題を解くセンスは不可欠ではありません。

高校数学は、暗記科目のように数学を克服していくことが可能です。

以下に勉強の手順を記します。

 

【計算力をつける】

数学で計算ミスをしてしまうと点数がもらえません。記述なら部分点がありますが、センター試験では0点です。

計算の正確さとスピードを身につけるためには反復トレーニングしかありません。

テストで毎回計算ミスで点数を落としている人は、毎日トレーニングの時間を取ってこつこつと取り組みましょう。

いつも計算を間違っていれば、それはケアレスミスではなく、あなたの実力です。

 

【単元ごとの基本事項を覚えて典型問題をスラスラ解けるように解法パターンを身につける】

丸暗記ではなく解法の道筋を理解して答えが出せるようにする必要があります。

解法パターンがしっかり身についていれば、多少ひねった問題が出されても正しい答えが出せるようになります。

 

【問題演習をこなして応用力を身につける】

入試問題などの応用問題は何種類かの解法パターンの組み合わせで解くものであり、

解法パターンの組み合わせの複雑さ=問題の難易度となります。

数学の問題が解けるということは、解法パターンの組み合わせに気づくということなのです。

必要な解法パターンを暗記して、その組み合わせ方を覚えていくことが数学の勉強法です。

 

 

以上の順序でトレーニングをしていけば数学の力はつきます。

家庭教師を利用すれば、問題演習の時に解法パターンの組み合わせを口頭で先生に伝えて

チェックしてもらえばノートに書く時間が不要になるので時間の短縮になり、効率的に勉強できます。

ひたすら問題をこなすだけでは真の実力はつきません。正しい手順を踏んで取り組んでいきましょう。

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今回は国語(現代文・古典)の勉強の方法についてお伝えします。

 

国語が全体的に苦手な方は古典から手をつけるのがベストです。

古文・漢文の意味さえ取れるようになれば、解答を導き出すために必要な内容の読み取りは現代文より浅くて済むので、確実に点が取れるようになります。勉強の方法も英語に似ているところがあるので取り組みやすいです。

 

≪古文≫

英語と同じように勉強すれば実力がつきます。単語力と文法力をベースとして読解力を養っていきましょう。

 

◎覚えなくてはならない古文単語の数は約300語

英単語の数と比べると10分の1程度です。こつこつと単語を覚える時間を毎日取る事も大切です。

5分でも空いた時間があれば単語を覚えるクセをつけて、無駄なく暗記していきましょう。

古典文法を完璧に覚えることも重要

動詞、形容詞、形容動詞の活用、助動詞の活用と接続と意味などをマスターする必要があります。

声に出して例文を押さえていけば頭に残りやすいです。

◎単語と文法を覚えたら、読解の訓練

主語のつかみ方や敬語の多い文章などを読み取れるように、できるだけ多くの問題に当たりましょう。

 

≪漢文≫

漢文の勉強は古文より簡単です。漢字の知識がしっかりと身についていれば単語を覚える必要がないからです。

 

◎まずは句法をマスター

漢文の文法に当たるものが返り点と再読文字、反語などの句法です。まず、これらを徹底してマスターします。

◎ひたすら問題を解いて得点力アップ

古文と同じく、返り点や句法をマスターしたら、ひたすら問題を解いていきましょう。

 

≪現代文≫

現代文は評論と小説のふたつに大きく分かれます。

 

◎評論のポイントは、筆者の主張を捉えること

筆者の主張を伝えるには基本的には二つの方法があります。

 

・同じことを繰り返し伝えて記憶に残るようにする

 筆者の主張は言い方を変えて何回も文中に登場するのが普通です。

・対比という主張とほぼ反対のことを並べて書くことによって、本来伝えたい主張を目立たせる

 

筆者の主張を、指示語や接続詞を手がかりに読む訓練をしていきましょう。

漢字の配点も意外と高いものが多いのでしっかりと読み・書き・意味を押さえておきましょう

 

◎小説のポイントは、登場人物の心情の把握

「うれしい」「悲しい」などのストレートな表現があればわかりやすいのですが、基本的には登場人物の動作、表情、背景などを通して心情を表現します。心情を表す部分に傍線を引くなどしてしっかりと読み取っていきましょう。

 

評論に比べて小説は読みやすいと考えている人も多いと思います。しかし、思ったように小説の得点が伸びていない人も多いでしょう。そういう人は本文を読む時に登場人物に感情移入をして読んでいるのではないでしょうか?登場人物の心情を読み取る時に自分の気持ちを投影して読んでしまっているのです。小説を読む時に主観を入れて読んではいけません。国語の問題には、あなたがどう感じるかという設問はありません。文章の受け止め方は十人十色なので答えをひとつにしなければならない試験問題にはできないのです。

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今回は「受験対策法」についてお伝えします。

 

宮崎の高校は全国的に見ても非常に面倒見が良いのが特徴です。

朝課外、夕課外、長期休暇中の課外など朝から晩まで勉強をさせてくれます。

受験間近になると夜の9時まで学校を開放しているところもあります。

 

しかし、考えてみてください。学校の授業は、あなたが大学合格をするために必要十分の内容でしょうか?

言うまでもなく答えは「いいえ」です。学校の授業はひとりひとりに合わせたカリキュラムではないために不要なところを勉強させられたり、必要なことを習っていないという状況にも陥ります。

学校の授業を中心に受験対策を組み立てていくことは当然ですが、

ただ学校の授業をこなすだけでは合格にはたどり着けません

自主性を持って勉強に取り組んでいく必要があります。

 

では、どのように受験対策をすればいいでしょうか。

 

1.志望校を決めることによりセンター試験と二次試験の目標点をはっきりさせる。

2.センターの科目ごとの目標点を決める。

  二次試験の科目はセンターの目標点を達成させれば平行して伸びていきます。

3.科目ごとの学習計画を立てて実行していく。

4.模試などの実力テストで伸び具合や弱点のチェックをする。

5.チェックを元に学習計画を修正して実行していく。

6.4と5を繰り返す。

 

この勉強法はPDCAサイクルと言って、勉強だけでなく仕事やスポーツのトレーニングなどの作業や練習をするときによく使われる、管理方法です。興味のある方はPDCAで検索をするとたくさん出てきますので調べてみてください。

 

勉強にこのPDCAサイクルを使う時の最大のポイントは、自分の実力を客観的に評価することです。

甘い評価をしてしまうと本当は勉強しなくてはいけないところを飛ばしたり、逆に辛い評価をすると必要以上の勉強をして時間を浪費することになります。

 

トライの家庭教師なら、あなたの実力を客観的に評価して、適切な学習へと導くことができます。

興味のある方はトライにご相談ください。

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今回は宮崎大学の学部・学科ごとのセンター試験得点比率と偏差値をお伝えします。

 

【宮崎大学】

学部・学科 センター試験 2次偏差値
得点率 得点(満点)
 
◆前期日程◆      
教育文化 学校-初等教育 64% 580(900) 54
学校-中学-国語 67% 603(900) 56
学校-中学-社会 64% 576(900) 55
学校-中学-数学 65% 586(900) 52
学校-中学-理科 64% 574(900) 54
学校-中学-音楽 55% 495(900)
学校-中学-美術 54% 486(900)
学校-中学-保体 55% 495(900)
学校-中学-技術 60% 540(900) 52
学校-中学-家庭 58% 522(900) 53
学校-中学-英語 68% 612(900) 56
学校-特別支援 60% 542(900) 54
人社-言語文化 67% 601(900) 53
人社-社会システム 65% 649(1000) 53
       
84% 756(900) 67
看護 68% 546(800)
       
材料物理工 57% 511(900) 46
物質環境化学 61% 610(1000) 48
電気電子工 58% 580(1000) 46
土木環境工 56% 389(700) 45
機械システム工 59% 591(1000) 50
情報システム工 60% 598(1000) 45
       
植物生産環境科学 63% 567(900) 52
森林緑地環境科学 62% 554(900) 52
応用生物科学 65% 488(750) 55
海洋生物環境 66% 429(650) 52
畜産草地科学 61% 549(900) 52
獣医 83% 751(900) 64
◆後期日程◆
教育文化 学校-初等教育 66% 594(900)
学校-中学-社会 68% 612(900)
学校-中学-数学 68% 748(1100) 55
学校-中学-理科 66% 462(700)
人社-言語文化 68% 612(900)
人社-社会シス 67% 670(1000)
       
87% 784(900) 67
看護 70% 560(800)
       
材料物理工 65% 585(900) 51
物質環境化学 67% 601(900) 53
電気電子工 65% 585(900) 48
土木環境工 61% 548(900) 47
機械システム工 66% 660(1000) 51
情報システム工 64% 640(1000) 49
       
植物生産環境科学 69% 620(900) 57
森林緑地環境科学 64% 641(1000) 52
応用生物科学 73% 767(1050) 57
海洋生物環境 67% 637(950) 56
畜産草地科学 65% 585(900) 54
獣医 86% 862(1000) 70

 

トライ教育情報センター調べ

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今回は「大学受験の動向・形式・流れ」についてお伝えします。

 

1.大学受験の動向

2012年度入試では大学受験者数は大震災や景気の影響で昨年度よりも減少する可能性が高いでしょう。

同じ理由で地元志向が強くなることも考えられます。さらに、福島原発の影響で関西、中四国、九州の大学に受験生が集まることも可能性としてはあるでしょう。

不景気の時は国公立志望者が増えることも念頭に置いておくことも必要です。

 

2.大学受験の形式・流れ

国公立大学は「センター試験」+「個別試験(2次試験)」の二つの試験を受ける必要があります。

私立大学は「センター試験」を使う試験と使わない試験に分かれます。

また、学力以外の能力を評価して合否を決めるAO入試推薦入試などもあります。

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今回から大学受験についてお伝えしていきます。1回目は志望大学の選びかたについてです。

志望校を選ぶにはいろいろな条件を組み合わせて慎重に決める必要があります。大事な順にご紹介していきます。

 

1.自分を知る

自分の関心や興味がある分野はどの分野かを確かめることがまず必要です。次に自分が何に向いているのか、それをするための現在の能力はどれくらいかを確認します。

自分の判断では心もとない時には身近な人の意見を参考にするのも良いでしょう。学校で受ける適正検査も役立ちます。

 

2.学部・学科を決める

将来就きたい仕事に必要なことや、大学で勉強をしたいことを具体的に決めます。

 

3.大学・短期大学を決める

学部が決まったら、大学を選びます。

 

・学びたい分野 ・カリキュラム ・国立・公立・私立 ・自宅通学 or 自宅外通学

・入試科目 ・校風 ・サークル ・学費 ・奨学金

 

上記の条件に優先順位をつけて大学を選びましょう。

「誰かに勧められたから」、「友達が行くから」、「偏差値で行ける学校だから」などの理由で安易に決めると、大学に入ることが目的となってモチベーションが長続きしません。

 

次回は「大学受験の動向・形式・流れ」についてお伝えします。

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宮崎県高校入試の傾向と対策、今回は国語④作文についてお伝えします。

 

【傾向】
作文は独立した問題としては出題されず、大問の最後の問題としてよく出されます。

100字程度の文章を書かせる問題が毎年出されます。

 

【対策】
日頃から自分の考えを文章にまとめる訓練をしておきましょう。

今年は筆者の主張をまとめる問題が出たので、要旨を短くまとめるトレーニングも必要です。

とにかく書くことに慣れることがまず第一です。

 

今回で宮崎県高校入試の傾向と対策は終わります。

さらに詳細を知りたい方はトライへご相談ください。

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宮崎県高校入試の傾向と対策、今回は国語③古典(古文・漢文)についてお伝えします。

 

【傾向】
今年は古文と漢文を並べて対比させて解かせる問題が出されました。過去3年は同じ形式で出題されています。 

 

【対策】
古文・漢文の文章の難しい語句、表現には必ず注がついています。本文とにらめっこするのではなく、注にある現代語訳を確認しつつ読み取っていきましょう。ここ3年の形式は同じでしたが今年変わる可能性も十分あるので、いざ本番で慌てないようにしましょう。

  
次回は国語④作文の傾向と対策をお伝えします。

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