教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



過去の記事を見る

2021年10月

みなさんこんにちは!

家庭教師のトライ東京校です。


前回に引き続き、都立高校の入試対策についてお話して参ります。

今回の特集科目は、国語です。


国語はセンスだと考え、国語の勉強をきちんとしたことが無いという中学生が多くいらっしゃいますが、それはもったいないことです。国語の読解問題は、解き方のコツや決まったパターンがあり、短期間でも対策が可能な科目です。出題傾向や時間配分を予習し、国語の勉強をきちんと行いましょう!

また、国語は例年平均点が70点前後と、他の科目に比べて高くなっています。ここで点数を落とすと差につながるため、しっかりと得点を積み上げていきましょう。


【出題傾向】

国語の平均点は毎年70点前後を推移していましたが、令和2年度には81.1点にまで上がりました。令和3年度には72.5点となり、今年度も落ち着きを取り戻すと予想されます。


【対策】

大問1 漢字の読み

半分以上が中学生で習う4・3級の漢字。しかし、準2級レベルの漢字も2割ほどの確立で出題させるため、満点を狙う場合は準2級のテキストまで学習しましょう。


大問2 漢字の書き

中学生で習う範囲からは出題されず、すべて小学生の範囲(5級以下)から出題されています。漢検5級までのテキストで書き取りの練習をしましょう。


大問3 物語文の読解

物語文を読んで設問に解答していく問題では、登場人物の気持ちなんかわからない!とあきらめてしまう人もいますが、問題として出題されている以上、文章を読んで答えを導き出せるものしか問題になっていないはずです。傍線部や選択肢を読む際、登場人物がその時「喜怒哀楽」のどの感情なのかを考えながら読むと、選択肢が絞りやすくなります。


大問4 論説文の読解

論説や説明文の読解については小説とは異なり、答えはすべて文章の中に書いてあります。問題文を読み、似た表現が使われている本文のパートから答えに結びつく文章を見つけ出しましょう。

また、設問5では200字作文が出題されます。配点は10点と大きい問題ですので、過去問で書く練習を繰り返し、得点源にしていきましょう。作文が苦手な人は、自分が言いたいことを箇条書きで書きだす練習から始めましょう。そこで出てきた要素をつなぎ合わせて文章にしていくと、自分の言いたいことを抜け漏れなく入れることができます。

そして、書く練習をする際は必ず誰かに添削してもらってください。客観的な視点からフィードバックをもらい、文章を洗練させていきましょう。


大問5 古典鑑賞文の読解

古典を題材にしていますが、現代文で書かれた鑑賞文がついているので内容理解に苦しむことはないと思います。論説文の読解と同じように、問題や選択肢のキーワードを本文に照らし合わせ、正答に結びつく文章を見つけましょう。


次回は理科について特集します。お楽しみに!

このページのトップに戻る

東京都のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら