教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



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2012年3月

新年度に向けて問題集の選び方をアドバイスさせていただきます。

中学生用問題集に関してですが、大きく以下の2つのジャンルに分けられます。

 

①通年用問題集

中1・中2・中3の学年ごとに分かれている問題集

・解説と基礎問題が充実しているので、中1・中2年生が授業にそって進めるのに適している。

・教科書準拠の問題集もあり、主に定期テスト対策を目的としても効果的

 

②受験用問題集

中1~中3単元を集約させた問題集

・1冊で総復習ができるので入試や総合テスト(全範囲)の対策に適している。

・解説や基礎問題は通年用より少ないが、入試用の応用問題まで入っている。 

 

また、①②の問題集の中でも【基礎】【応用】【発展】などレベル分けがされています。

平均点を切っているお子様は【基礎】レベルの問題集から利用し、

平均点やそれ以上のお子様には【応用】レベルの問題集を利用することをおすすめいたします。

また、長野高校松本深志高校などの公立トップ校や、首都圏などの難関私立高校

志望しているお子様は【発展】レベル問題集を使って普段から対策をした方がよいでしょう。

 

このように、「どの問題集が良いか」ではなく、

「どの問題集が、お子様の現状や目的に合っているか」を考えて選ぶことが大切です。

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4月から新年度がスタートします。

新年度が始まる前に、一度今年度を振り返ってみてください。

学習面だけでなく、生活面や精神面などで、様々な自己の成長があったはずです。

アップルの創業者でもあるスティーブ・ジョブズ氏は、

2005年スタンフォード大学卒業式のスピーチでこうのように語りました。

 

大学を中退していなければ、西洋書道のクラスに入ることはなく、

パソコンは今のような素晴らしい書体をもたなかったかもしれません。

もちろん大学にいる時、先を見て点を繋げることは不可能でした。

でも10年経って振り返るととても明快なのです。

もう一度、先を見て点を繋げることはできません

振り返ってのみ繋げることができるのです。

だから、点は未来に繋がるのだと信じないといけません。

根性、運命、人生、業、何にせよ何かを信じなくてはなりません。

先に繋がると信じることは、たとえあなたを慣れた道から外すとしても、

ハートに従う自信を与えてくれるのです。これが大きな違いをもらたします。

 

スティーブ・ジョブズ氏の言う「点」とは、行動経験のことです。

人は人生の中で無数の点を残しながら生きています。

そして、その点と点が繋がったときに何かを成しえることができたと言えます。

「先を見て点と点を結びつけることは出来ないが、

 過去を振り返ると、それらが繋がっていることが実感できる。」

 

例えば部活動においても、今では当たり前のようにできることが、

一年前はできなかったということがあると思います。

これは、上達することを信じて努力した結果だと思います。

勉強面においてもそうです。一年前には、この一年やってきたことは全く知らなかったと思います。

 

先を見ても何もわかりませんが、今からやることは決して無駄にはなりません。

それを信じて、今年一年間頑張っていきましょう!

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春休みの学習によって新学年を良いスタートで迎え、
次期受験生は入試に向けて取り組んでいきましょう。
 
 
★春休みの過ごし方のポイント★
 
①前学年の復習をしよう
まずは春休みの宿題を終えることですが、宿題になっているワークブックや
ドリルなどは春休み中に2、3回繰り返し演習するつもりで挑みましょう。
前学年で教わったことは必ず新学年で教わることの基本となるものです。
つまり、前学年の単元を習得していなければ新学年でもつまづいてしまいます。
前学年で使った教科書や副教材を整理し、弱点分野や弱点単元を克服しましょう。
 
 
②入試問題を解いてみよう
次期受験生は一度自分の受ける学校の入試問題を解いてみましょう。
「どれくらいできるか」よりも、どのような問題かを体感し、入試の傾向を「知る」ことにより、
普段の学習においても、本番をイメージした学習ができるようになります。
また、志望校と現在の自分の実力との距離感をつかむことが大切です。
今の実力でどれだけ解けるのかを把握し、これから何をどれだけやれば良いか、
受験計画を立てるためにぜひチャレンジしましょう。
 
 
③新学年の予習をしよう
まずは新学年の教科書や教材の目次を確認してください。そして簡単に目を通しましょう。
授業の見通しを意識することで、新年度からスムーズに入っていくことができます。
 
 
④1年間の学習計画を立てよう
新年度1年間の学習計画を立てましょう。
学習計画を立てるためには、まず②入試問題を解き、いつまでに何をどれだけやれば良いのか
自覚することが大切です。 そして、今やるべき①前学年の復習③新学年の予習を決めて
取り組みましょう。
 
 
⑤自分に合った参考書や問題集を選ぼう
大きな書店の学習コーナーに足を運んで、自分に合った参考書や
入試に必要な問題集を選びましょう。
「どれを使ってもいっしょ」ということはありません。
合わない教材や入試問題に出ないような問題集を使っていくら勉強しても非効率です。
また、今年1年自分が使う教材を新たに用意することは、モチベーションアップにも繋がります。
※買っただけで満足せずちゃんと活用するように注意してください!

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3月19日に長野県後期選抜の合否発表がありました。

受験生の皆さまは本当にお疲れ様でした。

 

て、入試も終わって一息つきたいところですが、高校に入学してからも勉強は続きます。

大学進学を目指してる方は当然ですが、そうでない方も高校は義務教育ではなく

単位制のため、必要単位を取るための学習は今後も必要です。

 

そこで、

高校入学前の今、何をやっておいた方がいいのかをアドバイスさせていただきます。

 

 

【高校で使う数学の復習】

高校では最初に『数Ⅰ』という分野をおこないます。以下は主な数Ⅰの単元です。

因数分解

・平方根

・1次不等式

・2次方程式

・2次関数

・2次不等式

・三角比

・球の体積と表面積

 

青字で書かれた単元はご存じのとおり中学で既習の単元です。

しかしこれらは、中学単元に戻ってやるわけではありません。

中学単元で習得した内容を前提に、高校分野の発展的な内容をやります。

つまり中学単元が分からないままだと、理解することはできません。

春休み中である今は、

高校でも使う数学単元から優先的に復習することをおすすめします。

 

 

【英文法の復習】

英文法も数学同様に、中学単元を習得していることを前提に高校分野の文法をやります。

しかし、英語の主語・動詞などの5文型のルールは同じなので、

それさえしっかり覚えていれば、高校英語でパターンや単語が増えても理解することができます。

 

高校入学前に中学で習った

①5文型

②時制による使い分け

は復習しておきましょう。また、それらの文法と合わせて中学で頻出された

③英単語

も暗記して高校に入るようにしてください。

 

高校ではとにかく単語数が増えますので、高校に入ってから

中学の単語まで覚えるのは困難です。今のうちに覚えておきましょう。

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長野県内の中学校では、

数学・英語・国語(漢字)『提出ノート』が毎日の宿題として課せられてます。

自由宿題形式(自分でやるところ決める)であるこの提出ノートを

どのように効果的にやるかがとても重要です。

 

●そもそも提出ノートの目的は何か?

勉強は1回でできるようにはなりません。

繰り返し練習しないと覚えられないため、

日々反復をして身に付けるための目的でおこなわれています。

しかし、大多数の子は、提出することが目的になってしまい、

できるところや簡単な所ばかりやってしまっています。

 

●悪い例と改善策【数学】

数学の悪い例は、解くのに時間のかかる文章題や図形をやらず、

簡単な計算問題だけをやっているケースです。

しかし高校入試では、計算問題はたったの5問(15点分)しか出題されません。

計算問題が50点以上出るのであれば、毎日でもやる価値はあるかもしれませんが、

たった15点のために3年間練習するのは非効率です。

配点の高い関数や図形単元や、まだ練習不足の苦手な単元などをやるようにしましょう。

 

●悪い例と改善策【英語・国語】

英語国語に関しても同様のことがいえます。

英単語や漢字を練習する際に「覚える」目的ではなく、「終わらせる」目的でやってしまっている

お子様をよく見ます。それだと練習したものが吸収されにくいため、

練習していたのにテストで書けなかったということになります。

 

1日1ページでかまわないので、きちんと「覚える」ことを目的に練習してみてください。

また、前日練習したものを何も見ないで書けるようになっているか確認してみるのも効果的です。

昨日練習したものをそこで書けなければ、きっとテストでも書けません。

そこで書けなかった場合はその日もう一度そこを練習するようにします。

そして次の日もう一度何も見ないで書けるか確認する。

 

この①⇒②⇒③⇒④サイクルを日々実践していくことができれば、確実に暗記することができ、

また練習するべきもの(覚えていないもの)を練習することができるので、

効率良く成果につなげられます。

ぜひ今日からこれらを意識してやってみてください。

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3月7日に長野県公立高校後期選抜が実施され、今年度の高校受験が終了しました。

合否の発表は19日です。

受験された皆さま、本当にお疲れ様でした!

 

さて、長野県高校受験についての総括ですが、

入試倍率に関しては3月6日のブログに掲載させていただきましたので、

今回は入試問題に関してお伝えいたします。

 

【数学】

受験生に感想を聞くと、「数学が難しかった!」という意見が一番多かったです。

出題の傾向は例年どおりですが、たしかに出題された応用問題は難しい問題ばかりでした。

昨年の平均点が46点でしたが、さらに下回る可能性があります。

1.計算・関数・図形(基本) 36点
2.方程式・図形・確率(応用) 24点
3.関数(応用) 20点
4.図形(応用) 20点

 

【英語】

英語はやはり長文問題ができるかどうかがポイントです。

『長文問題を制するのもは、英語を制する!』と言っても過言ではない出題形式です。

1.リスニング 20点
2.対話文 15点
3.対話文(長文) 30点
4.長文読解 35点

 

【国語】

古典の問題枠から『漢文』の問題が出題されたのが予想外でした。

というのも、過去6年間で漢文は1題も出題されていませんでした。

来年度以降は古文だけでなく漢文も入試対策をする必要があります。

1.説明文 39点
2.漢字(書き取り) 16点
3.古典 18点
4.小説 27点

 

【理科】

出題の形式や配点は例年どおりで、出題単元も予想どおり、

生物分野は『動物単元』、物理分野は『電流単元』が出題されました。

1.各分野の基礎問題 20点
2.生物分野 20点
3.地学分野 20点

4.化学分野 20点

5.物理分野 20点

 

【社会】

社会の地歴公の各出題配点は例年どおりでした。

しかし広範囲から出題されたので、万遍なく全体的に暗記をする必要があります。

1.地理 36点

2.歴史 36点

3.公民 28点

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今回は新学習指導要領に関してです。

今年度(2011年)から小学校で新学習指導要領が完全実施されましたが、

来年度からは中学校で新学習指導要領が完全実施されます。

 

そもそも学習指導要領とは、学校が児童・生徒に教えるべき学習内容の基準のこと。

つまり教科書はこの学習指導要領に沿って作成されるため、

学習指導要領が変わることで、学校での定期テストや入試の内容も変わることになります。

 

〇新学習指導要領の特徴

①  主要教科(英数国理社)の授業時間が約1割増える

②  思考力や応用力の育成のため「どうして」を論理的に考えさせるプロセスを重視。

③  従来の学習指導要領で削除されていた応用を中心とした学習内容が復活する。

 

①~③によって教科書は厚くなります。ページ数は平均25%アップします。

また単にページ数が増えるだけでなく、内容が今よりも高度になるため、

演習が増え、授業のスピードも早くなります。

 

しかし、「ゆとり教育」の影響で家庭学習を行わない生徒が増えている中、

授業時間が増加して、学習内容が追加されるとなると、

ついていける子とそうでない子の二極化に拍車がかかる可能性が高くなります。

 

〇新指導要領の対応するポイント

基礎的な知識に加えて、現代の子供達が苦手とする思考力・読解力・表現力が必要不可欠です。

そのためには普段から『なぜ?』を常に考えさせること大切です。

学習においても「なせそうなるのか?」を自分で説明しながら進めていくことが良いでしょう。

 

また普段の生活においてもそうです。

例えば映画に行ってきて、「楽しくかった?」「うん」とやりとりするだけでなく、

「どのあたりが面白かった?」とオープンクエスチョンにすることにより、子供の返答が変わります。

 

高校入試においても、思考力と表現力を必要とした記述式の問題が増えることが予想されます。

 

今のうちから新指導要領に向けた対策をおすすめいたします。

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いよいよ3月7日は高校入試の後期選抜です。

最終倍率は全体で1.03倍でした。

内訳は以下のとおりです。

 

普通科_1.02倍

理数科_2.09倍

英語科_0.70倍

商業科_1.03倍

工業科_1.01倍

農業科_1.05倍

家庭科_0.99倍

スポーツ科_0.43倍

音楽科_0.07倍

総合学科_1.09倍

 

昨年同様に理数科の倍率が一番高くなりました。

しかも昨年の1.7倍を大幅に上回りました。

 

≪理数科が高倍率になる要因≫

①前期選抜での募集定員が8~9割のため、後期の募集定員が少ないため。

②普通科クラスより偏差値が高く、レベルが高いため。

主な学校は屋代高校(3.42倍)、野沢北高校(2.75倍)、伊那北高校(2.50倍)、

飯田高校(3.75倍)、大町北高校(2.09倍)です。

 

続いて倍率の高かった学科は総合学科です。

総合学科の主な学校は、中野立志館高校(1.22倍)、

市立長野高校(1.31倍)、塩尻志学館高校(1.24倍)です。

 

農業科も昨年の1.1倍ほどではありませんでしたが、職業科の中では一番高い倍率となりました。

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