2014年12月4日
東京都 志望校別対策 中学受験編
こんにちは。
家庭教師のトライです。
今回は東京都で人気の中学校についてです。
紹介するのは、倍率が高いことで有名な、都立の中高一貫校「桜修館」です。
桜修館の入試は、適性検査ⅠとⅡに分かれていて、
Ⅰは算数・社会・理科が混ざったようなテスト、Ⅱは作文となっています。
<適性検査Ⅰ>
グラフ・資料の読み取り問題が出題されます。
特に資料から数値、割合を導き出す問題や、複数の資料から読み取れる関連性を
記述させる問題が頻出です。
問題文自体は会話文となっています。
資料を素早く処理する計算能力と併せて、それを簡潔に、論理的に自分の言葉で
表現する力が求められています。
また、規則性に関する問題が必ず出題されます。
特に提示された条件や図形から規則性を発見し、そこから答えを導く問題が頻出です。
<適性検査Ⅱ>
適性検査Ⅱは作文問題です。
桜修館中の作文問題は課題作文で、言葉やイラスト、写真などの資料をみて考えたことを
書く形式です。
字数は例年500字~600字です。
2014年は木材の写真を見て作文を書くという内容でした。
木材の写真が一枚だけですので、様々な着目点から作文を書くことが可能です。
逆に、文章の一貫性、つまり論理的な構成が非常に大切になります。
出題の意図としては、「論理的な説明力」を問いたいということがあります。
どのような考えでも良いので、「私の考えは~です、なぜなら〇〇だからです」といった具合に、
出題者に自分の考えとその理由が伝わる内容でなければいけません。
桜修館受験に必要な能力をまとめると・・・
・会話文とグラフ、図表を関連付ける分析力
・数字の規則性を見抜く力
・論理的な説明力
トライなら、ダイアログ(対話式)学習法でこれらを身につけることができます。
都立の中高一貫校志望でお悩みの方もご相談下さい。
家庭教師のトライ 東京本部