教育プランナーブログ

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こんにちは。

家庭教師のトライ徳島校の山本です。

本日のテーマは【公立高校入試総評 数学編】です。



〇数学 総評

基礎学3回目と同じようなレベル感でした

簡単に説明すると、基礎学1~3回の総集編といえます。

対策は可能だったと思いますが、見直しをしていなかった子は点数が悪かったかもしれません。



〇大問1

気になった問題を2つピックアップします。



(6)は言葉が難しいです。

中央値・平均値・絶対値はしっかり対策できていた子も「近似値」は勉強していなかったのではないでしょうか。

言葉のニュアンスで突破できますが、考えこんでしまう子や見たことのない問題はシャットアウトしてしまう子は解けなかったと思います。



(8)は基礎学3回目で同じような問題を経験しているはずです。

習っていない公式を与えられて、使用してみなさいというタイプの問題は、これから先主流になるかもしれません。


本来であれば「理科」の分野の問題です。2020年らしい問題という感じがします。

代入できれば答えにたどり着ける簡単な問題ですが、おそらくこれから先のトレンドになる問題なので取り上げました。


〇大問2



毎度おなじみの思考問題です。今回は本当に総まとめ感があります。

ちなみに、この問題はぱっと見むつかしいですが、作図ができれば簡単です。

(1)は5番目の作図ができればいいので、小3でも解けるかもしれません。


(解説)

(1)は作図して数えても構いません。

もしくは、

1番目 (白)1 (黒)8

2番目 (白)4 (黒)12

3番目 (白)9 (黒)16

4番目 (白)16 (黒)20

この法則を文字であらわしてみましょう。

白の枚数は n²       とあらわせます。

黒の枚数は 8+4(n-1) とあらわせます。

結構難しいです。


nは〇番目の〇の部分です。(n番目ということ)

問題は5番目の時なので

白は 5²=25  黒は 8+4(5-1)=24   以上です。


(2)はここまでくれば楽勝でしょう。

(白)-(黒)=92枚になればいいので

n²-{8+4(n-1)}=92

→n²-4n=96

→(n-12)(n+8)=0

→12番目が答えです。


式を立てるまでが難しいです。

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