2020年3月7日
入試に向けて
3月2週目、高校受験生にとっては最大の勝負週となりました。
県内すべての中学が3月に入ってから休校になってしまいました。普段の学習を管理することに非常に困難を感じているケースが散見されます。
特に高校受験生は、直前対策で苦心された方も多いのではないでしょうか?
普段は学校に通って勉強している習慣がついているので、今回のように自宅学習となるとスケジュール管理の能力で差がつく場合も多くなります。
公立受験直前になってペースを乱してしまうことだけは絶対にあってはいけません。
以下の事柄に注意して残された日を実りあるようにしましょう。
①入試日に合わせた生活スタイルにすること
「普段、夜遅くに勉強する生活に慣れてしまうと午前中に問題がうまくとけない」という声をよく聞きます。
人間の脳はすごくデリケートな器官であり「普段働いている時間をキッチリ記憶してその時間に最大の力を出す」傾向があるようです。
また、どう間違っても入試当日に寝坊などはできません。最後の1週間は必ず、入試の日に合わせた生活を送りましょう。
すなわち起床する時間も入試会場に行くまでの時間を考慮して決めましょう。
そして9時25分から国語を勉強するようにしましょう。強くおススメします!
②直前期は勉強は早めに切り上げてもOK!?
入試日に合わせた学習を行い夕方で終了すると夜が空き時間になります。その場合は思い切って夜は軽めの学習にしてもいいと思います。
夜は夜で猛勉強!も褒めてあげたいことですが、疲労の蓄積や睡眠時間を考えると早めに休むことも重要になってきます。
③朝食は必ず食べる
学校が休みになると生活サイクルが変わり、普段より遅い時間に起床することもあります。
また普段から朝食をとらない習慣のある方もいると思います。
しかし入試日は少なくとも普段より早起きになりますので空腹になるのが早くなります。
また、朝食で摂る栄養が、頭がどこまで働くかに影響を及ぼします。
実際、和歌山県高校入試での1科目が国語に設定されているのですが、国語を解く際に働く大脳の部位は、前頭葉の前部<論理力・判断力・表現力を担当している>と言われており、非常にエネルギーを使う上に栄養が届きにくいところにあります。
そのため、早い時間に朝食を摂ることが大事なのです。
残り時間も少なくなってきました。
悔いのないラストスパートをかけてください。
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お待ちしています。