2011年8月
2011年8月29日
【静岡県2011年夏ブログ⑨】静岡県学力調査対策 数学B
こんにちわ、家庭教師のトライ静岡本部です。静岡県学力調査対策の連載、最終回。数学の続きです。
第1回学力調査も9月2日に控えております。大いに参考にしてください。
学調対策 数学≪傾向と分析と対策≫
【空間図形】
直線や平面の位置関係をしっかり押さえ、ねじれなどの概念をしっかり理解しておきます。また、展開図の組み立てなどの立体に対する感覚も確実なものにしておいてください。一度立方体の展開図を自分で描き、その頂点の重なり、辺の合わせ方などを具体化させておくとよいでしょう。
【方程式】
連立方程式の加減法、代入法をしっかり学習しておくこと。また、未知数をしっかり定義するなどの解法過程もきちんと順序だてて説明できるようにしておきましょう。静岡県学力調査では、特に連立方程式の文章題は必須です。
【確率】
複雑な問題でなく、あくまでも基礎的な問題の出題です。場合の数をきちんと例示して解いていきます。特に、「n個の中からr個を取り出す」場合の組み合わせは、1つ1つ例示して間違いなくできるようにしておきましょう。「5個から2個選ぶやり方は10通り」など、4個~8個までのうち2個から3個を選び出すやり方は、表にして暗記しておくのも1つの勉強法です。
※ 注意すべき問題
【作図の問題】
作図のポイント
1)垂直二等分線 2)角の二等分線 3)60°の角の作り方(正三角形の作図を利用して)
静岡県学調の作図のポイントは、上記の3点のみ。このうちのいずれか、またはその組み合わせですべての作図問題は解けます。特に3)の作図では、2)の角の二等分線の作図を利用して30°と15°の角も作図することができます。
以上静岡県学力調査対策数学編でした。
静岡県学力調査対策数学
対策分野;正負の数(加法、減法、乗法、除法、混合算応用)、文字式(式の計算+利用)、1次方程式(解き方+利用)、比例と反比例(量+グラフ)、平面図形(対称・作図+円)、空間図形(立体+面積・体積)、式と計算(四則計算)、連立方程式(解き方+利用)、1次関数(グラフ+方程式)、平行線と角(錯覚・同位角)、三角形の性質・合同、三角形と円(円周角の定理)、平行四辺形(性質+面積)、図形と証明(合同条件と証明)、確率(場合の数+求め方)、多項式の展開、因数分解、平方根(値+式の計算)、2次方程式(解き方+利用)、2次関数(グラフ+利用)、相似な図形(条件+線分比)、三平方の定理(定理+応用)等
静岡県学力調査数学および静岡県公立高校入試数学、各私立高校入試数学の過去問対策、それぞれの数学対策は家庭教師のトライ静岡本部にお任せください。
2011年8月22日
【静岡県学力調査対策に向けて】
2011年8月4日
【静岡県2011年夏ブログ企画⑧】静岡県学力調査対策 数学
こんにちわ、家庭教師のトライ静岡本部です。静岡県学力調査対策について書いてきたこの企画もいよいよラストの数学になりました。残り1ヶ月間やれるだけのことはやって臨みましょう。数学は昨年度も難しく、平均点も低かったです。特に対策を行うべき教科でしょう。
学調対策 数学≪傾向分析と対策≫
◆ 範囲
中学1年~2年の全範囲 + 3年の乗法公式・因数分解・平方根
◆ 重点単元
【計算問題】
計算過程もきちんと書くようにしておきましょう。答えのみの解答でもよいですが、当テストの場合は過程指定がなくとも書き入れておいた方がよいでしょう。
【関数問題】
1次方程式はもちろんですが、比例・反比例、特に反比例はその関係式とグラフの特徴をしっかりつかんでおきましょう。また当テストの関数に関する問題は一般に長文で複雑なものが多く、要点をきちんと整理してから解答にかかるべきです。いくつかの直線とx軸、y軸に囲まれた三角形の求積問題が頻出です。いわゆるy軸を直線が切るy切片の求め方だけでなく、「y=0」の時のxの値(x切片)の求め方をしっかり押さえておきましょう。
【平面図形】
対頂角、平行線の同位角、錯角など図形の基本的性質を復習しておきましょう。また、平行線を加えるなどの補助線を必要とする問題にも慣れておく必要があります。特に1次関数との複合問題では定理の応用力も試されます。
【図形の証明問題】
過程・結論をきちんと押さえ、証明の筋道を立て、記号や式を用いる記述法をしっかり身につけておきましょう。合同条件、相似条件、四角形(平行四辺形)の定義や定理をしっかり理解し、利用できるようにしておきましょう。相似条件では、近年は「2角が等しい」ことで相似を証明させる問題が主です。また、直角三角形でも、いわゆる直角三角形の合同条件ではなく、一般の三角形の合同条件(例えば1辺とその両端の角が等しい)などを使う問題も出されています。「直角三角形ときたら~」という固定観念だけでなく、幅広く問題を分析する力を養っておくとよいでしょう。
(続く)
2011年8月2日
【静岡県2011年夏ブログ企画⑦】静岡県学力調査対策 英語B
こんにちわ、家庭教師のトライ静岡本部です。お待たせしました、引き続き静岡県学力調査対策について進めます。前回は、リスニングが占める割合は約3割!ここが勝負ポイントのひとつとお伝えしました。今回は、英語の本題に入っていきます。
学調対策 英語B編 ≪傾向分析と対策≫
【対話文(Dialogue)】
文章の長さとしてはかなりの量です。抜けている語句を補充する問題が毎年出題されています。指示語の示す事柄や内容理解を問う問題も昨年から出題されるようになり、難易度はやや増しています。対話文形式ではありながら、長文問題的な要素が盛り込まれています。対話表現を暗記することや、その表現がいつどういった場面でどのように使われるのかを確実に確認して身につけていくトレーニングを行いましょう。実際の学習指導においても家庭教師と対話式で進めていくのがいいでしょう。
【長文読解(Reading)】
長文の内容理解を主に問う総合問題形式です。内容に関する設問以外に、語句補充、語形変化、整序(並べ替え)問題と多様。英文の量は250字前後で一見して分量が多く感じられ、初見では少し威圧感があるかも知れません。質問は細かい事柄を問うものが多いので、確実に読んでいく精読力を必要とします。
近年では、内容に関して日本文で質問し日本文で答えさせる問題も見受けられるようになりました。従来型の英問英答形式のものも変わらず出題されています。この2つの問題内容としては、長文内容を別の表現や見方で質問してくるものも多くあります。したがって、これらの長文問題に正確に答えるためには、時間配分に気を付け、限りある試験時間のなかで要点をつかみ要約していくような速読力も必要です。
長文対策としては長文読解用テキストの分野別・話題別になっているものが望ましいです。(※詳細は家庭教師のトライ静岡本部まで。)言語、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、経済、スポーツといった各話題ごとの問われやすい文章やそういった分野の知識を日本語で身につけておき、それが英語表現になったときにどうなるかをトレーニングしておけば、結果に繋がりやすくもなります。
【英作文(Writing)】
問題形式としては、和文英訳と課題英作文の2つがあります。
和文英訳では、与えられた日本文に即して、英文の空欄補充をさせる文法・構文的な問題が出題されます。中3の1学期で学習する「現在完了」「受動態」「不定詞(原因・理由を表す副詞的用法)」などがよく出題されます。また、so~that・・・,too~to・・・などの重要構文を使った問題も出題されています。日ごろから重要構文を使った文章でトレーニングを行い鍛えておけば力はつきます。
課題英作文では、与えられたテーマに沿って、5文程度の短文を作らせる問題が出題されています。テーマは、家族や学校生活など身近な題材を扱ったものが多く、頭に浮かぶ日本文をそのまま英訳しようとしても、うまくいきません。日本文の実質的な意味内容を、平易な単語や文法を使って英語に直すことが大切です。一つのテーマに沿って2~3通りの解答を作る練習を、日頃から積み重ねていくトレーニングを行い未然に英作力を高めておくが必要です。
以上、静岡県学力調査対策英語編でした。次回はラストの数学編になります。
静岡県学力調査対策英語(必要分野:英単語、英熟語、発音・アクセント、英文法(Be動詞、一般動詞現在過去、進行形、未来形、助動詞、疑問詞、命令文、感嘆文、名詞・冠詞、代名詞、形容詞・副詞、比較、不定詞、接続詞、現在完了、受動態、動名詞、分詞、関係代名詞、付加疑問文、前置詞、基本文型)、和文英訳(英作文)、長文読解(文章・対話)、聴解(リスニング)など)
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