2012年9月18日
佐賀県 高校入試 社会シリーズ(第3回)~世界の国の名前や時差の計算を覚えよう~
今年はオリンピックがロンドンで行われましたが、
皆さんはロンドンがあるイギリスの場所を地図で指すことはできますか?
佐賀県の入試では、世界地理は国の名前や大陸の名前などの問題もよく出題されます。
特に今年は、オリンピックがロンドンで行われたので、イギリスの場所は絶対暗記!
また、ロンドンに関連するグリニッジ天文台(本初子午線が通るところ)についてや、
ロンドンとの時差などの問題も出るかもしれません。
ところで、時差の問題はよく出題されますが、計算の仕方は忘れていませんか?
日本は東経135度に位置するので、ロンドンとの時差を計算する場合は、
135÷15=9(時間)
9時間の時差です。
日本と他国の時差を求めるときは、日本は日付変更線に近い(西側)ため、
時計の針を9時間戻してあげればロンドンの時間が分かります。
例えば日本が9月18日午後10時だとすると、ロンドンは9月18日の午後1時になるわけです。
日本の東側と日付変更線の間にある国はほとんどない(ニュージーランドくらい)ので
日本との時差を求める場合は、時計の針を戻すと覚えておけばいいのです。
意外とこういうテクニック的なところを複雑に考えてしまう人も多いようですが、
ポイントをつかめば、割り算ができれば解ける問題です。
社会は、暗記をすれば点が取れると言われます。
計算が必要なのは、時差の計算と縮尺の計算くらいです。
逆に言うと、計算を使う問題は入試でも出題されやすいのです。
もう一度、世界の国の名前と、時差の計算はできているのかチェックしておきましょう!