2013年11月13日
長崎県 私立高校入試の傾向と対策 ~理科編~
私立高校入試対策シリーズ、今回は青雲高校の理科についてお届けします。
平成24年度の出題から傾向を紹介していきます。
大問1
大問1は小問集合です。物理・化学・生物・地学の各分野からまんべんなく出題されています。
解答は選択式で、基礎的な問題が中心となっています。
ここで取りこぼすと挽回が難しくなるケースがありますので、各分野の重要事項は
漏れなく暗記しておくようにしましょう。
大問2
大問2は地学です。地震・火山からの出題が中心となっています。
一問一答だけではなく、文章で解答を求めるものや計算問題の出題もあり、
丸暗記では対応できない内容になっています。
重要事項の説明ができるレベルまで知識をつけ、演習問題で出題形式で慣れておきましょう。
大問3
大問3は化学からの出題です。化学反応式や濃度・質量の計算問題が中心となっています。
基礎知識を確実に暗記した上で、計算問題は特に多くの問題にあたっておく必要があります。
大問4
大問4は生物からの出題です。無性生殖に関する問題が出題されいます。
生物は暗記分野と思われがちですが、文章で説明を求められる問題は頻出で対策が必要です。
また、遺伝の分野も頻出単元なので押さえておきましょう。
大問5
大問5は物理です。光の分野からの出題となっています。
基礎知識を問う問題はもちろん、作図問題も出題されています。
こちらも丸暗記では対応できない内容ですので、仕組みの本質を理解する学習を行いましょう。
全体を通してみると、小問集合で幅広い分野からの出題があり、その後の大問で
各分野からいくつかの単元がクローズアップされている形で構成されています。
どの分野が重要、という事ではなく全分野の対策が必要ですので、早めに取り掛かかる必要があります。