教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



みなさんこんにちは。


今日のブログでは、佐賀県の県立高校入試についてお話をしていきます



2020年4月~高校に入学する生徒、つまり現在の中学3年生から

入試の制度が変わります!


大きく変わった点としては、これまで特色選抜と呼んでいた試験が

なくなることです。


特色選抜B方式であった枠は、今回から「特別選抜」という名前に変わります。


特別選抜では、競技実績、教育課程に基づく募集枠に加え、

新たに高校の運動部の競技種目や文化部を対象に、

学校希望に基づく募集枠がつくられます。


特別選抜で見られる評価は以下の5点です。

①学力検査

国語、数学、英語の3教科


②実技検査

競技種目や分野に関係する実技検査

または、実績評価表


③実績評価表


④面接

⑤調査書


このうち、①~③を合わせた評価の割合が全体の評価のうちの50%以上となります。



続きまして、一般選抜についてです。


これまで特色選抜A方式と呼ばれていた試験も「一般選抜」に統合されます。

二次募集が行われない限り「一般選抜」のチャンスは一度きりとなります。


一般選抜は以下の4点から評価されます。


①学力検査

国語、社会、数学、理科、英語の5教科:250点満点


②実技検査

芸術科目を重視する学科のみ実施

③面接


④調査書


上記の成績を2つの異なる選考方法によって選考し、合格者が決定されます。

2つの異なる選考方法の概要は、


選考Ⅰ:学力検査の評価の割合が50~70%であり、面接と調査書の評価の割合が高い。

募集人員は募集定員の10~30%の範囲で定める。

選考Ⅱ:学力検査の評価の割合が70%程度。


となっています。


1回の受験で、選考Ⅰと選考Ⅱという配点を変えた2回の選考が行われることが特徴です。


例えば、募集定員が200人である学校の選考の流れを考えてみます。

(この学校の場合、選考Ⅰの募集人員は募集定員の30%としたため、60人でした。)


①すべての受験生を対象に選考Ⅰによって、60人の合格者が決まる

➁選考Ⅰで選ばれなかった受験生を対象に選考Ⅱによって、140人の合格者が決まる


このように2段階で選抜がおこなわれます。



選考Ⅰ、Ⅱの配点や選考Ⅰの募集人員は学校ごとに定めることになっており、

実施要項で発表されるのでチェックするようにしてください!



学力検査だけでなく、中学校での活動についてもきちんと評価していくために

すべての受験生に対して2つの異なる方法で選抜が行われます。

しかも、通知表は中1から評価の対象となります!

学力検査の対策はもちろん、その他の様々な活動や成果も残せるように

学校生活を充実したものにしてくださいね!


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