教育プランナーブログ

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こんにちは、地元トライさんです!

今回は、3月8、9日に行われた富山県公立高校入試の英語と数学の傾向と対策を解説します!

【英語】

英語はリスニング、対話文、長文、英作文と昨年とほぼ同じ構成でした。

今回の入試は、文部科学省の指導要綱改定に伴い、学力について基礎的・基本的な

知識・技能のほかに、知識・技能を活用して課題を解決するための思考力・判断力・表現力を

求める傾向が強くなっていました。

英語に関しては、4技能(読む・聞く・書く・話す)をバランスよく図る問題となっています。

特に、対話文・長文(読む)では、単に和訳ができればいいというものではなく、

速く正確に内容を把握して適切な解答を導き出す思考力・判断力が問われています

英作文では「書く(自分の意見を伝える)」を見る問題と、

対話文では「話す(自分の意見を伝える)」に重点を置いた問題となっています。

そして、リスニングで「聞く」能力を試しています。

なぜ、そのように考えたのかやそのように考えた過程は正しいのか(思考力・判断力)は

生徒と11で質疑応答をすることによって磨かれるものです。

また、「書く」「話す」という内容は、添削して正しいかを見る必要があるため、

11でなければその表現力は伸びません。

来年度も同じ構成であると考えられ、4技能の実力を全体的に伸ばしていくことが合格のカギとなってきます。

【数学】

数学は、小問、連立方程式、確率、2次関数、空間図形、平面図形、規則性、1次関数

という大問8問構成で大きな変化はありませんでした。

3年間の内容から網羅的に出ている点も特徴で、苦手単元があると、

その単元では全く得点できない可能性もあります。

また、各問題も基礎的・基本的な理解ができていることは前提で、例年通り

大問4以降の問題は、応用・発展問題中心に構成されています。

今までに見たことがない問題が出てきており、単に学校のワーク等で類似の問題が

解けるだけでは足らず、今までに学んだ知識を活用して思考力・表現力を問う問題が

大問5以降の全てで出題されていました。

各単元で、どのポイントを押さえればいいのかや、問題を見たときに、

どのような思考で導いていけばいいのかは入試の数学では必須の能力です。

また、証明問題など表現力を問う問題もあります。

富山県の公立高校入試は、各科目40点満点のため、1点で合否が分かれます。

全ての問題に対して、ケアレスミスなど起こさないように訓練する必要があります。

来年度に向けてご相談あれば、地元トライさんがご相談のりますので、お気軽にご相談ください。

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