2013年12月16日
長崎県 「教えて!トライさん」 冬休みの勉強法(小学生・中学受験生)
今回は中学受験に向けた冬休みの勉強法についてお届けします。
中学受験は、年明けすぐに試験が行われる学校がほとんどです。
よって冬休みは総復習を行う最後のチャンスになります。
ただ、冬休みの期間は非常に短く、できる事は限られます。
また、直前のこの時期に苦手分野の復習ばかり行うと
「あれもできない、これもできない」と不安が増大し、かえって逆効果になる可能性もあります。
冬休みの短期間で取り組むべきポイントは以下の4点です。
①苦手分野の復習は、単元を絞って1つか2つ取り組む
過去問に取り組む中でどうしても気になる単元をピックアップ。
1つ2つの単元であれば短期間でも攻略できます。
②得意分野を積極的に
得点できる問題を取りこぼさない事が、入試成功の重要ポイントです。
また、直前期に自信を深める意味合いもあります。
「この分野はもう大丈夫」と決めつけず、最終チェックを行いましょう。
③暗記すべきものを確実に
算数の公式や国語の漢字、理科社会の重要事項について抜けはありませんか?
暗記分野は覚えたものが出題されると即点数になります。
短期間でも効果が出る部分ですので、必ず行いましょう。
④体調管理
直前で頑張る気持は大事ですが、無理をしすぎて体調を崩したら何も意味がありません。
年が明けたらすぐに本番がやってきます。十分な睡眠をとり、入試に備えましょう。
冬休みは非常に限られた期間ですが、目的意識を持ち、ポイントを絞った対策を行えば
非常に意味のある期間になります。
自分の状況を冷静に分析し、有意義な冬休みを過ごして下さい。