2018年11月30日
高校受験勉強がもたらす影響について
皆さん、こんにちは。
家庭教師のトライ 大阪校です。
すっかり冬の寒さになりましたね。
元気にお過ごしでしょうか。
中3生は2.3月に行われる私立や公立入試に向けて猛勉強に励んでいるかと思います。
受験も近づき、模試の結果を見て一喜一憂している頃かと思います。
この時期は精神的に落ち着かないこともありますよね。
今日は『高校入試後』についてお話したいと思います。
なぜこの時期に!?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今一生懸命学習している内容は高校入学後の勉強やその先の進学先を大きく左右することになることもあります。
合格し晴れて高校1年生になった後すぐに入学後の実力テストが行われます。
入学後最初のテストはとても重要だといわれています。
それは高校3年間の勉強は高校1年生時に決まるとも言われているほどです。
高校は同じ学力層の生徒が集まっているので、テストの順位など中学のときと比べてとてもシビアになります。また皆さんの想像通り授業のスピードや授業内容もハイレベルになる為、高校で成績を伸ばすのは至難の技になります。
高校に入学した後、成績が向上したと答えたのはわずか7%しかしないということが分かっています。
そのほかの93%の生徒さんは変化なし・又は成績下降したと答えています。このように数字で見ると高校で成績を伸ばすのことの難しさが明らかになったと思います。
また今受験勉強している単元は基礎となって高校でも関連して様々な知識を授業で習うことになります。
例えば受験でもよく出題される『関数』。
中1では関数と比例、中2では一次関数、中3では二次関数と順に習いましたがこれは高校の数IAという教科で再度レベルアップしたものを習うことになります。
また『相似』や『三平方の定理』は高校の数IAでは『三角比』数ⅡBでは『ベクトル』として習うことになります。
このように今習っている単元は密接に高校の学習に繋がっていることがお分かりいただけると思います。
受験となるともちろん合格することを目標に勉強をすると思いますが、
今やっている学習は高校での勉強をキチンと理解する為、高校での学びを楽しくする面もあることを知っておいて下さい。
【受験勉強しなければならない、、、】ではないではなく
【高校でこんな勉強や経験がしたいから今頑張ろう!】と前向きに、後数ヶ月間取り組んでみてほしいなと思います。
体調には充分に気をつけて残りの中学校生活を楽しんでいきましょう!!