2019年2月19日
関西中心に患者急増
麻しん(はしか)の患者が、関西を中心に増加しています。
国立感染症研究所の発表では、2月6日までに全国19都道府県で148人の感染が報告されており、
過去10年でもっとも速いペースで感染拡大をしています。
麻しん(はしか)は、空気感染を主たる感染経路とする、感染力が非常に強いウイルス感染症で、
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、
2~3日熱が続いたあと、39度以上の高熱と発疹が出現します。
また、肺炎や中耳炎を合併しやすく、1,000人に1人の割合で脳炎を発症し、
死亡することもあるとされる怖いものですが、事前に予防接種を受けることで予防が可能です。
現状、長野で流行している話は聞きませんが、
高校受験も近いので、ぜひ予防接種は受けておきましょう!