2014年10月14日
【沖縄県】沖縄県立高校入試 理科の傾向と対策
沖縄県立高校入試・理科は、全分野からバランスよく出題されています。
この分野がよく出る/出ないというのはあまりなく、
2~3年間かけてすべての単元が満遍なく出題されている状況です。
しかし、それでも出題傾向にある分野は挙げられますので、
いくつか簡単にご紹介していきます。
物理では「電流と回路」が頻出です。この分野はしっかりと押さえましょう。
グラフの問題や図の問題も多いので、教科書にある図表などを使ってしっかりと理解しましょう。
化学で出やすいところは「気体の性質・水溶液の性質・酸化還元・化学変化とエネルギー」
出にくいところは、「化学変化のきまり・物質の状態変化・電気分解」などです。
「化学変化とエネルギー」は、最近(過去5年)よく出題されています。
「電気分解」は逆に過去5年間は出題されていません。
グラフの問題や図の問題もでることが多いので、
教科書にある図表などもしっかりと理解しましょう。
1分野の配点は30点(60点中)です。
生物に関して比較的多く出題される単元は、
「植物のつくりと働き」「細胞のつくり・細胞分裂」です。
その他の単元は3~5年に1度の出題と、それほど多くはありません。
また、遺伝など、「移行措置」で新たに加えられた単元もでています。
知識問題・実験問題など問われ方が幅広いですので、あらゆるパターンに慣れるようにしましょう。
地学に関しては、全分野に渡って出題されています。
「地震や火山、空気中の水蒸気、天気、太陽、星の動き」など、広く出題されます。
理科は全般的に基礎知識を求められることが多くあります。
教科書の用語などはきちんと理解するようにしてください。