教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



過去の記事を見る

2011年10月

こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。

今回は、中学受験の社会を紹介致します。大きく分類すると、地理・歴史・公民・時事の4つに分類できます。

学校によっては、地理と歴史の融合問題や公民と時事の組み合わせ問題なども出題されております。

このような問題は、塾の問題集では対応していないものが多くありますので、過去問の演習が重要になります。

しかし、時事は古い問題になると意味がなくなってしまうため、

昨年や一昨年の問題を中心に進めていくのが有効です。各分野の詳細を以下にまとめていきます。

 

①地理分野

統計資料を用いた問題と、地形図や雨温図を用いた問題が主体となっております。各地域の農畜産物や工業地帯・地域、漁獲量、食料自給率、都道県別の人口、面積、人口密度などに関連した問題もあります。各県の特徴を理解することにより、どの地域で何が盛んかを把握することができます。分量が多いため丸暗記だけでは対処しきれないこともあるので、その地域の特徴を理解することに重点を置いておくとよいでしょう。

 

②歴史分野

略年表を用いた問題と、建築物や人物などの写真・絵を用いた問題が中心となっております。年表に関しては、古代から現代までの流れを理解しておく必要があります。また、資料集などから、各時代の文化財、人物の肖像などが出題されております。まとめ教材や年表から重要なことをまとめておくとよいでしょう。

 

③公民分野

日本国憲法と三権分立に関しても問題が中心となっております。日本国憲法を中心に、政治の仕組みや働きに関するもの、国民主義や基本的人権の尊重、平和主義といった3大原則から出題されます。三権分立は、立法・行政・司法の働きを三角図で表した問題や、国会、内閣、裁判所の役割を問う問題が良く出題されております。地理や歴史と比べると比較的範囲が狭いので、しっかりと押さえておきましょう。

 

④時事問題

社会の問題の中の時事問題は、基本的に政治・経済関係が中心となります。また、学校によっては、地域の問題やスポーツイベントを絡ませる問題なども出題されています。基本的には、ニュースや新聞を見ていれば分かる問題が中心となっていますが、学校によっては「なぜそのようなことになったのか?」という内容を求めてくる問題も出題されることがあります。過去問からどのような問題が出題されているのか把握しておくことが必要です。9・10月に時事用の問題集も発売されておりますので、時事対策も忘れずに行っておきましょう。

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。

今回は、中学受験の理科を紹介致します。

どの学校も物理・化学・地学・生物単元から万遍なく出題されている傾向があります。

各分野の詳細は下記の内容になります。

 

①生物分野

植物・動物の出題率が高く、40%程度です。その他にも昆虫、生物も出題されております。

 

②物理分野

電気・力が、60%程度の出題率です。その中で、電磁石電流回路、てこの問題などが中心となっております。

その他の光・音・磁石などは比較的に出題率は低いので、単元を絞って対策するのも良いでしょう。

 

③化学分野

水溶液の問題を中心に、酸化や状態変化、気体の発生と性質が主に出題されております。

新学習指導要領の関係で、ものの溶け方や濃度の問題が減少し、水溶液の性質や中和は増加しています。

今年度もこの傾向は続くと考えられますので、注意しておきましょう。

 

④地学分野

天体・大地の問題が中心に出題されています。天気の出題頻度は低くなっています。

時事との絡みが強い単元であり、日食などが多く出題されていたのが昨年は少なくなりました。

今年度は、地震や津波の仕組みなどを押さえておきましょう。

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。

今回は、中学受験の算数について紹介致します。

 

大きく分類していくと、

①計算問題 ②図形問題 ③特殊算 ④規則性・場合の数 ⑤速さ・割合・比

といった単元が主体となって出題されております。

難易度が高い問題になると、上記の単元の融合問題が出題されます。

各単元の傾向を下記にまとめていきます。

 

①計算問題

四則計算に関しては、5問程度の出題になっております。問題内容は、かっこを含む計算、分配法則を使う問題、小数・分数の混じった計算、逆算が中心です。単純に計算すると複雑になるため、式を工夫したりして解く練習をしておく必要があります。

 

②図形問題

平面図形、立体図形ともに出題されており、平面図形の出題が一番多くなっております。問題の中身は、面積、体積、表面積、角度の問題から図形の辺の長さや複雑な形の図形の面積を求める問題立体図形では展開図や立体の切断、容積、回転の問題なども出題されております。いろいろな単元との融合問題としても利用されることが多くあります。まずは、基本的な知識を入れておくのが良いでしょう。

 

③特殊算

一行問題で主に出題されております。和差算、平均算、消去算、過不足算、年齢算、つるかめ算、仕事算、植木算、倍数算など様々な問題が使用されております。どの学校にも、基本問題で使用されるケースが多いため、傾向としてはつかみにくい単元でもあります。それぞれの特殊算の解法を身につけておけば得点しやすい単元でもあるので、しっかりと練習しておく必要があります。

 

④規則性・場合の数

ある規則で並ぶ数字の問題硬貨の選び方、道の移動について、方陣算などが出題されております。単純な問題から、図形と絡めた複雑な問題まで幅広く出題されている単元です。

 

⑤速さ・割合・比

旅人算、通過算、流水算、時計算、食塩水の問題、売買算、相当算、連比の問題などが出題されます。速さの問題は、グラフから読み取る問題や図形上の点の移動などに活用される問題もあります。比の問題も単体で出題されることは少なく、面積比や長さの比、速さの比などに活用される問題が多くあります。割合の問題は、文章が分かりにくくなっている問題があるため、線分図や面積図に図化して解いていくような問題が出題されております。

 

 

上記の5つの単元の基本を押さえておけば、中堅クラスまでの学校は合格ラインに到達することが可能になります。

応用問題も基本の延長上の問題が大半になるので、まずはそれぞれの問題の解法をしっかりと覚えていきましょう。

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。

中学受験について、今回から科目ごとの傾向について紹介致します。

学校によって入試傾向は異なりますので、概ねの傾向となります。

 

①長文読解

大半の学校で、2種類の長文問題が出題されております。説明的文章文学的文章の2つで、

説明的文章は説明文論説文から、文学的文章は小説随筆から出題されております。

学校によっては、上記に加え韻文として詩・短歌が出題される学校もあります。

出題文章の長さは、1500~6000字で学校によって大きく差があり、

平均すると2000~3000字程度の学校が多くなります。

問題量は、ひとつの長文に対して10~15問程度が一般的となっております。

その中に漢字や語句の問題などが含まれていることもあります。

 

②漢字・語句の知識問題

上記であげたように、漢字単体の問題は少ないのですが、文章を引用しての出題が多くあります。

配点は記述問題などに比べると低めですが、長文問題の設問数と変わらない問題数が出題されております。

出題内容は、漢字の読み書き、部首、画数、筆順、同訓異字・同音異義語、慣用句、

言葉の意味、四字熟語、二字熟語の組み立て、対義語・類義語などになっております。

その中でも、漢字の読み書き、慣用句、言葉の意味の出題頻度は高くなっております

 

③記述問題

記述問題にも2種類あり、文章から語句を抜き出して答える問題

文章の中の語句を使いながら自分でまとめて答える問題とがあります。

抜き出しの問題は比較的に易しく、自分でまとめる問題は難しくなっております。

20~50字程度でまとめる問題が主体ですが、100字や200字でまとめる学校もあるので、

希望している学校がどの程度の記述量を求めてくるのか注意しておくことが必要になります

 

低学年のうちから、漢字練習に慣れさせておくことと読書に慣れさせておくことが大切です。

漢字練習を日々の日課にしていくことと、読書量を増やすことが

いろいろな文体に慣れることや語彙力を強化することに繋がります。

また、速読も強化することができます。時間内に問題を解く際には速読力が大いに役に立ちます。

 

高学年で国語が苦手な方も諦める必要はありません。

国語ができない子は、設問に対して適切に解答ができていないことが目立ちます。

設問に対して論理的に考えることを練習することにより、選択問題の正答率を高めていくことができます

記述に関しても完答をするのではなく、分かるところまでを答えていければ加点を得ることができます

この差が最終的な合否に大きな影響を及ぼしているのです。

 

次回は算数についてご紹介致します。

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。

今回は、中学受験の受験対策方法について紹介します。

これから紹介する3つのポイントを必ず抑えておくことが必要になります。

 

①受験科目数・各科目の配点には要注意

2科or4科選択や3科or4科選択などありますが、少ない科目を選ぶことが決してベストではありません

科目数を減らすと合格最低ラインも高くなる傾向があります。

※例えば、2科の場合65%が合格ラインであるが、4科の場合は60%など。

少ない科目になれば、その科目を得意にしている人が集まりやすいためでしょう。

科目数が多ければ苦手科目を他科目でカバーできます。安易に科目数だけで受験校を決めるのは危険です。

 

また、科目ごとの配点にも注意しましょう

全科目同じ配点の学校もあれば、算国各100点・理社各50点という学校もあります。

どの科目を重視すべきか、得意・苦手科目の配点がどうなっているのかによって対策が異なってきます。

 

②算数・国語を重視すること

算・国の配点が高い学校は多くあります。

特に受験者平均や合格者平均を見比べると、算数は10~15点国語は7~15点

この2科目の得点で大きく差がつく傾向が見受けられます

理科・社会は、5点前後であることが多く、差が出にくい傾向があります。

まずは算数・国語の2科偏差値を安定させていくことが重要です

 

③過去問の入試傾向を把握すること

入試問題は、学校によってかなり傾向に差があります。

学校によっては模試よりも難易度の低い問題で構成されている学校もあるので、

模試の結果だけでは一概に評価しにくいところもあります。

 

≪算数≫

問題数・出題単元をまずは確認する

次に計算・一行問題でどの程度の得点率になるのか調べておく。

これによって応用を重視すべきなのか、基礎を押さえておくことが大切になるのかが明確になります

塾では、この時期難問ばかり演習する機会が増えてくるため、

基礎問題が落とし穴になるパターンが見受けられるので注意しておきましょう。

 

≪国語≫

漢字・文法・慣用句・四字熟語などの知識問題が全体のどのぐらいを占めているのか調べておく必要があります

知識問題は、努力(練習)量と得点率が比例関係になりやすい単元です

ここでどれだけ点数を押さえられるかが重要になります。

次に長文問題ですが、大半は、文学的文章と説明的文章の2問が出題されます。

長文がどの程度の文字数であるのか、記述問題がどのぐらいあるのかを押さえておくと良いでしょう。

あとは試験時間を考えて、どのぐらいの量の問題をどのぐらいの時間で解くべきか調べましょう。

自主学習で時間を計りながら行うことで、体内時計を調整しておくことが重要になります。

また、記述問題は満点を取る問題ではなく、加点で稼いでいく問題であることも知っておくとよいでしょう

 

≪理科・社会≫

分野ごとの出題頻度を確認することが大切です

物理・化学・地学・生物、地理・歴史・公民の配分を確認することで、

力を入れる分野の優先順位を決めることができます

過去問に関しては、理社はあまり古いものはやらない方が良いでしょう。

特に社会に関しては、時事の絡みがあるため直近2年分ぐらいにしておいた方が無難です。

また、総合問題なども増えてきており、塾の問題集では接することがないような問題もあるので、

過去問を主体に進めていきながら問題集で知識を入れていくと良いでしょう。

 

 

以上の3つのポイントを押さえることにより、学習量を軽減し効率的に学習することが可能になります。

家庭教師のトライでは、この3つの観点から、現状から合格をするためには何が必要なのかを分析し、

プランニング致します。受験間際でお悩みの方は、是非一度ご相談下さい。

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。

今回は、奈良県にある私立中学の偏差値をご紹介します。

  

【偏差値】 60~80%基準

72 東大寺学園中学校

71 西大和学園中学校

45 育英西中学校 立命館

39 育英西中学校 特設

56 聖心学園中等教育学校 Ⅰ類

50 聖心学園中等教育学校 Ⅱ類

50 智辯学園中学校

62 智辯学園奈良カレッジ中等部

71 帝塚山中学 男子 S理系

65 帝塚山中学 男子 英数

67 帝塚山中学 女子 英数

62 帝塚山中学 女子 特進Ⅱ

57 帝塚山中学 女子 特進Ⅰ

41 天理中学

46 奈良育英中学 選抜

43 奈良育英中学 文理特進

36 奈良育英中学 総合進学

67 奈良学園中学 医進

62 奈良学園中学 特進

63 奈良学園登美ヶ丘中学

  

トライ教育情報センター調べ

※併願の場合の偏差値です。

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。

今回は、奈良県の中学受験の動向や形式・流れなどについて紹介します。

 

奈良県の私立中学受験は、完全に2極化している状況であります。

東大寺・西大和・奈良学園・帝塚山という進学に強い学校があり、

育英西・奈良育英・天理・奈良女子大附属など進学ももちろん狙っていける学校でもありますが、

校風的な要素で評価されている学校に分かれております。

入試に関しても、3科を主体に4科・2科選択などが主な入試科目になっております。

 

各進学塾に通って受験される方も多くおりますが、上記であげた校風面で評価されている学校などは、進学塾のカリキュラムだとかなり難易度の高い問題も要求されたりするので、個別指導で対応した方が無理なく受験に挑めることに繋がります。

上位校を受験する場合でも、各学校の入試傾向があるため、無駄をなくして必要な要素を最大限に伸ばす対策を行うには、個別指導にメリットがあります。

 

上位の学校は高い合格実績を残しておりますが、その他の学校でも大学との提携コースを設立したり特進などの進学コースで実績を残している学校が多くあります。

奈良県公立中学の学習環境は、学校格差が大きいと言われます。ひとつの選択肢として中学受験を考えておくのも良いかと思います。

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。

今回は、最近相談されることが多い中学受験の志望校選びのポイントについてご案内します。

この時期は、各中学校で学校説明会や文化祭が多く実施され、学校を直接見ることができる機会が多くあります。

小6のお子様がいらっしゃる方からは、本命校併願校についてのご相談をよく受けます。

小4・5の方からは、志望校の選び方などのご相談を受けます。

   

私たちトライでは、いろいろな学校の説明会に参加しており、これまで多くの生徒さんの志望校選びのサポートをしてきました。

その際のポイントをいくつかご紹介します。

   

まず考えるポイントとしては、大学進学を見据えて中学校を選択すること。

中学高校は最終学歴には基本的にはなりません。そのため大学進学を見据えて学校を探す必要があります。

そのポイントが、進学校附属校か、という考えになります。附属校の中には提携校も含まれてきます。

中学受験と高校受験の一番の違いは、受験までの期間です。中学受験の場合は大学受験まで6年ありますが、

高校受験の場合は3年しかありません。この期間の違いが大学進学率に繋がっており、上位校に進まないと

進学が弱いこともないのが中高一貫校のメリットでもあります。

逆に附属校は、大学受験がないため「学校の勉強=内申点」を強化することが大学進学に繋がることになります。

ただ、中学入試の段階で最終学歴をほぼ決めてしまうことになります。これが附属校進学を懸念する方の

一番大きな要因であることが多いです。

そのような方には、提携校がお勧めできます。あくまでも附属ではないため、受験を見据えて学校教育も

設定されているケースが大半です。

そのため、他大学への受験を考えて失敗してしまった場合などでも、その提携大学への進学が可能になります。

(条件指定はありますが。)

また、校風(環境設備面)や部活動などいろいろな判断基準はありますが、お悩みの方はトライへ相談下さい。

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。

今回は、【国語】作文について紹介致します。

例年1問課題作文が必ず出題されております。配点は9点分占めております。

 

特徴としては、二段落構成で書くことという指定があります。

第一段落では○○について記載し、第二段落では○○について書きなさいというような指定がされる傾向があります。

長文問題の中の1問として出題されていて、

文内容についてというよりも、自分の意見について述べるものが多くなっております。

 

まずは、過去問で出題されている問題を解く練習をしておくこと良いでしょう。

また、その添削をしてもらうことが大切になります。

自分の意見や考えを述べる問題ですので、しっかりと条件に沿って書くことができれば、得点になる問題です。

配点も大きいので、しっかり練習しておきましょう。

 

今回で奈良県高校入試の傾向と対策は以上になります。

たくさん問題を解いて慣れるのも良いと思いますが、

「何が出題される」「どの分野がどのぐらい重要なのか」などを知っているのと、

ただやみくもに過去問に取り組むのとでは勉強効率に差がでてきます。

 

家庭教師のトライでは、個々にこのような傾向分析を行い、

何をしてどの教科で何点伸ばしていくのか?を考え取り組んでいきます。

お悩みの方はお気軽に相談下さい。

このページのトップに戻る

こんにちは。家庭教師のトライ 奈良校です。

今回は、【国語】古典の紹介をしていきます。

例年、大問1題出題されております。昨年は、6点分出題されました。

 

昨年は、「去未抄」の問題が出題されており、一昨年は「伊勢物語」から出題されております。

問題のレベルとしては、基本的な知識があれば解けるものが大半であります。

俳句の仕組みや古文単語の意味などを問う問題もありますが

知識レベルで対応できる問題が大半なので、基礎的な知識をしっかりと覚えるようにしましょう。

このページのトップに戻る

前のページ

奈良県のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら