教育プランナーブログ

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5月にも入り、ゴールデンウィーク期間も終わりました。

ただ、今年についてはご存じの通り新型肺炎の流行拡大により各中学校・高校とも休校となっており、
これまでにない生活を送っておられると思います。
休校終了のお知らせもあまり入っていないようで、皆さんの不安も計り知れないのではないでしょうか?


「学習面に遅れが出るかもしれない」
「再開した授業は厳しいに違いない」


といった学習面の不安もあるでしょうが、それだけではないと思います。


友人や部活の仲間と会えないストレスも相当あると思います。


だからといって無理やり外出することもできません。

今しばらくは自宅でじっくり待機しましょう。


さて、3月以降自宅での学習を行っている皆さんの中で「飽きた」「集中できない」といった悩みをお持ちの方は
いないでしょうか?
今回はこの「飽き」について少し説明していきます。


「飽き」には2種類あることを理解しておきましょう。

よく「飽きた」という言葉に集約されますが厳密には飽きというのは2種類存在します。それらの特徴をわかっていれば
対処法も楽になります。


a.「同じ作業を何時間も続けてやっている時」
b.「同じ習慣を何日も続けている時」

の2種類なのですが、飽きるというのはいずれも脳が疲れを感じている状態ですので、飽きを感じているが無理やり続ける
事は必ずしもよい行動とは言えないようです。効率も落ち、疲れも回復しにくくなります。大事なのは適度な休憩など
対処法を知ることです。


a.「同じ作業を何時間も続けて飽きてしまった」
・・・継続されている時間にもよりますが、飽きよりも疲れと判断したほうがよさそうです。
ここで必要なのはリラックス作業です。いわゆる軽い運動や音楽鑑賞などが言えるのですが、
この中でも運動を強くおススメします。学習後の運動は脳細胞を増加させ、記憶機能を活性化するはたらきがあります。
特に有酸素運動といわれる多くの酸素を必要とする運動が良いとされます。

このことは大学の論文でもしばしば論じられることもあり、
「学習した4時間後の有酸素運動が最も記憶機能が増大する」
「メンタル面での不安も軽減される」などの報告も上がっています。

ここでいう有酸素運動とは屋外だとウォーキングやジョギング、屋内だとダンスや体操などが当てはまります。
ぜひ試してみてください。


b.「同じ習慣を何日も続けて飽きてしまった」
・・・a.と違うのは「短時間でも飽きてしまう」点です。これはわかりやすく言えば新鮮さがなくなったと考えればいいと思います。初めて当初は目新しい方法や問題集や教材に気持ちもノリノリだったのですが、いつしかその刺激もなくなり 始めるのが億劫になっていく・・・といったものですが、当然ながらこれらは良い傾向ではありません。


ここでの対処方法としては「やり方を変えてみる」事に他なりません。


相手が問題集なら音読しながら解くなど、「口に出してみる」ことが有効です。または科目・分野を変えずに問題集だけ変えてみてもいいかもしれません。ここで大事なのが脳が新鮮さを感じるかといったことです。脳というのは不思議な器官でしばらくほかのことをやり続けて、それにも飽きてきたころに元に戻すとまた新鮮さを感じるようです。


皆さんも「聞き飽きたはずの音楽を久しぶりに聞いたら新鮮さがあった」や「飽きたはずのゲームを久しぶりにやったらなぜかはまった」という経験はないでしょうか?それと同じ現象です。ここは工夫し甲斐はあると思います。


トライの家庭教師で指導を受けている皆さんは、講師やトライさんに相談してみてください。
一人ひとりに合わせてきっといいアドバイスができると思います。


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