2015年12月9日
【沖縄県】昭和薬科中・沖尚中・興南中受験対策 ~国語編
さて、沖縄県内私立中(昭和薬科中学・沖縄尚学中学・興南中学)の一般受験まで
あと約2カ月となりました。
今回は前回の算数に引き続き、国語の出題傾向です。
【昭和薬科中】
ここ毎年、大問3問構成になっており、
大問1 で説明文
大問2 で小説物語
大問3 で漢字などの語句
が出題されます。
問題数は大問1が10~12問程度、大問2が9~11問程度、大問3が20問程度となっています。
大問1・大問2の中にも漢字の問題がでますので、漢字・語句に関しては全体40問のうち、
約26問と半分以上を占めています。
文章のレベルもそれほど高くはなく、文章の長さも標準的です。
ほとんどが、選択式の問題です。記述式の問題も2~3問ありますが、ほぼ「抜き出し」の問題です。
つまり、同じことをいっている文章はどれか、もしくは違うことをいっている文章はどれか
を探す問題が多くあります。文章問題は多くの問題を解くことが大事です。
大問3の「語句」の問題が最近幅広くなっています。
漢字の読み書きだけではなく、四字熟語・ことわざ・慣用句・送り仮名・部首名・
同じ漢字で違う意味・熟語の構成・外来語の意味・助詞・敬語・十二支・年齢の別称(傘寿など)・
月の別称(睦月など)・画数・「モノ」を数える単位・現代仮名遣い・文節数・季語・文学作品の作者名…
など様々なジャンルからでています。幅広い知識が必要になります。普段から意識しておきましょう。
【沖縄尚学中・興南中】
基本的に、物語・説明文・漢字・語句の大問4問構成になっています。
1つの大問につき約10問前後出題され、合計約40問出題されます。
文章については、読みやすい問題が出題されますが、とにかく長い。
また出題内容は「抜き出し」「文中の言葉を使って書かせる」「理由を問うもの」がほとんどです。
文章が長いため、説明文ではキーワードはどれか、小説物語では登場人物と
その性格・行動などを注意しながら、印をつけて読むなど工夫をしましょう。
漢字や語句は標準的な物が出ます。学校で習ったことはしっかりとやりましょう。
時間内に解くこと、に注意して取り組んでください。