教育プランナーブログ

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こんにちは、地元トライさんです!

今回は、3月8、9日に行われた

富山県公立高校入試の国語・理科・社会の傾向と対策を解説します!

【国語】

漢字、説明文、小説、古文、作文の大問5問構成です。

説明文のなかに漢文の問題や自分の主張を問われる問題など

特殊な問題が出題されました。

国語では言語の知的活動向上を図る上で、基本的な知識の習得と、論理的に思考し

表現する能力を中心に問題が作られています。

具体的には、基本的な知識が漢字や文法・語句の意味として問題で問われています。

また、他者の意見を論理的に理解し把握する能力を読解力という形で、

説明文・物語文・古文と文章の形式を変えて問われています。

文章問題では特に要約、内容把握に重点が置かれ、作者の主張を理解・整理し

記述する能力が問われています。

最後に表現力を特にみる問題として第5問の作文があり、今年は

「外来語」についての意見とその根拠を、資料を見ながら論理的に記述する能力が

問われました。

今後も解答に必要な語句の抽出・把握といった思考力・判断力に加えて、

的確に日本語として表現する能力が問われていくので、

その能力を伸ばせる11の授業が必要となってくるでしょう。

【理科】

地層、植物、電流、電流と磁界、気体の性質、生態系とエネルギー、天気、

電池とイオン、力の大問9問構成でした。

物理分野が大問3問、化学分野が2問、生物分野が1問、地学分野が2問、

複合分野が1問という形でどの分野からもバランスよく出題されていました。

生物・地学分野では、地層の形成や個体数の変化、気温低下の原因といった

現象の理解や蒸散の実験結果の考察という教科書を丸暗記しただけでは足らず、

なぜそのようになるのかという科学的思考力が問われていました。

物理・化学分野では、電流やイオン、圧力の単元での計算問題とともに

実験から考察する問題、イオン数の増減や浮力の理解など科学的理解を問う問題も

多いです。

今後も、実験・観察とその考察を中心に、科学的な知識・思考力・判断力を

文章記述や計算などで問われてくるものと考えられます。

特に科学的思考力は適切な思考過程を経る必要があるため、そこまで導いてくれる

1対1の授業が効果的でしょう。

【社会】

世界地理、日本地理(運輸)、日本地理、歴史(古代から近世)歴史(近代)政治、

経済の大問7問構成でした。

資料問題が多く、大問2は全て資料問題でした。社会は知識偏重と捉えられがちですが、

歴史の流れや国の仕組みなど全体的な理解と結びつけて問題を解いていく必要があり、

思考力・判断力の比重が大きくなってきている傾向にあります。

記述問題で表現力も問う問題も出てきているので、様々な知識を整理し記述できる

能力も問われています。

対策としては、基本的な語句を暗記した上で、各単元の全体的な把握や理解をさせ、

記述も添削できる1対1の授業が求められています。

【まとめ】

来年受験生の皆さん、早めに対策を行っていきましょう!

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