教育プランナーブログ

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2011年10月

今回はセンター【物理・化学】対策についてお話をしてまいります。

理系の生徒さんは物理・化学での受験をされる方も多いと思います。

 

・物理Ⅰ

物理Iは、大きく「力学」「電磁気」「波動」の3分野に分けられます。

これらの範囲から大問4題(25問程度の設問)を60分間で解答することになります。

数式・数値の計算だけでなく、短文の正誤を選ぶもの、正しい図やグラフを選ぶものなど

出題形式は多岐に渡っております。

出題内容は、高校で習う基本的内容が問われます。教科書レベルの問題を中心に

繰り返し対策をするようにしていきましょう。また図やグラフなどを読み取って利用する問題などが

出題されておりますので、過去問や予想問題を多く解き出題形式に慣れることが重要です。

 

・化学Ⅰ

化学Iは例年、第1問と第2問が「物質の構造」、「熱化学」、「酸と塩基」、「酸化還元・電池・電気分解」、

第3問が「無機化学」、第4問が「有機化学」という構成で合計28~29問出題されます。

知識を問うだけの単純な問題は少なく、実力がついていなければ容易には解けない問題が多く出題されています。

過去問の類似問題が出題されることもあります。

60分間で約30問の問題を解かなければならないため、迅速な判断力と計算力が要求されます。

また無機化学、有機化学の暗記内容も多く出題されますので、暗記問題で時間をかけないようにして

計算問題に割く事が出来る時間を確保しましょう。

暗記内容は項目ごとにノートにまとめておくと覚えやすいでしょう。

 

短い期間しかありませんが是非実践して下さい。

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今回は理科総合の対策について述べたいと思います。

多くの受験生が「理科総合?使わないなぁ・・」と思っているのではないでしょうか。

 

理科総合はAが「物理・化学」、Bが「生物・地学」範囲になります

理科総合では「広く・浅く」知識が問われます。

他の理科科目と重なる部分も多く、本格的な対策をしなくても高得点が狙える可能性があります。

 

昨年度、鳥取大学地域学部に合格した生徒さんは、当初物理受験の予定(理系から文転したため)でしたが

11月末に理科総合Aへ切り替え、本番で88点を取り合格へ大きく前進しました。

現在受験科目を「物理Ⅰ」「化学Ⅰ」「生物Ⅰ」「地学Ⅰ」で考えている方で、該当科目の成績が全く伸びない、

今後伸びる見込みが薄い方は、理科総合に切り替えるのも一手です。

 

ここまで理科総合受験の利点について述べましたが、大きな欠点があります。それは、

「利用できる大学・学部学科が少ない」

鳥取大学を例に、理科総合での受験可否をみてみると、

 

・地域学部全科 ⇒ 

・医学部全科 ⇒ 不可

・農学部全科 ⇒ 不可

・工学部 ⇒ 社会開発システム工学科(理総AB共OK)、知能情報工学科(AのみOK)、他学科は不可

 

上記のように理系学部の受験には使えない場合が多いです。

自分の志望校で利用できるかを確認しておきましょう。

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今回はセンター数学対策法について述べてまいります。

 

≪センター数学ⅠA 傾向と対策≫

数学ⅠAは問題数も適度で、決して難しい問題は出ません。

しかし、2次関数を図形できちんと書く事や、計算の途中式を書く事など、基本をおろそかにするとミスが出やすくなります。

例年、大問4問で構成されており今年度も変更はないと思われます。

 

大問1 数と式、方程式、不等式、集合と論理

大問1はミスが無ければ得点しやすい内容です。集合と論理では必要条件・十分条件の問題演習を繰り返し、問題の形に慣れておく事をお勧めします。

 

大問2 2次関数

文字を含む2次関数の出題が多いです。グラフが書かれていない場合は必ずグラフを書き、グラフを元に解答を進めれば問題ありません。場合分けや移動を含む問題も多く練習しましょう。

 

大問3 図形と計量、平面図形

余弦定理・正弦定理を利用する問題がよく出題されます。正弦余弦定理を利用する問題を多く解きましょう。

平面図形は面積比や方べきの定理・円周角の性質などを問う問題が多いので、これらの定理をしっかりと覚えて活用できるように演習を繰り返して下さい。

 

大問4 場合の数、確率

例年場合の数が出題されておりますが、今年は出ませんでした。来年には復活すると思われますので場合の数はしっかりと対策を立てておきましょう。基本的な内容の問題が多いので丁寧に順を追って解答するようにして下さい。

 

 

≪センター数学ⅡB 傾向と対策≫

数学ⅡBの平均点は例年50点程です。数学Ⅰの知識・理解が無ければ数Ⅱで得点することは難しくなります。現状、数ⅠAと数ⅡBで50%の得点が出来ていない生徒さんは、まずは数Ⅰの完成を目指し、数ⅡBはポイントを絞って得点出来る問題を増やすように勉強を進めて下さい。

 

数ⅡBは大問4題の構成です。数Bの部分は選択科目になりますが、多くの受験者が数列・ベクトルを選択しますので、そちらの対策について述べたいと思います。

 

大問1 三角関数、指数対数関数

例年1問目には、三角関数が出題されています。あわてずにじっくり考えれば、解ける問題がほとんどです。基本的な事項を整理し、きちんと頭に入れておくことが得点獲得のカギになります。特に出題頻度の高い加法定理、2倍角・半角の公式は覚えておきましょう。

指数対数関数問題は、難易度の高い問題はあまり出題されていません。しかし、指数関数や対数関数の基本的な性質が頭に入っていないと解けません。また、他分野との融合問題の出題も予想されますので、基本的な事項をきちんとおさえておきましょう。

 

大問2 微分・積分

それほど難しい問題はないものの、全ての範囲がまんべんなく出題される傾向にあります。また融合問題として出題されているので、曖昧な知識では詰まってしまう可能性があります。関数の最大・最小、極大・極小、積分の計算などは繰り返して学習し、解答出来るようにしましょう。

 

大問3 数列

等比数列と等差数列と和の計算は、ほぼ毎年出題されております。群数列が出題されなくなり、代わりに階差数列が問われることが増えています。漸化式では、隣り合う2項間の関係を調べる問題がよく出題されます。

 

大問4 ベクトル

図形への応用は、ベクトルの係数比較(3点が一直線上にのる条件、直線の交点の位置ベクトルを求めるなど)がほとんどです。基本計算、内積は頻出です。空間図形も、平面図形に帰着させて解く問題が出題されているので演習が必要になります。

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センター試験では現代文100点、古文50点、漢文50点での出題になります。

多くの大学で200点満点を採用しておりますので、

国語が苦手な生徒さんも、古文・漢文まで対策をしておく必要があります。

今回は、現代文・古文・漢文の勉強方法について考えていきます。

 

現代文・評論文

評論文は「理詰めで解く」ことが重要になります。

筆者の視点に立ち、各段落で一番重要な部分を見つけつなげていく。

それが文章の要点であり最も筆者が主張したい内容になります。

それが出来れば残るは設問と内容の比較になります。

センター試験の場合は5択です。

5択⇒3択(2つを省く)⇒正解を導く、という流れが最もオーソドックスな解き方だといえます。

5⇒3は非常にたやすいですが、3⇒1は本文を読み解く力と同様に問題文を読み解く力も要求されます。

「正しい部分もあるが間違いもある」選択肢を見極めて消去する必要があります。

 

小説

小説は心情を読みとることが重要になりますが、

前段として「背景」と「人物」そして「出来事・事件」を把握することが大事です。

文章の必要な部分に印をつけながら読むと、問題に取り掛かって見直す際に

ポイントが見つけやすくなりますので実践して下さい。

設問消去は評論文と同じ手法で行いましょう。

 

古文

古文は外国語と同じと思って対策をして下さい。

古語(単語)文法(助動詞・動詞・敬語)の基本は必ず押さえておくようにしましょう。

また物語の作られた時代の背景(文化・習慣など)も理解しておくと内容の理解が容易になります。

 

現在古典の点数が伸びずにセンターまでの短い期間で大幅UPを目指している生徒さんにおススメな勉強法は、

「口語訳文」を読んで大体の内容をつかんでしまう事です。

単語と文法の基礎学習と口語訳文で内容理解をすることにより半分以上の得点が期待できます。

 

漢文

漢文は例年センター国語の中で最も難易度が低い分野になります。確実に40点以上を狙いましょう。

覚えておかなければならない語彙も句法も多くはありません。丸暗記をして下さい。

また故事成語や漢字の知識があれば盤石になります。

出題される問題の題材もさほど多くありませんので、

センター過去問やマーク式の問題集を数多く解き問題文に慣れるようにしましょう。

 

 

国語は勉強しても伸びないと思われる生徒さんが多いですが、国語は理詰めで正解を導く事ができ、

対策がしっかりと出来ていれば高得点が狙えます。家庭教師で短期間での得点アップを目指しましょう。

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今回より、受験対策法について述べたいと思います。

各科目の対策、過去問対策方法などの勉強法は次回から説明します。

今回は全体的な話をしたいと思います。

 

≪受験前 日々の生活の心がけ≫

①受験までにやるべき内容を書きだす

今から受験までにやらなければいけないこと、到達しなければならない目標をノートなどに書き出す。

毎朝「本日のやること」を確認し、それぞれに優先順位をつける。

毎日の達成状況を確認して遅れが出ないようにする。

 

②体調不良でも休まない

「今日は熱っぽいから休もう」とか「風邪気味なので今日の勉強は無しにしよう」など、

これから寒くなると体調不良になり、休むこともあるかと思います。

通常学年で有れば初期段階でゆっくり休んで、酷くならないようにしなければなりませんが、受験生は別です。

もちろん「40度の高熱が出ている」などの深刻な状況であれば休んだ方が良いですが、

多少具合が悪い程度であれば可能な範囲で勉強をするように心がけてください。

本番の日に体調が悪いことも十分に考えられます。体調不良でも入試日は変更されません。

 

③やる気が出ないときは好きな科目をやり、気持ちを高める

「今日は気持ちが乗らないなぁ」という日もあると思います。

そんな状況でも自分を奮い立たせ頑張って欲しいのですが、どうしてもやる気が出ないときは

得意科目・好きな科目に取り組むと良いでしょう。気持ちをリフレッシュして苦手科目に立ち向かいましょう。

 

④気分転換の仕方

長時間勉強をすると眠気も襲ってきますし集中力も途切れてきます。

2時間ごとに立ちあがって伸びをしたり、顔を洗うなどして気分転換を図って下さい。

どうしても眠い時はベッドなどで横にならずに椅子に座ったまま5分~10分目を閉じて安静にしましょう。

眠気も収まり新たな気持ちで勉強に取り組めるはずです。

他にも服を着替える、好きな歌を1曲聞くなどで気分転換をしましょう。

 

目標に向かってのラストスパートです、頑張りましょう。

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鳥取大学各学部・学科のセンター得点率と2次試験偏差値です。

現状のマーク模試得点と比較し、本番までに目標得点に到達するよう頑張りましょう。

トライでは、理科・社会対策が出来ていない生徒さん向けに短期集中講座を実施しております。

残り2ヶ月半で目標を達成出来るように指導を致します。

 

鳥取大学            
           
【前期日程】       【後期日程】      
学部 センター
得点率
得点
(満点)
2次
ランク
学部 センター
得点率
得点
(満点)
2次
ランク
               
◎地域学部       ◎地域学部      
○地域政策 68% 477(700)   ○地域政策 73% 436(600) (3教科)
○地域教育 65% 588(900)  53 ○地域教育 69% 310(450)  
○地域文化 68% 747(1100)  53 ○地域文化 70% 351(500) (3教科)
○地域環境 64% 513(800)  52 ○地域環境 68% 544(800)  
               
◎医学部       ◎医学部      
○医 86% 777(900)  64 ○医 89% 799(900)  
○生命科学 72% 573(800)   ○保健-看護 72% 575(800)  
○保健-看護 68% 542(800)  52 ○保健-検査技術科 76% 608(800)  
○保健-検査技術科 75% 602(800)   53        
               
◎工学部       ◎工学部      
○機械工 59% 294(500)  47 ○機械工 64% 415(650)  48
○知能情報工 59% 325(550)  47 ○知能情報工 65% 425(650)  48
○電気電子工 57% 258(450)  47 ○電気電子工 66% 428(650)  48
○物質工 60% 327(550)  47 ○物質工 66% 429(650)  48
○生物応用工 61% 337(550)  48 ○生物応用工 69% 445(650)  49
○土木工 55% 249(450)  45 ○土木工 63% 409(650)  46
○社会開発システム 57% 316(550)  46 ○社会開発システム 63% 406(650)  47
○応用数理工 58% 317(550)  46 ○応用数理工 63% 412(650)  47
               
◎農学部       ◎農学部      
○生物資源環境 67% 599(900)  55 ○生物資源環境 76% 682(900)  
○獣医 82% 742(900)   ○獣医 80% 717(900)  

トライ教育情報センター調べ

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今回は県内大学の動向についてお話いたします。

鳥取県の大学入試について今年は大きな変化があります。

鳥取環境大学の公立化です。報道でも大きく取り上げられているのでご存知の方がほとんどだと思います。

AO入試が9月に実施され、9月26日に合格発表がありました。表を参照下さい。

 

出願・受験・合格状況(最終) 単位:人
区分 環境学部 環境学科 経営学部 経営学科
募集人員 14
出願者数 75 31 106
受験者数 75 31 106
合格者数 18

 

環境学部の倍率が8.3倍経営学部が3.4倍と人気を集めました。

 

昨年度はAO入試を2回実施し、定員割れであったことからも今年の人気の高さが伺えます。

11月と12月の一般公募推薦、2月の一般入試と入試が続きますがAO入試同様高倍率が予想されます。

 

鳥取大学は大きな変化はありませんが、今年から理科と地歴公民のセンター試験の入試方式が変わりましたので目標得点率などに変化が現れる可能性があります。情報が入り次第お知らせします。

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 センター試験まであと3カ月ほどになりました。

国公立を目指している生徒さんは、センター対策の最終段階に入ってきていることと思います。

私立大学や一部の国公立大学では推薦入試も行われ、11月頃から進路が決定する生徒さんも出てきます。

  

 国公立を志願されている生徒さんの中には「センターの結果が出てから志望校を決める」と言う方がいます。

「合格できる可能性のあるところに・・」ということかもしれませんが、合格して大学で何を勉強すれば良いか分からない。

目標としていた大学というわけではないのでヤル気が起きない など、大学選択のミスマッチが往々にして起こります。

 

 大学での勉強は、高校時代のように与えられるものではなく、自分から研究テーマや課題に取り組む勉強になります。

また数多くの友人や恩師と出会うチャンスでもあります。自分の進路希望を見つめ「○○大学に是が非でも行きたい」や

「大学で○○の勉強をしたい」などの方向性をつけることが重要になります。

  

 ある程度の方向が定まったら、志望校の中で「チャレンジ校」「実力相応校」「安全圏校」を設定し、

国公立であればセンター結果によって志望校を変更し、私立大学の場合は受験日程を考えながら受験校を決定すると良いでしょう。

 

 現状の成績でどこの大学を目指せば良いかが分からない、志望校選択の相談に乗って欲しい

といったご相談がありましたらトライまでご連絡下さい。志望校の決定から志望校合格までの学習計画の立案と実施を行います。

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鳥取県高校入試の傾向と対策、今回は作文についてです。

作文は毎年出題され、配点も50点満点中6点と大きなウエイトを占めます。

満点が取れるように万全の対策を講じましょう。

 

採点のポイントは以下になります。

①問われた内容に沿った文章であるか。

②内容は簡潔にまとめられているか。

③作文を書く上でのルールに則っているか。

④中学までに習う漢字を正しく使えているか。

 

テーマに沿った内容を簡潔に、かつ時間をかけずに書くには練習が必要になります。

様々なテーマを設定して自分の意見が120字~140字で書けるように取り組んで下さい。

 

一ヶ月にわたって高校入試対策についての内容をアップ致しました。

少しでも皆さんの受験勉強の役に立てればと願っております。

 

トライでは日頃の学習成果の効果測定の一環として「理解度確認テスト」を実施しております。

全国規模の自宅型の模擬試験です。

学校単位では見えにくい県内での自分の到達度や志望校に対しての合否判定が可能です。

自宅型ですので試験開始時間は自分の生活のリズムに合わせることが可能です。

この機会に是非チャレンジして下さい。

1回5教科で3150円で受講者を募集しております。

お気軽にトライまでお問い合わせください。(テストのみの受講も可能です)

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鳥取県高校入試の傾向と対策、今回は国語の古典分野についてです。

 

例年古典は古文が出題されておりましたが、昨年は漢文が出題され戸惑った生徒さんも多かったようです。

しかし漢文の出題ではありましたが、書き下し分が書かれており、通常の古文の問題を解く感覚で問題に取り組めるようになっていました。

 

古文の出題は5行程の短い文章が出題されており、「現代かなづかい」「単語の意味」「文法」「内容把握」を問う問題が中心となります。文の内容は決して難しくなく、意味を問われる単語も代表的なものが多いので、まとめ教材や模試などで対策をしておけば得点出来ます。国語の中でも安定的に得点が望める単元ですのでしっかりと対策を行いましょう。

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