2019年3月15日
3/14は高校入試合格発表!
こんにちは!
家庭教師のトライ静岡校です!
さて、3/14は静岡県の高校入試合格発表でした!
トライの生徒様からも続々と合格報告が来ております!
今回は4月から受験生となる中2生へ向けて、今年の入試の英語・数学の分析と対策をお伝えします。
<2018年 公立高校入試>
【英語】
例年よりも難易度は高く、苦戦した方も多かったと思います。
大問2では、「てぬぐい」について、留学生に説明するという対話文でした。
形式は例年通りですが、今の中学生は「てぬぐい」にあまり馴染みがないと思うので、内容的に少し読みづらかったと思います。
(5)の3語抜き出しについても、「way of using」へたどり着けた人が少なかったのではないでしょうか。
大問3・4の英作文は「それは初耳だよ」の英訳に困惑した方が多かったと思います。
中学レベルの英語力では使える単語はほんのわずかなので、いかに日本語を変換していくかがカギとなります。
今回で言えば、「それは初耳だよ」を「That’s news to me」と直訳できる人はほとんどいなかったと思いますが、
日本語を上手く変換して、「聞いたことがなかった」⇒「I have never hear of that」にしたり、
単純に「知らなかった」⇒「I didn’t know that」と訳せれば、中学レベルの英語力でも、意味の通じる文を作ることができます!
こういった自分の知っている単語だけで意味の通じる英文を作る練習をすることで、
本番で戸惑うような日本語が出てきても、うまく変換して解答を作ることができるようになります。
「とにかく単語を覚えなきゃ!」と考えている人、もちろん単語を覚えることも大切ですが、
今お伝えしたような練習もしておかないと、本番での対応力で大きな差がついてしまいます!
大問5の長文も、合唱コンクールでのパートリーダーとしての私を振り返る内容で、
難易度は例年より高く、かなり読みづらかったと思います。
(3)の英問英答は、例年1問はYes,Noで答えさせるような単純なパターンが多かったですが、
今回は2問とも文章をよく読んで、適切に解答する必要がありました。
日本語での記述も書きにくかったのではないでしょうか。
長文は文章のテーマやおおまかな内容をつかめるかどうかで、大きく結果が変わってきてしまいます。
時間との戦いになることも多いので、素早くテーマや本筋をつかみ取り、解答できる練習をしましょう!
【数学】
例年どおりで難易度にも大きな変化はありませんでした。
ただ、大問1~大問4までは方程式を中心に、かなり取り組みやすい内容だったので、
ここまでをいかに早く、正確に解けたかが勝負の決め手になったかと思います。
大問5は動点を絡めた空間図形がテーマでした。内容的にはよく出るタイプですが、
(2)の回転体は苦手としている人が多く、白紙状態の人も多かったと思います。
空間図形のポイントは、立体のまま考えるのではなく、対象となる断面を取り出して、平面で考えることが大切です!
立体のままではイメージしづらく、解き方も分からないまま時間が過ぎてしまうことが多々あるので、
平面をクローズアップして解く練習をすると良いでしょう。
大問6は関数がテーマ。内容は例年通りですが、(3)でできるのは「台形」ということで、若干解きにくかったと思います。
平行四辺形は特徴がわかりやすいですが、台形となると、どんな性質を利用すればaの値を求められるのか、
戸惑った人も多いかと思います。
静岡の高校入試は例年同じような傾向の問題がずっと出題されています。
過去問を遡って解いてみて、さまざまなタイプの問題に慣れておけば、うまく対処できるようになると思います!
大問7は相似がテーマ。例年より難易度は低めだと思います。
相似証明は条件「2組の角がそれぞれ等しい」を示すパターンがほとんどです!今回も例外なくこのパターンでの証明でした。
利用する性質も円周角のみで、慣れている人は時間をかけずに証明の筋道を立てられたのではないでしょうか。
証明は難しいから・・・と抵抗感の強い人が多いですが、書き方さえ頭に入れてしまえば、練習次第で得点しやすくなる単元です。
配点も大きく、部分点だけでも貰えれば、大きく差をつけることができるので、しっかりと対策することをおススメします!
以上ざっとではありますが、今年の入試の分析と対策をお届しました!
勉強の事でお困りのことがありましたら、是非トライまでご相談下さい!
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