今回は社会をテーマに扱います。

和歌山県内の私立中学で、入試に社会科を課すのは唯一つ、初芝橋本中学校のみです。

初芝橋本中学校の入試問題の傾向は、標準的な問題が多く、社会科の全分野を網羅しています。

算数で使う「資料解釈」の技術が必要となる問題も多く出題されています。

社会科の問題は、幅広く、日本史分野、日本地理分野、世界史分野、世界地理分野、公民分野から

出題されますので、偏ることなく網羅的な学習が必要となります。

和歌山の中学受験生の多くは、大阪の中学との併願を視野に入れていると思いますので、幅広く学習しておきましょう。

今回は理科をテーマに扱います。

理科の出題は、下記３パターンに大別できます。

①　実験観察問題が主のタイプ

近畿大学付属和歌山、初芝橋本、

②　理科の授業で学ぶ知識問題が主のタイプ

開智

③　計算問題が主のタイプ

智辯学園和歌山、和歌山信愛女子短期大学付属

全体としては物理系の問題の難易度が高いといえますが、偏った学習は危険です。

一つ一つの分野を学ぶ毎に、その分野における計算問題、公式の成り立ち、

主な実験とその結果や観察結果を中心に学習していくとよいでしょう。

以上が和歌山県・中学受験　理科の傾向です。

次回は社会をテーマに扱っていきますので是非参考にしてください。

今回は算数の対策についてご案内させていただきます。

どの学校も大問１は、計算問題もしくは、１行問題が出されています。

出題パターンは、中学受験の王道の各セクションから１問ずつがほとんどです。

中学受験の王道と言われている各セクションは下記の通りです。

・規則性、数列

・場合の数

・旅人算

・平面図形（面積・角度・作図）

・立体図形（体積・角度・作図・展開図）

・速さの問題

・ニュートン算

・整数問題

・虫食い残

・曜日算

・損益算

・還元算

・水槽問題

・つるかめ算

・比

・単位換算

・食塩水

・数論

※青字は、とくに頻出単元です。（和歌山県内私立６校の過去問分析より）

新傾向問題としては、ここ2年近畿大学附属和歌山と智辯和歌山に数論が出ています。

他の分野で十分得点できていれば合格可能ですが、対策を取るのであれば過去問が最良の教材となります。

次回は理科をテーマにお話しさせていただきます。是非ご参照ください。

今回は中学受験・国語の対策についてご案内させていただきます。

国語は物語文・随筆文・説明文・論説文から、学校によりこのうち２題が出題されます。

以下、各学校の出題傾向です。

①　物語文・説明文

開智・近畿大学附属新宮・近畿大学附属和歌山・智辯学園和歌山・初芝橋本

②　論説文・物語文

和歌山信愛女子短期大学附属

詩、四字熟語、漢字（読解と書き取り問題）、文法問題に加え、

新傾向として、知識問題も出題されるようになってきています。

複数校を受験する場合、偏差値で併願を選ぶのではなく、出題傾向で選ぶ方が、効率が良いといえます。

特に、和歌山信愛女子短期大学附属を受験されるお子様は、通える近さから和歌山県内の私立中学を受験されるより、

大阪府内にある同じ出題パターンの中学を選択する方が効率の良い勉強ができるといえます。

次回は中学受験・算数についてお話させていただきます。是非ご参照ください。

今回は和歌山県の中学受験対策法をお話します。

和歌山県内の私立中学校につきましては、共学は試験科目全てにおいて、

基本問題出題傾向にあり、算数だけではなく理科の計算問題、社会の資料解釈問題が含まれます。

深く掘り下げて勉強するのではなく、浅くても広い知識が求められています。

女子中は、難易度が高い傾向にあります。

次回以降は科目別の対策をお話しますので、是非ご参照ください。

今回は和歌山県の私立中学校の偏差値についてご案内させていただきます。

55　智辦学園和歌山中　

41　和歌山信愛女子短期大学附属中

39　近畿大学附属新宮中　近畿大学附属和歌山中

37　初芝橋本中

トライ教育情報センター調べ

以上が和歌山県・私立中学の偏差値一覧です。

是非受験の参考にしてください。

本日は和歌山県の私立中学校志望校選びをポイントにお話します。

和歌山県の私立中学校といえば、
①智辯学園和歌山
②近畿大学附属和歌山
③開智
④和歌山信愛女子
⑤初芝橋本
⑥近畿大学附属新宮
があります。

それぞれ各学校の特色をまとめました。

①智辯学園和歌山
大学合格実績（昨年度実績）：国公立211名　私立大388名　卒業生279名
大学実績を１番に考えるなら１番の学校です。

　　　
②近畿大学附属和歌山
現役大学合格実績（昨年度実績）：国公立276名　私立大718名　卒業生396名
特に、近畿大学への進学は274名。大学への道をある程度確保したいのであれば１番の学校です。

　　　　
③開智
現役大学合格実績（昨年度実績）：国公立127名　私立大467名　卒業生310名
学習環境だけでなく、クラブ活動にも熱心に取り組む学校です。

　　
④和歌山信愛女子
大学合格実績（昨年度実績）：国公立74名　卒業生241名
生徒に対し手厚いフォローが好印象の学校です。
　　

⑤初芝橋本
大学合格実績（昨年度実績）：国公立10名　私立大206名　卒業生193名
自由でのびのびとした校風になります。

　　　
⑥近畿大学附属新宮
大学合格実績（昨年度実績）：国公立17名　私立大149名　卒業生101名
個々の能力に合わせゆとりある学習カリキュラムが特徴です。

お子様のタイプに合わせて学校を選ぶなら③～⑥、大学実績で選ばれるなら①、②がおすすめです。
実際学校に足を運び、学校の雰囲気を肌で感じた上で、悔いのない志望校選びをして頂けたらと思います。

和歌山県高校入試の傾向と対策、今回は作文についてです。

１６０字～１８０字の記述形式です。

原稿用紙の使い方も採点対象となっており、最低限のルールは認識しておかなければいけません。

問われる内容も一捻りされており、しっかり内容を組み立ててから文章の作成に取り組まないと

出題者の意図にそぐわないものになってしまいます。文章の構成力が試される問題である。

和歌山県高校入試の傾向と対策、今回は国語の古文についてです。

出題量は例年、長文の中で少し触れられる程度です。

対策の優先順位としては高くないので、あまり時間を割きすぎない方がよいでしょう。

過去3年間のうち、2年は古文単独問題がなく、現代文の中に入れられています。

特殊問題として、例年１問だけ書道の問題が出題されます。知識問題なので、あらかじめ対策をしておきましょう。