2017年3月18日
岡山県 来年度受験生必見!2017年岡山県高校入試 傾向と対策【英語&数学】
岡山県のみなさん、こんにちは!
家庭教師のトライ岡山校です。
今日は、2017年3月9日に行われた2017年岡山県公立高校入試の
問題傾向とその対策について書きます。
1回目の今日は、英語と数学についてです。
【英語の出題傾向】
岡山県の特徴は2つです。
①試験時間45分のうち、約8分弱がリスニングに使われる
以前にも書きましたが(http://blog.trygroup.co.jp/okayama/2017/03/1201)、
岡山県のリスニングは非常に特徴的です。
対策なくしては、大部分の点数を失ってしまいます。
また、リスニング以外は全て読解問題です。
約35分で残り4題の文章を読んで回答しなければなりません。
問題を解くのが遅い生徒は、問題を最後まで解くことすら難しい分量の問題なので、
長文を効率的に読む方法を学んでおかなければなりません。
②自由英作文が出題される
毎年、『あなたが登場人物になったつもりで、□に○語以上の英語を書きなさい』
という問題が出題されます。特に、今年はこの問題が3問も出題されました。
前年は1問しか出題されていないので、来年もこのような問題が増えるのではないかと
予想されます。英作文は学校では細かくみてくれないことが多いので、
学校以外での訓練が必要な箇所かもしれません。
今年度の入試問題を見ると、出題形式は昨年までと変わりませんが、
大問5の長文が長くなり、さらに一文も長くなっています。
昨年と比較すると、和訳が難しい文章が多くなっています。
2020年の教育改革に向け、英語の難化は加速すると考えられます。
【英語の対策】
以上のように、岡山県の入試は、リスニングと長文がポイントです。
リスニングの対策をほぼしないまま本番に臨む方は多いですが、
非常にもったいないので、きちんと聞きとるコツを教わってから本番に臨みましょう。
長文は、初見の問題をたくさん解いておく必要があります。
本人にあった教材を使って、訓練を積んでおきましょう。
【数学の出題傾向】
小問集合・連立方程式・関数・図形が出題されるなど、
内容も昨年までと大きくは変わりませんでしたが、
大問4で高校で学習する内容に近しい問題が出題されました。
ほぼ毎年必ず出題されるのが、
図形(合同か相似の証明問題)・連立方程式・関数です。
特に図形の問題は、文章が難しく、ひねった問われ方をしていることが多いので、
何が問われているのかを見抜く読解力が必要になります。
文章を整理することができれば、基本的な知識でしっかりと解答できます。
大問2以下の文章題が、文章が長く分かりにくいため、解くのに時間がかかります。
大問1の計算問題を早く正確に解き、文章問題にできるだけたくさん時間を
残しておくことが大切です。まずは十分な基礎力を固めることが必要です。
【数学の対策】
1つ目は、文章題に慣れることです。難しい文章題に素早く解答する力が必要になります。
基礎を固めた上で、応用問題を多くこなし、文章に慣れておくようにしましょう。
2つ目は、証明を完璧にしておくことです。ほぼ毎年出てきますので、
証明を完璧にしておくだけで、全体の10%弱得点できる可能性が高いです。
入試対策にご不安があれば、ぜひトライにご連絡ください!
苦手はどんどん広がっていきます。
苦手が広がる前に対策をしておけば、少ない量の指導で苦手を失くすことができます。
ぜひお早めのご連絡をお願いします!