教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



長崎県の公立高校入試!

受験まで残り約4か月とあっという間に勝負の日は近づいてまいりました。

今回は長崎県の公立高校入試の特徴について書いていきますので、

少しでも勉強の参考にしていただければと思います。

まずは試験日等の入試情報から。

<試験の種類>

国・理・社:共通問題

英:数:A問題/B問題

※英語と数学が学校によってA問題かB問題になるというのが非常に特徴的です。

<入試スケジュール>

入試日:3/7(水)3/8(木)

願書提出:2/20(火)

合格発表:3/15(木)

しっかり受験までの逆算をして勉強していきましょう。

ではここから各科目に関しての傾向と対策をお伝えします!

<国語>

傾向100字程度の記述問題が完全定着化

国語は例年、小説、古文、論説文、表現の大問4題の構成。

小説・論説文では漢字・語句、選択問題に加え、20~60字程度の記述問題までバランスよく出題。

漢文はこれまで出題されたことはありませんが、古文は毎年出題。

歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す問題は頻出。大問4では資料の読み取りからの

100字程度の記述が完全に定着化。文章を書く力が強く求められます。

対策:普段から「空欄をつくらない」習慣づけを!

国語が苦手だという方のほとんどは、記述問題が苦手です。

しかし、苦手だからといって空欄にしていては力はつきません。

字数指定がある場合、採点対象になる記述量は一般的に8割以上なのです。

普段問題を解くときから、間違っていてもいいので、解答を書く練習をしましょう。

古文はまず、基本的な古文単語を徹底的に覚えるところから始め、

過去問で反復練習を行い、定着をはかりましょう。

<数学>

傾向:各大問とも問1の成否が命取りに

数学の出題傾向は、毎年ほとんど変わらず、

計算小問、確率と資料の整理、関数、空間図形、平面図形、規則性の問題が出題されます。

長崎県の公立入試の特徴として、問1で求めた答えを問2、問3で使う連問形式であることが挙げられます。

つまり、もし問1でケアレスミスをしてしまうと、大問全ての点数を失うことになります。

見直しの時間も含めた時間配分が、結果を大きく左右します。

対策:証明・図形問題が高得点のカギ!

B問題の難易度はそれなりに高くなりますが、それでも簡単に解ける問題も多いです。

特に大問1の小問集合は確実に満点がとれるよう、作図も含めて全範囲的にしっかりと復習をしましょう。

証明の問題も、合同・相似・文字式など、毎年出題される分野は違いますが、必ず出題されます。

苦手としている人も多いですが、配点も高いので、図形の条件や照明の書き方などの練習は必須です。

<英語>

傾向:長文読解はA・B問題で同一問題が出題

平成29年度は、大問6題の構成で小問数など例年と大きな変化はありませんでした。

A問題では、大問2に資料読解の問題が完全に定着化。

以前まではA問題ではイラスト、B問題では会話文と、難易度が明確に区別されていた

大問5についても、B問題でもイラストが採用されるといった変更がありました。

大問6の長文読解もA・Bで同一の問題が出題されるなど、難易度の差が大きく縮まりました。

対策:単語・文法ともに立ち返って再確認を!

平成29年度の傾向を踏襲するのであれば、A問題で求められる水準は以前までと比べ高くなります。

B問題はむしろ易化傾向にあります。

いずれにしても基礎・基本を問う問題が鍵。

A問題は「解ける問題で確実に得点する」、B問題は「いかにミスをしないか」を意識して

問題に取り組みましょう。

リスニング対策にあまり時間を割かない人も多いですが、配点は高いので

過去問を何度も聞いて耳を慣らしておきましょう。

次回は社会・理科に関して書いていきたいと思います。

お楽しみに!

このページのトップに戻る

長崎県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら