2014年10月7日
【沖縄県】沖縄県立高校入試 社会の傾向と対策
沖縄県立高校入試 社会の傾向と対策
【全般】
幅広く出題されます。また、問題数が全部で46問と多い科目です。
試験時間が50分ということを考えると1問1分のペースで解かなければなりません。
スピードも重要です。
【歴史】
歴史の中で、特にに良く出題されるのは、「明治以降」の分野です。
また、外国との交流について写真・イラスト等を使って、政治・外交・文化・
経済史・世界史等について出題されたり、テーマに沿った出題がされることが増えています。
また、総合問題の割合が増えており、1つの大問の中に、地理・歴史・公民が
混ざった問題も出題されています。
沖縄の地理・歴史に関する問題も出題されていますので、注意してください。
例えば…
◎尚巴志・尚泰・尚真 即位した順番に並べなさい
◎組踊と関係の深い人物を選びなさい 伊波普猷・儀間真常・玉城朝薫・蔡温
このような問題です。皆さん、解けるでしょうか?
分からなかった人はチェックしておいてください。
【地理】
地理も幅広く出題されますが、特に良く出題されるのは、「地図」の分野です。
近年では総合問題の割合が増えており、1つの大問の中に、
地理・歴史・公民が混ざった問題も出題されています。
沖縄の地理・歴史に関する問題が出題されていますので、注意してください。
【公民】
総合問題が増えています。地理・歴史・公民と融合した問題も増えています。
そのような状況ですが、公民分野でもよく出題される内容があります。
それは「日本国憲法」です。
憲法から始まって、政治(国会・内閣・裁判所)や基本的人権などに広がる内容が目につきます。
憲法や政治のしくみ、経済等の基礎用語は押さえておいてください。
写真やグラフや図等を利用した問題も出ています。また、時事問題も出題されます。
例えば過去には…
サッカーワールドカップ → 南アフリカの気温、前回開催のドイツの中にある都市名 等
他にも、沖縄インターハイの話題、世界遺産登録なども出題されました。
経済分野に関する内容はそれほど出題されていません。
ただ、時事的問題やグラフを使った問題が出ますので、資料を読み取る力も必要です。
最近出題された問題は、
1.広告宣伝費の推移が書かれてるグラフを提示し、その中でインターネット広告を選ばせるもの
2.社会保障給付費・高齢者関係給付費の推移が書かれているグラフを提示し、
その表から読み取ることのできる内容を選ぶもの
3.沖縄県と東京都の歳入(収入)の内訳のグラフを提示し、その違いを選ばせるもの
等です。
グラフを読み取る力が必要とされる問題が多く出題されています。