教育プランナーブログ

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2011年4月

下野新聞模擬テスト実施日程のご案内です。

栃木県の県立高等学校、私立高等学校を受験する中学校3年生が対象になります。

栃木県内の中学校3年生の約60%が受験する、県内で有力な模擬試験です。

県内にお住まいの中学校3年生はもちろんのこと、県外にお住まいで、高校入試以降、栃木県への引っ越しを予定されている方、隣接している福島県、群馬県、埼玉県、茨城県にお住まいで、栃木県内の学校を受験予定の方も、ぜひ受けてみてください。

下野新聞模擬テストは、平成23年度から実施回数が、従来の4回から5回に増えました。

1回目(第129回)平成23年5月8日):(マ-クシ-ト方式のため、国語の作文は含みません

2回目(第130回)平成23年8月28日):(記述式) 成績表返送予定:9月14日~

3回目(第131回)平成23年10月2日):(記述式) 成績表返送予定:10月19日~

4回目(第132回)平成23年11月13日):(記述式) 成績表返送予定:11月30日~

5回目(第133回)平成23年12月18日):(記述式) 成績表返送予定:12月18日~

※試験時間は、国語・数学・英語が50分、理科・社会が45分となります。

 

塾に通われている場合は、塾からの一括申込で、塾の教室での受験となりますが、家庭教師のトライの生徒さんの場合は、個人申込の上で下野新聞社が指定する県内の各受験会場で受けていただく形になります。

昨年度まではテスト結果返送までに約1ヶ月間かかっていたのが、今年度からは2週間をめどに返送される予定です。

 

ちなみに、家庭教師のトライにも、下野新聞模擬テスト同様に、偏差値や志望校の合格判定などの統計資料が出る、『理解度判定テスト』 があります。

中3受験生の方は、5月、7月、8月、9月、10月、11月、12月、1月の年間8回実施しています。

受験生の皆さんは、この機会に是非ご利用ください。

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定期テストに向けた勉強方法を何回かに分けてお伝えしてきましたが、今回が最終回。国語の学習方法についてです。

 

国語は、5科目の中で最も『勉強のやり方が分からない』 という意見が多い科目です。一方で、中学生が最もテスト勉強をしない科目も 『国語』 ではないかと思います。

小学校時代は、漢字の練習や教科書の音読、読書など、たくさんの宿題が出されますが、中学生になった途端になりを潜め、数学・英語の優先順位があがってしまうのは確かです。

しかし、中学生にとっても、国語が重要科目であることに変わりはありません。

問題集をはじめとした様々なツールを使い、文章読解力、漢字、四字熟語、故事成語、ことわざ、国語文法、作文力などを磨いていく必要があります。

 

 【 7 】 効果的な学習方法(国語)

(1)文章読解力養成

(2)漢字・語彙力アップ

(3)古典・漢文の学習方法

(4)作文力養成

この4つの要素についてお話ししたいと思います。

 

(1)文章読解力養成

今回は、特に現代文の文章読解力に重点を置いてお話しします。

テスト勉強では、やはり教科書中心に出題されるため、教科書をいかに読み込み、出題されるであろう問題を予測してテスト対策を行うかが、高得点をとる鍵です。定期テスト対策を積み重ね結果を出すことで、国語に対する自信を付け、得意科目へと成長させていくのがポイントです。

ちなみに、高校入試で出題される現代文の問題は、小説文1題、説明文(評論文)1題の2題です。

国語の問題集を購入して毎日1日1問(問題演習:20分⇒解答解説:10分)が理想ですが、最低ラインとして、1週間の間に、小説文:2問、説明文:2問の問題演習で訓練を積むことをお勧めします。

面倒でなかなか手が出しにくい科目ですが、高校入試は5科目全て、『問題を読む』 ⇒ 『正しい答えを導き出して書く』わけです。

文章読解力が入試の成否の、80%位を締めるのではないかと思います。

国語を押さえることは、他の科目の成績アップの基点にもなります。

 

(2)漢字・語彙力アップ

漢字の練習は、毎日1ペ-ジ、熟語×3回(音読付き)で繰り返し訓練することをお勧めします。

新しく出てきた漢字は、国語辞典で調べて、熟語を多くまとめて覚えておくことがコツです。

ちなみに小学校6年間、中学校3年間の合計9年間で習う常用漢字は1945字。

小学校1年生~小学校6年生 合計:1,006字

(小1:80字、小2:160字、小3:200字、小4:200字、小5:185字、小6:181字)

中学校1年生~3年生 合計:939字

9年間合計:1,945字 です。

小学3年生くらいからは平均200字程度なのが、中学校に入ると一気に年間平均300字と、漢字の数が1.5倍に増えます。

普段使わない画数の多い難しい漢字も増えるので、漢字の練習をさぼってしまうと取り戻すのが大変になります。

漢字に加え、『故事成語』 を含む 『四字熟語』 や、『ことわざ』 を入れると、相当の量を覚える必要があります。

 

(3)古典・漢文の学習方法

栃木県の高校入試では、古典・漢文の問題は例年、古典が10点分程度出題され、漢文は出題されていません。

だからと言って勉強をしないで良いわけではなく、古典・漢文を学習することで一気に周りと差を付けてしまいましょう。

以前お話しした、 【 6 】 効果的な学習方法(英語) ⇒ (3)授業の予習・復習のやり方 

で述べたのと同様に、(予習 ⇒ 授業 ⇒ 復習) の流れで内容を完璧に理解して、テスト前には全文、全日本語訳を暗記してしまうくらい仕上げておくと、定期テストで高得点を狙えます。

 

(4)作文力養成

栃木県の高校入試では、作文が毎年必ず出題されています。(作文:300文字以内:20点)

漢字と同程度の点数配分で、漢字と作文だけで40点を占めるにも関わらず、入試数ヶ月前にあわてて取りかかる人が多いのが事実です。

作文は、書いて添削してもらう訓練を1ヶ月程度行っただけでも、しっかりとした文章構成で書けるようになります。

作文が苦手な人は、何でもいいのでテ-マを決めて、週末に週1回で良いので、入試本番と同じ300字で作文を書いてみましょう。

学校の先生や塾の先生、家庭教師の先生に添削してもらうなどして、自分の作文力を早くから訓練しておくとよいと思います。

「300字以内」という条件に対して、文字数制限を越えると減点対象になりますが、80%未満(240字未満)でも同じく減点対象になりますので注意してください。

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文部科学省は、平成20年3月28日に、小・中学校の学習指導要領の改訂を行いました。

小学校に関しては、平成21年度~平成22年度が移行期間となり、平成23年度4月から全面的に実施しています。

中学校に関しては、平成21年度~平成23年度が移行期間となり、平成24年度4月から全面的に実施されます。

 

≪小学校≫ 何がどう変わったのか

授業時間数改訂(平成20年度 ⇒ 平成23年度比較) 

1週間平均の授業時間数 (小学校)  ※増加⇒(青色)、減少(赤色)表示

科目:(1年)⇒(2年)⇒(3年)⇒(4年)⇒(5年)⇒(6年) ⇒ 改訂後 科目:(1年)⇒(2年)⇒(3年)⇒(4年)⇒(5年)⇒(6年)

国語:(8.0)⇒(8.0)⇒(6.7)⇒(6.7)⇒(5.1)⇒(5.0) ⇒ 改訂後 国語:(9.0)⇒(9.0)⇒(7.0)⇒(7.0)⇒(5.0)⇒(5.0)

算数:(2.4)⇒(4.3)⇒(4.3)⇒(4.3)⇒(4.3)⇒(4.3) ⇒ 改訂後 算数:(4.0)⇒(5.0)⇒(5.0)⇒(5.0)⇒(5.0)⇒(5.0

理科:(0.0)⇒(0.0)⇒(2.0)⇒(2.6)⇒(2.7)⇒(2.7) ⇒ 改訂後 理科:(0.0)⇒(0.0)⇒(2.6)⇒(3.0)⇒(3.0)⇒(3.0

社会:(0.0)⇒(0.0)⇒(2.0)⇒(2.4)⇒(2.6)⇒(2.9) ⇒ 改訂後 社会:(0.0)⇒(0.0)⇒(2.0)⇒(2.6)⇒(2.9)⇒(3.0

英語:(0.0)⇒(0.0)⇒(0.0)⇒(0.0)⇒(0.0)⇒(0.0) ⇒ 改訂後 英語:(0.0)⇒(0.0)⇒(0.0)⇒(0.0)⇒(1.0)⇒(1.0

 

小学校の外国語活動(英語教育)について

小学校5年生より、英語教育(外国語活動)が始まっています。『外国語を通じて(中略)・・コミュニケ-ション能力の素地を養う。』 とありますが、小学校学習指導要領における『コミュニケ-ション能力の素地』 とは、次の3点をさしています。

1.言語や文化に関する体験的な理解

2.積極的にコミュニケ-ションを図ろうとする態度

3.外国語の音声や基本的な表現への慣れ親しみ

小学校と中学校での学習内容の連携に関しては、各地域の小中学校で連携を図っていくことが望ましいと思います。

 

≪中学校≫ 何がどう変わったのか

授業時間数改訂(平成20年度 ⇒ 平成24年度比較) 

1週間平均の授業時間数 (中学校)

科目:(1年)⇒(2年)⇒(3年)〔3年間〕 ⇒ 改訂後 科目:(1年)⇒(2年)⇒(3年) 〔3年間総時間数〕

国語:(4.0)⇒(3.0)⇒(3.0) 〔350〕 ⇒ 改訂後 国語:(4.0)⇒(4.0)⇒(3.0) 〔385

数学:(3.0)⇒(3.0)⇒(3.0) 〔315〕 ⇒ 改訂後 数学:(4.0)⇒(3.0)⇒(4.0) 〔385

理科:(3.0)⇒(3.0)⇒(2.3) 〔290〕 ⇒ 改訂後 理科:(3.0)⇒(4.0)⇒(4.0) 〔385

社会:(3.0)⇒(3.0)⇒(2.4) 〔295〕 ⇒ 改訂後 社会:(3.0)⇒(3.0)⇒(4.0) 〔350

英語:(3.0)⇒(3.0)⇒(3.0) 〔315〕 ⇒ 改訂後 英語:(4.0)⇒(4.0)⇒(4.0) 〔420

主要5科目では全体的に授業時間数が増加傾向にあることが一目でわかると思います。特に英語に関しては増加が顕著です。

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こんにちは。

前回の続編となりますが

今回も、普段からの学習の習慣付けと、定期テスト前の勉強方法について触れていきたいと思います。

今日は、英語についてお話ししたいと思います。

 

 【 6 】 効果的な学習方法(英語)

英語は国語と同様に語学ですので、幼少期から習得に向けた環境づくりを行うことが望ましいと思います。

しかし、ご家庭へ訪問させていただき、英語教育についてヒアリングを行っていくと、お母さまから

『4歳くらいからずっと英会話教室へ通わせています。』

『英会話教室へずっと通っていましたので、聞く方は大丈夫なのですが、最近、英文法がよく分からなくなってきたようです。』 

というようなお話しをよく耳にします。

仮にお子さまが今年の春で中学校3年生になり、上記のように4歳から継続して英会話を学習しているとすると、およそ10年前後、英語に触れて生活して生きていますが、実際に英会話が出来るようになっている方は少ないように感じます。

 

この原因はどこにあるのでしょうか?

 

残念ながら、4歳~14歳まで10年間、英会話教室へ週2回通っても、週3回通っても英語を自由に話せるようにはならない可能性が高いと思います。ここでは、英語を習得するための方法を分解して考えていきたいと思います。

≪英語の勉強方法≫

(1)英会話と英語の授業との違い

(2)学習時間数と学習効果

(3)授業の予習・復習のやり方

(4)定期テスト前学習法

この4つの要素についてお話ししたいと思います。

 

(1)英会話と中学校の英語授業との違い

言語の習得に関しては、『聞く』、『話す』、『読む』、『書く』、と大きく4分類してお話しをするとわかりやすいと思います。

言わずもがなですが、英会話教室は、『聞く』、『話す』に主眼を置いた学習形態であり、学校の定期テスト、実力テスト、高校入試など学校教育でのテストは、『読む』、『書く』にかなりのウェイトが占められます。

お恥ずかしい話しですが、私は英語で外国人の方々と流暢にお話しすることはできません。しかし、聞き取れない単語を紙に書いてもらい、筆談を交えれば会話が成立したりします。幼少から聞く訓練をしてこなかったためか、英語を聞き取る能力が低いのです。

定期テストから話が飛躍しますが、高校入試、大学入試において必要な英語力は、ヒアリング部分を除いては、

テスト問題を正確に読んで』 ⇒ 『正しく解答を書く』 能力が重要視されます。

そうすると、おのずと英会話教室で英語に慣れ親しみ楽しむことと、受験のための英語は学習方法が異なってきます。

 

(2)学習時間数と学習効果

私がよく中高生に英語の学習方法についてお話しをする時、得点が思うように伸びず悩んでいるお子さま、また英語を得意とするお子さまに対しても、『1週間で10時間以上、英語学習の時間を確保してください』 とアドバイスをします。

中学生の英語の授業時間数は、学習指導要領の改訂により、来年度の平成24年4月から、3学年ともに週4時間に増加します。しかし、平成23年度は移行期間中のため、週3時間しか授業がありません。学校で、週3時間しか英語を学習しない(する時間が確保できていない)わけですから、家に帰ってから1日1時間以上を英語学習に費やさなければ、英語の習得スピ-ドは加速せず、覚えるよりも忘れる方が早い状態になる危険性があります。

毎日1時間勉強すれば、1週間で、学校の授業:3時間、家庭学習:7日×1時間=7時間、合計10時間確保できます。

英語の好きなお子さまは、予習復習や問題演習など週10時間以上の学習時間を確保している方が多いのも事実です。

塾などでたまに見受けられる、授業時間は長くても解らない時だけ質問できるようなほとんど自習に近い形式の授業でも、目的とヤル気を持って英語の学習時間を確保していくと、成績はある程度伸びていくと思います。

蛇足ですが、なぜ進学校や私立の中高一貫校ほど英語の学力がつきやすいかというと、首都圏の有名私立中学校の場合、英語の授業だけで高校生なみの、週5~7時間確保されています。さらに、予習復習や単語テストの準備、週末課題など、宿題量も多いため、家で英語の学習に毎日2時間費やすのが当たり前になってきます。

そういった日々の修練の結果、週10時間どころか英語だけで週20時間前後を自然と勉強しているため、その学校へ通うお子さまたちには知らないうちに実力がついているということも言えると思います。

 

(3)授業の予習・復習のやり方

最も基本的で重要な家庭学習ですが、やり方はわかっていてもできない、やり方がわからない、というお子さまが多いのも事実です。

やらなければならないことはわかってはいるけれど、今までやってこなかったし、面倒だからやり方が分からないことにしておこう、という心理も働きます。大人でも子どもでも面倒なことは後回しにしがちです。

≪予習≫

1. 教科書の本文を、ノ-トの左側のペ-ジへ、3行空けくらいで書き写す

 (ノ-トの下側は、授業中のメモ用に、4分の1程度空けておく。)

2. わからない単語を調べて英単語の下へ記入する。 

(読み方がわからない英単語も一緒にチェックする)

3. ノ-トの右側へ本文の和訳を記入する。 

(わからない場合は空欄でも良いが、自分なりに考えて訳してみる方が良い。)

4. 章末問題も全て解いてみる。

この4つをしっかりと準備することで、自分がうまく訳せなかった文章が浮き彫りになります。

 

≪授業中≫

授業中は、上記≪予習≫の 1.2.3.4. を踏まえ、全文和訳の手直しや、文法事項などを空いたスペ-スへ書き足していきます。

自分なりに考えて書いた和訳を消してしまい、その上から正しい和訳を記入するお子さまも多いのですが、できれば自分が予習の際に記入した和訳は消さずに、正しい和訳を下へ赤ペンなどで直していくと自分の間違いが浮き彫りになります。

 

≪復習≫

英語の授業があったその日の夜に、授業内容の見直しと、英語の文章⇒和訳 の順で音読を何度かして、単語、重要構文、全文暗記をする準備に入っていくと理想です。

予習で行った章末問題の模範解答も合わせ復習を行い、自分が何を間違えたか確認して正しい答えを理解する。

  

(4)定期テスト前学習法

定期テスト対策は、2週間前からスタートさせるのが理想的です。

定期テストで高得点を取りたければ、上記で話したように、教科書の本文の、ノ-トの単語の意味、重要構文、全文和訳、章末問題の全てを丸暗記します。

そんな非効率な学習方法なんてナンセンスではないかと感じるかもしれません。しかし、中学校で学習する英語は全て基本構文であり、英語圏の子どもたちが小学校で習う程度の語学力レベルです。全ての文章、単語を暗記するくらいがちょうどよいと思います。

お子さまへは、よく、「英語の歌と和訳を何も見ずに歌えるようになるように、とか、百人一首の上の句(英文)と下の句(和訳)が自然に口から出るように、という例を出して教科書の英語の文と和訳をセットにして全て暗記してください。」とアドバイスを行います。

(注意)

ここに記したのは、あくまで中学校3年生までの基本的な学習方法です。

高校生になると、この方法で学習するのは学習内容がかなり増えるため現実的に不可能になります。

中学校の基礎がきちんとできていれば、予習部分は簡略化かつ効率化を図り、長文読解の単語調べと自分で和訳できない英文の抽出程度になると思います。

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定期テストに向けた勉強方法(中間テスト・期末テスト)中学生編の続きです。前回の【理科・社会】に引き続き、今回は【数学】についてお話しいたします。

 

【 5 】 効果的な学習方法(数学)

数学は、国語と同様に、幼少時代からの積み重ねで現在の学力が培われている科目です。ですので、テスト範囲を丸暗記することで、100点満点に近い点数を狙える(理科・社会)とは、学習方法が大きく異なってきます。

本人が数学に対して苦手意識を持っていても、何年も前から遡って復習する必要があるお子さんと、最近学習した範囲の理解が浅いだけで比較的容易に修正可能なお子さんとで、問題点の根の深さにかなりの個人差があります。

現在学んでいる範囲を理解するためには、以前に学習した同じ分野の基礎範囲をしっかりと理解していることが前提となりますし、もし、前学年の学習範囲を十分に理解していない場合は、前学年や小学校時代に学習した範囲を復習し、十分に理解した上で進める必要があります。

そのために、まずは、【自分はどこから理解していないのか】を理解した上で対策を立てていく能力が必要とされます。

今回は一例として、小学生時代の算数の理解には問題がないが、中学校の数学に対して苦手意識が芽生えた生徒さんの場合の対策法を記します。

 

(1)日々の勉強の習慣づけ(予習・復習)

(2)テスト前学習法

(3)過去にさかのぼった基礎固めの学習

(4)ケアレスミスの改善

 

公立中学校における平成23年度の数学の年間授業時間数は、

中学校1年生:140時間(週4回)

中学校2年生:105時間(週3回)

中学校3年生:140時間(週4回)

です。(栃木県教育委員会「平成24年度新学習指導要領全面実施導入に伴う移行措置案」より)

また、定期テストは年間4回~5回実施されますので、それぞれのテスト範囲はおおよそ10週間分ずつのまとめテストであるということが言えます。

 

(1)日々の勉強の習慣づけ(予習・復習)

数学の学力を飛躍的に伸ばすコツは、毎日30分でも良いので、365日コツコツと学習することです。例えば、1日5問を目標にして継続するのがよいでしょう。

先ほど触れたように、中学校3年生の場合の定期テストは、1週間の授業時間数が4回で10週間分のテストですが、学校行事や祝祭日で授業がなくなることを考慮すると、おおよそ8週間分32回分の授業のまとめテストとなります。

人は、3日前のことさえよく覚えていないと言われます。

人はどれほど忘れやすくできているかを体感してもらうために、生徒さんにおとといの晩ご飯、何だったか覚えてる?』という質問をすることがあります。お母様は直接料理を作られているので、比較的早く思い出されますが、食べた本人はなかなか思い出せません。思い出せるお子さんは、30秒制限時間つきで、約半数と言ったところでしょうか。

『人は、3日もすると、興味もなく素通りした知識や経験は忘れてしまいます。』

数学が好きな子は、授業中、先生の話を聞いてその場で理解し、授業中に出される演習問題で重要な理論を十分に理解するためかなかなか忘れません。逆に数学が苦手な子ほど、授業中に何となく聞いているだけというケ-スが多いため、忘れるスピ-ドも早くなってしまいます。

毎日コツコツと授業の予習・復習、問題演習をすることで、その日のことをその日のうちに理解するようになります。忘れてしまう内容が減少して、数学の学力が蓄積され、だんだんと解けるようになってきます。授業で習ってから1週間あけると30分かかけても解けない問題が、授業直後の夜に復習すると、5分で解けたりします。忘れないうちに理解を深めることで、学習効率がぐっと向上します。

 

(2)テスト前学習法

(1)で毎日数学の学習を行うと、テスト2週間前には、教科書、問題集の演習問題も2周目に突入します。

問題集には、

自力で解けた問題には ○印

分からずに答えを見て思い出した、内容を理解した問題には △印

答えを見ても意味がさっぱり解らない問題には ×印

を付け、解いた日付も記入しておきましょう。テスト前の2週間は、(△・×印)の問題を徹底的に復習して、全ての問題を(×⇒△⇒○)、とできるように反復練習をしていきます。

テスト2日前には、応用、発展問題も含め、問題集の演習を3周終了しているのが理想です。

 

(3)過去にさかのぼった基礎固めの学習

『数学は、いつ頃から苦手だと感じるようになりましたか?』という質問をすると、

小学校1年生の算数から苦手と感じているお子さんから中学校以降最近の授業でわからなくなった方など、一人ひとり時期は様々です。

トライには、『トライスピードラーニング』 『リハーサル学習法』  『対話式学習法』 など、1対1の家庭教師ならではの、様々な独自の学習メソッドがあります。

上記3つの学習法をまとめて簡単に説明します。各学年の教科書や問題集から、各分野の重要例題を紙芝居形式で生徒さんに質問し、実際に問題を解いてもらったり、口頭で解き方を説明してもらったりしながら、各単元をどれくらい理解しているかを確認しながら進めていきます。

全く理解していない単元、忘れてしまっている単元、間違えて覚えてしまっている単元など様々ですが、苦手単元を発見したら、生徒さん本人が、『わかった!』 と感じるまで集中的に指導を行っていきます。

 

(4)ケアレスミスの改善

ケアレスミスにも何種類かあり、原因も種類別にいくつか想定されます。

ここでは、数学のケアレスミスの代表的なものを取り上げ、ケアレスミスをなくすための訓練方法についてご説明します。

1.解き方は理解しているが、途中の計算式を書かずに解答し答えを書き間違える。

小学校時代に、スピ-ドを求めるあまり途中の計算式を全て暗算でやる習慣がついてしまっているお子さんに多いケアレスミスです。

小学校までは、最初の式から、2段階~3段階くらいで解答にたどりつけますが、中学校2、3年生の連立方程式、不等式、因数分解、二次方程式などになってくると、途中の式が、5~7段階くらい必要なものも増えてきます。

高校生理系の難問になると、計算の過程だけで、20行~30行になる問題も出てきます。

途中の計算式を省略すると、後から自分で見直す際、どこで間違えたのか分からず、復習するときもかなり非効率になります。

途中の計算式を書かない癖がある生徒さんは、早めに直す必要があります。

 

2.普段の学習では落ち着いて解けるのに、テストになると焦ってしまい実力が出せない。

テストで良い結果をもたらすためには、平常心を保つことが重要です。しかし、普段からテストの訓練を積んでいない生徒さんに『平常心を保ちましょう』 と言っても、どうしたら良いのか分からないかもしれません。

対策の一つとして、『ストップウォッチ勉強法』が効果的です。

数学のように、正確性とスピ-ドが求められる科目には、1問解くのに何分かかったかをストップウォッチで毎回計測して、問題の端にタイムを記録しておきます。2回目に挑戦するときに、1回目より早い時間で解ける実感を持つことも自信につながります。

普段から、時間的な制約のあるなかで問題を解く訓練をすることがとても重要です。

また、テストで問題用紙を見た際に、

(1)時間配分、ペ-ス配分を考える

(2)問題の難易度と自分が解ける自信がある問題を把握する

(3)(2)の判断から、解くべき優先順位を決定する

ことも、自分の実力を十分に発揮する上で心がけたいことです。

 

 3.回答欄への記入方法を間違える。単位を書き忘れる。

定期テストを作成する学校の先生は、生徒が入試本番で同じようなミスをしないために、わざわざ解答の記入方法を何種類か混ぜて問題を作成する方もいらっしゃいます。これに引っかからないように問題文を読むことが重要です。

代表的なのが、単位のついた問題です。簡単な例題で見てみましょう。

 

≪例題≫

太郎君は、A地点から池の周りの遊歩道を自転車に乗って右まわりで時速18㎞で走ります。

花子さんは、A地点から池の周りの遊歩道を徒歩で左回りで時速4㎞で進みます。

A地点から上記速度で同時にスタ-トした時、ちょうど6分後に池の反対側のですれ違いました。

(問)池のまわりの遊歩道の1周の長さは、何mでしょう?

 

≪答え≫

太郎君:時速18㎞ 60分間で18㎞進む速さのため、6分間では、10分の1の距離を進みます。18×0.1=1.8〔㎞〕

花子さ:時速4㎞ 60分間で4㎞進むため、6分間では、10分の1の距離を進みます。4×0.1=0.4〔㎞〕

よって、池の周りの遊歩道の長さは、1.8+0.4=2.2  答え:  2.2 〔km〕

 

気付かれましたか?この答えだと残念ながらテストでは間違いになってしまいます。

正しい答えは、答え:  2,200 〔m〕   です。

 

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前回お話しした、「定期テストに向けた勉強方法(中間テスト・期末テスト)中学生編 ①」では、

定期テストに向けた、環境の整え方、事前準備の仕方についてお話ししました。

今回は、各科目の学習方法なども交え、もう少し深く掘り下げていきたいと思います。

 

【 4 】 効果的な学習方法(理科・社会)

理科、社会は『暗記科目』と言われることが多いですが、暗記にもコツがあります。

 

≪暗記/記憶のコツ≫

(1)繰り返す

(2)まとめる

(3)印象付ける

(4)試しに使ってみる

この4つの要素についてお話ししたいと思います。

 

(1)繰り返す

一般的に、人があることを暗記、記憶するには、日に分けてタイミング良く、4回~5回(4日~5日)、繰り返し使(見る・話す・聞く・書く・触れる・匂いを嗅ぐ・味わう)と、暗記、記憶の定着率が上がると言われています。

食べ物でも、大人になってからふとした時に(匂いを嗅ぎ・味わい)、小さいころに食べた味を当時の情景とともに鮮明に思い出すことがあります。これは、昔舌が覚えた味を再度味わうことにより、五感が反応し、当時の情景が一気に呼び覚まされるのでしょう。

五感を駆使した学習方法ですが、勉強の場合、(触れる・匂いを嗅ぐ・味わう)はあまり関係ないので、ここでは、(見る・話す・く・書く)についてお話ししたいと思います。

たとえば学校の先生は、4月の新学期を迎えると、毎朝出欠席を取って、全員の名前を皆の前で読み上げることが多いと思います。

あれは、先生自身が早く全員の名前と顔を一致させたいという教師自身の願望のためでもありますが、教室の全員が知らない級友の顔と名前を早く覚えて、コミュニケ-ションを取りやすくするための計らいでもあります。

5月頃になると、子供がクラス全員の顔と名前が分かるようになるのは、毎日の出欠点呼によって、自然と名前が耳に入り、返事をしている人を見て、顔と名前を一致させているためです。

 

(2)まとめる

記憶は、1つのことだけを記憶していても、使い勝手があまり良くありません。

たとえば、お母さんに『友達の山田君ってどんな子?』と聞かれても、詳しく知らない場合は、

『背の大きい子。』

などとしか答えられませんが、

『背が170㎝くらいあって坊主頭で (視覚的要素)

小学校の時に野球チ-ムでピッチャ-をしていて足が速くて (本人の経歴)

小学生の双子の妹がいて、お父さん、お母さん、おばあちゃんと6人家族で、お父さんはお仕事で海外へ出張に行っているんだって。(家族構成)』

というように10コ以上の情報をまとめて暗記出来ていると、その人物の全体像が明確になってきます。

これを歴史上の人物に置き換えてみます。

『伊藤 博文』 の名前だけ暗記していてもあまり意味はありません。

『伊藤 博文は、明治時代の政治家で、元長州藩の人。初代内閣総理大臣、初代枢密院議長。初代韓国統監、1990年、ハルピンで安重根に暗殺された。』

『伊藤 博文セット』で、まとめて暗記出できれば、かなり有効に活用できます。

 

(3)印象付ける

インパクトのある人の名前や事故・事件、怖い先生などの名前は覚えるのが早いと思います。

社会で言えば、地名や歴史上の人物、理科では、植物の部位の名前など、見たことがなく、興味のないことをきちんと暗記するには、印象付けて覚える創意工夫が不可欠です。

教育プランナーの私も、年間に1,000名くらいの方と個別にお話をします。

どうしても名前だけではすぐに忘れてしまう可能性が高いため、お子さんの名前と一緒に、緑色の屋根の家で、場所はセブンイレブンの裏側、庭に茶色の犬がいて吠えられた、など、印象深かったことも一緒にまとめてメモで残しておきます。後から思い出すときに、そのいずれかのイメージが浮かべば、芋づる式に思い出すことができます。

 

(4)試しに使ってみる

自分自身で試しに使ってみる(教科書の文字を音読して自分の耳で自分の声を聞き、書いて覚える)ことで、飛躍的に暗記にかかる時間、暗記の精度は変わってきます。

理科・社会が苦手だという生徒さんは、テスト前でも、教科書やプリント、ノ-トをさっと目で読んでお終い、という方が多いように思います。

社会の地理、理科の暗記部分に関しては、きたない絵でも間違っていてもいいので、自分で白い紙に書き写しましょう。後から答え合わせをして修正していく作業を行うことで、間違えた場合でも、その間違えたという印象が残り、正しく直すことで記憶が深まります。

よく、『テスト前は問題集をやります』 という話しも聞きますが、暗記をせずにいきなり問題集を解いても、なかなか捗らないと思います。

暗記(音読⇒自分の声を聞きつつ書いてまとめて暗記) ⇒ 問題演習(問題集をやる) ⇒ 間違えたところの修正・正しい答えの暗記(答え合わせと間違い直し)

の流れで暗記の精度を高めていくことで、定期テストの成績も上がってくると思います。

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定期テストに向けた勉強方法(中間テスト・期末テスト)中学生編 ①

  

中学校生活の中で、中間テストや期末テストなどの定期テストは、

各学期の総合成績となる内申点に直結する重要なテストとなります。

内申点は、ご存じのように高校入試の時に大切な指標となります。

新中学校1年生の方にとってははじめての定期テストとなりますので、

しっかりと気を引き締めて最高得点を狙うつもりで取り組んでほしいと思います。

  

【 1 】 目標点数を設定する

私は、普段中学生の皆さんとお話しをする機会があると、

『次回の中間テストは、国語:○○点、数学:○○点・・・合計○○○点/500点満点 目標で頑張りましょう。』

などと、初期目標の設定をさせていただくことが多くあります。

  

人によって個人差があるかもしれませんが、一般的に目標を設定するとき、

目標到達が現実的に可能かどうか、チャレンジ意欲がわき起こるか、

あきらめてしまうかのギリギリの目標ラインというものがあります。

 

私も経験上からではありますが、各生徒さんの目標設定をする時、限界値(臨界点)を

現状の点数の120%前後に置いて各科目の目標設定をするように心がけています。

つまり、130%以上の高すぎる目標を掲げると、取り組む前にあきらめてしまう人が多いということです。

 

たとえば、A君の場合、

前の学年の学年末テストの結果が、

国語:48点

数学:72点

理科:66点

社会:92点

英語:77点

合計:355点/500点満点

だった場合、次回の中間テストの目標設定をする場合は、

国語:48点×120%=48×120%≒57点

数学:72点×120%=72×120%≒86点

理科:66点×120%=66×120%≒79点

社会:92点×120%=92×120%≒110 ・・・→100点満点なので、≒100点

英語:77点×120%=77×120%≒92点

合計:57+86+79+100+92=414点/500点満点

  

よって、次回の中間テストの目標点数は、

355点/500点 ⇒ 414点/500点=116%目標  というような感じです。

  

【 2 】 学習開始日時を設定する

よく生徒さんへ、『テスト前、何日くらい前から勉強を始める?』 という質問をします。

多い答えが、下の3つでしょうか。

1位・・『1週間前』

2位・・『3日前』

3位・・『いつもと変わらない(全くしない)』 

  

定期テストの科目数は、

中間テストでは主要5科目(国語・数学・理科・社会・英語)

期末テストでは全9科目=5科目(国語・数学・理科・社会・英語)+副4科目(音楽・体育・美術・技術家庭)

と科目数もかなり多くなります。

  

私がテスト勉強を開始するタイミングとしてよく提案させてもらうのは、

中間テスト(5科目)の場合 ⇒ ①1週間前 ②10日前 ③2週間前

期末テスト(9科目)の場合 ⇒ ①10日前 ②2週間前         の時期が多いです。

  

そして、テスト2日前までに全てのテスト対策学習を計画通りに進め、

テスト前日は最後の総仕上げで総見直しと弱点補強に充ててほしいと思います。

  

【 3 】 学習計画表を作成する

たとえば、上記のように中間テスト対策のために1週間前から学習を開始するわけですから、

10日前くらいには、1週間分の学習計画表を作成して準備に取り掛かる必要があります。

(1)1日の最低学習時間を設定する

よく、中学生に求められる(やって欲しい)普段の家庭学習時間は、学年+1時間と言われます。

よって中学校2年生でしたら、2+1=3時間が普段の家庭学習時間数になります。

テスト前1週間は、部活動もお休みになる中学校も多いので、さらにプラス1時間くらいはやってほしいと思います。

つまり、中学生のテスト前にぜひ実践して欲しい家庭学習時間は、学年+1時間+1時間=学年+2時間 です。

  

(2)具体的な学習内容に落とし込む

1日の目標学習時間を設定した上で、何時から何時まで、どの科目の何をするのか、手書きで自分で書き込んでいきます。 

(例)1日の学習計画例

17:00~17:50 数学:問題集の演習:5問 (休憩10分:インタ-バル)

18:00~18:50 数学:問題集の演習5問

18:50~20:00 休憩・食事・その他(家の手伝いなど)

20:00~20:50 英語:教科書全文・全訳暗記(LESSON.2)など

21:00~21:50 社会:教科書まとめの暗記・漢字の練習:1ペ-ジ・問題演習:2ペ-ジ

21:50~22:30 風呂

22:30~ 睡眠

ボクサ-が、3分間を体内時計が覚えているように、中学生は集中力の継続する時間数を、

テストの時間数にあたる50分で設定すると良いと思います。

50分学習 ⇒ 10分休憩 ⇒ 50分学習 ⇒ 10分休憩

の学習サイクルの定着を図っていきます。

集中力が続かないようであれば、

45分学習 ⇒ 15分休憩 の学習サイクルでも問題ありません。

  

また、ちゃんと勉強出来たら、蛍光ペンなどで科目別に色分けして

学習計画表へ実施の書き込みを行い、サボったらサボったと分かるように

(テレビを見た・ゲ-ムをした・寝た・・など)記入しておくと

1週間を振り返った時に自己反省して学習改善に向かいやすいと思います。

  

 家庭教師のトライ 宇都宮校   森   

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春らしい日和になってきました。

家庭教師のトライ宇都宮校の近くにある桜並木の木々も、満開の時を待つような感じです。

今日は、栃木県教育委員会発表から発表された、平成24年度 県立高等学校入学者選抜諸日程をお知らせします。

気が早いと思われるかもしれませんが、高校受験を迎える中学校3年生の皆さんは、高校入試まで1年を切っています。

全日制課程の学力検査日は、平成24年3月7日(水)ですので、入試前日までを数えると327日でした。

11ヶ月を切っていますね。10ヶ月ちょっとです。  平成23年4月14日~平成24年3月6日の日数)

 

≪ 平成24年度 県立高等学校入学者選抜諸日程 ≫

【 1 】 全日制課程

(1) 推薦入学関係

① 願書提出期限 平成24年2月6日(月)~7日(火)

② 面接 平成24年2月10日(金)

③ 合格内定 平成24年2月14日(火)

 

(2) 学力検査関係

① 願書等及び調査書提出期間 平成24年2月16日(木)~17日(金)

② 出願変更期間 平成24年2月22日(水)~23日(木)

③ 受検票交付期間 平成24年2月27日(月)~28日(火)

④ 学力検査 平成24年3月7日(水)

⑤ 合格発表 平成24年3月13日(火)

 

【 2 】 定時制課程

(1) フレックス特別選抜系

① 願書提出期間 平成24年2月22日(水)~23日(木)

② 受検票交付期間 平成24年2月27日(月)~28日(火)

③ フレックス特別選抜 平成24年3月7日(水)

④ 合格発表 平成24年3月13日(火)

 

(2) 学力検査関係

① 願書提出期間 平成24年3月13日(火)~15日(木)

② 学力検査 平成24年3月19日(月)

③ 合格発表 平成24年3月23日(金)

 

【 3 】 通信制課程

① 願書出願期間 平成24年3月13日(火)~16日(金)、19日(月)、21日(水)~23日(金)、26日(月)

② 面接 平成24年3月20日(火)、27日(火)

③ 合格発表 平成24年3月28日(水)

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今週から、入学式、始業式と、新学期が始まった学校も多く、

生徒の皆さんも新しい環境、新学年での学校生活に心躍らせておられるのではないかと思います。

今週は学校行事などが多く、なかなか勉強に力を入れられなかったという保護者の方からのお話も多々あり、

来週から本格的に授業開始といったところでしょうか。

 

しかしながら、春休み明けから春休み明け課題テストがあった学校も多く、

5月~6月にかけては、今期最初の大切な定期テストがあります。

 

4月を何となく過ごしてしまうと、すぐにゴ-ルデンウィ-クです。

5月に入ると学校の授業も加速度を増していきます。

 

4月は新しい環境にも慣れ、心機一転新たな目標を掲げて頑張ろうという意識改革を行うにも良い季節かと思います。

「今年は頑張るぞ!」「今年こそは違う自分に変身するぞ!」

と自分自身を変革する良い機会だと思いますので、目標をしっかりと掲げて、日々の学習に力を注いでほしいと思います。

 

4月は、前学年の総復習と苦手分野の克服をしっかりと行い、周りと差を付けるため、

予習を早めに行い、授業の難易度を事前に理解しておきましょう。

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