こんにちは、家庭教師のトライ新潟校です。
夏も終わり、少しずつ日中も涼しく感じられる日が増え、
晴れた日には随分と空が高く感じられるようになってきました。

秋になると、大陸から移動してくる乾いた高気圧に覆われるため、
湿気の多い夏の空と比べて、空気が澄んで高く青く見えるようになるそうです。
すじ雲やイワシ雲、うろこ雲、まだら雲などと呼ばれる秋特有の雲が見えるのも、
空の透明度が増すことによって、上空高くに存在する雲の姿がとらえやすくなるからです。

さて、8月に実施された新潟県統一模試では天気に関してこんな問題が出されました。

日本の春や秋では、同じ天気が長く続かず、短い周期で天気が変化することが多い。
その理由を「移動性高気圧」という用語を用いて書きなさい。

……いかがですか？　皆さんだったらどんな解答を書くでしょう（正答例は写真の下です！）
教科書だけではピンとこなくても、実際に自分の周りで起きている事柄だと思うと見え方が変わってくるかもしれません。
勉強に疲れたら、天気予報を確認して、空を眺めに出かけてみてはいかがでしょうか。



解答（正答例）
「移動性高気圧と低気圧が交互に日本列島付近を通過するから」

この高気圧が日本列島を覆っている間はおだやかで暖かな日が続きますが、
低気圧が近づいてくると天気はくもりから雨に変わります。
（この周期的な天候の変動は秋の序盤にみられ、10月中旬以降は徐々に落ち着いてきます）

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